ERPC、Geyser gRPC コネクション提供開始：Solanaネットワークのリアルタイムデータ取得を低負荷・高速で実現

グローバル RPC プロバイダ「ERPC」は、Solanaネットワークにおけるリアルタイムデータアクセスを強化する「Geyser gRPC コネクション」の提供を開始しました

ELSOUL LABO B.V.

2024年11月25日 10時36分

ELSOUL LABO B.V.（本社: オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO: 川崎文武）と Validators DAO が運営するグローバル RPC プロバイダ「ERPC」は、Solanaネットワークにおけるリアルタイムデータアクセスを強化する「Geyser gRPC コネクション」の提供を開始しました。

このサービスでは、Solanaネットワーク上で発生するトランザクションデータをリアルタイムでストリーム受信できるようになります。これにより、トランザクションやアカウント更新情報に基づいてトリガーを設置し、取引が完了した瞬間に関連するプログラムを自動起動し、次の処理を即座に開始できます。

例えば、特定のトレードが完了した瞬間に別のトレードを開始する仕組みや、アカウント更新を契機とした新しいワークフローの自動化など、幅広いユースケースが可能になります。

リアルタイムのデータストリームを活用することで、開発者や運用者は、従来の方法(HTTP APIやWebSocket接続)では得られなかった迅速な反応性をシステム全体で実現できます。

Geyser gRPC コネクションの特長

リアルタイムデータのストリーミング受信: Solanaネットワーク上でスロット、ブロック、トランザクション、アカウント更新といった重要なデータをリアルタイムで受信し、即座に活用できます。
イベント駆動型アクションの実現: 取得したデータに基づいてプログラムを自動起動可能。トランザクションやアカウントの変更に即応する設計が可能です。
低負荷での安定したデータ取得: gRPCプロトコルを活用することで、サーバーやネットワークへの負担を抑えながら、スケーラブルで信頼性の高いデータ取得環境を提供します。

主な用途

トレーダー向け: リアルタイムでトランザクションデータを取得し、スピーディな意思決定を支援します。特に、取引機会を逃さないためのアービトラージ戦略に最適です。
dApp開発者向け: イベント駆動型の設計を容易に実現します。例えば、アカウント更新を契機とした機能拡張や、トランザクション完了後の即時通知をアプリに組み込むことができます。
インフラ運用者向け: Solanaネットワークの稼働状況をリアルタイムで監視し、異常発生時の迅速な対応が可能です。