「The Crest Collection (クレストコレクション)」ブランドポートフォリオのグローバル拡大を加速

―「ヘリテージ」にインスパイアされたラグジュアリーな宿泊体験を提供―

The Ascott Limited(アスコット)

■概要 (サマリー)

  • 世界規模での展開強化

    •  「The Crest Collection (クレストコレクション)」は、過去半年間で東アジア・中東にて5軒の新規施設を開業、発表。ポートフォリオは11ヶ国・13都市にわたる約2,700室に拡大。

  •  日本初進出となる「SEN/KA TOKYO by The Crest Collection」を含む注目開業予定   

    • 東京駅近くの八重洲にて2029年開業予定の「SEN/KA TOKYO」や、タイ・バンコク、UAE、サウジアラビア、中国・海口・武漢など、文化的背景を反映した多彩な施設を展開。

  • “A Story Behind Every Door” を体現する体験型施策

    •  ガストロノミーや文化アクティビティを通じて地域のヘリテージを体験する「The Crest Chronicles」を世界各地で展開し、ラグジュアリーステイの新たな価値を提供。

 シンガポールを拠点とするホスピタリティグループであるThe Ascott Limited(アスコット)は、歴史や伝統など本物の体験への需要が高まる中、ヨーロッパから広がったラグジュアリーブランド「The Crest Collection(クレストコレクション)」のグローバル展開を拡大しています。

過去6ヶ月の間に、クレストコレクションは東アジアと中東地域において、新たに4軒の開業予定を発表、また1軒を開業、これにより約1200室を新たに展開します。現在、クレストコレクションのポートフォリオは、11ヶ国、13都市に展開する16施設(運営中と開業予定を含む)、約2,700室となっています。

東アジア地域においても、初の日本で初のクレストコレクションとなる「SEN/KA TOKYO(センカ東京)by The Crest Collection」が東京駅八重洲エリアに2029年後半にオープン予定で、さらに中国でもクレストコレクションのブランドが拡大しています。昨年末に海南省海口市でオープンした「Hong Yuan Hotel(ホーユアンホテル) by The Crest Collection」に加え、武漢市東湖高新技术開発区(通称オプティクスバレー)に2026年半ばにオープン予定の施設です。

また、中東では、クレストコレクション初のリゾート施設となる「アルマハラリゾート」が2027年初頭にアラブ首長国連邦(UAE)でオープンし、その後2028年にサウジアラビアのライヤドにおいてももう一軒クレストコレクションをオープン予定です。

 

東アジアおよび中東への戦略的な展開は、東南アジアにおけるクレストコレクションブランドの成長をさらに加速させます。2025年中旬開業予定の「La Clef Bangkok(ラクレフバンコク) by The Crest Collection」は、インドネシアの「The Grand Mansion Menteng(グランドメンテン)」(2023年開業)、マレーシアの「The George Penang(ジョージペナン)」、シンガポールの「The Robertson House(ロバートソンハウス)」に続く、4軒目のクレストコレクションとして開業予定です。また、2016年に最初のクレストコレクションが誕生したヨーロッパにおいては、運営中および開発中を合わせ、7つのプロパティを展開しています。

 

アスコットのチーフグロースオフィサー(最高開発責任者)であるセレナ・リムは次のように述べています。

「アジアや中東では、地域固有の豊かな文化やヘリテージとの深いつながりを求める旅行者が増えており、ラグジュアリーステイへの関心が高まり続けています。クレストコレクションは、“A Story Behind Every Door(扉の向こうに流れるストーリー)”というブランドプロミスのもと、それぞれのプロパティが持つ独自のアイデンティティを生かしながら、そのストーリーに浸る体験を提供しています。

また、オーナーの皆様にとっては、アスコットが持つグローバルなネットワークを活用できる点も大きな魅力です。アスコットの特徴である「フレックスハイブリッド」モデルと多様な宿泊形態に対応するマルチタイポロジーブランド戦略により、サービスレジデンスやホテル、リゾートなど、さまざまな宿泊タイプにシームレスに展開することが可能です。ブランド初のリゾートなど新築プロジェクトが注目されている一方で、既存プロパティのリブランド(コンバージョン)にも適しているブランドであり、スピーディーな開業が可能です。私たちは、各地域のニーズに合わせたソリューションを提供することで、変化する旅行者の期待に柔軟に応え、オーナーの皆様にとって持続可能な価値を創出していきます。

ラグジュアリートラベル市場は、2024年の1.4兆米ドルから2030年には2.2兆米ドルへと拡大すると予測されています。これは、富裕層による消費だけでなく、価値ある体験に対して惜しみなく投資する意欲の高い若年層の旅行者の増加によっても牽引されていると考えています。

ラグジュアリートラベラーは、心が躍るような目的地や、自分らしさに響く意外性のある体験や環境に惹かれます。そうした傾向からも、ラグジュアリーの本質は、画一的なものではなく、一つひとつの「唯一無二のストーリー」を大切にすることにあるといえるでしょう。」

 

アスコットのチーフコマーシャルオフィサー、タン・ビー・レンは次のように述べています。「豊かな経験を持つ旅行者の期待に応える体験をキュレーションすることが、現代のラグジュアリーにおける新たな価値となっています。感情的なつながり、自分らしさ、そして文化との深くつながることを求めています。クレストコレクションでは、地域のヘリテージを語るストーリーと、細部まで行き届いたホスピタリティを融合させることで、その土地とプロパティが持つ唯一無二の個性に根差した、豊かで物語性のあるラグジュアリー体験をお届けしています。

クレストコレクションでは、提供されるサービスそのものだけでなく、心に残る体験によって価値を生み出します。五感を通して個性を引き出し、土地の魅力を織り込んだ唯一無二の体験を丁寧に仕立てる——それこそが、アスコットが提案する「ブティック視点のラグジュアリー」です。時代を超えて愛され続ける洗練と、その土地の精神を映し出すオーダーメイドの魅力的な体験を作り出します。ヨーロッパからアジア、中東へとクレストコレクションの展開が広がるなか、これからも創造性と目的をもって心を動かすストーリー主導の体験を提供し、モダンラグジュアリーの価値を再定義し続けていきます。」

 

 

唯一無二のヘリテージストーリーが彩る、クレストコレクションのラグジュアリーな拡大
クレストコレクションは、新たな施設の展開ごとに、ヘリテージに着想を得たホスピタリティのビジョンを強化しています。各プロパティは、地域の文化をデザイン、ストーリーテリング、そしてストーリーに浸るゲスト体験を通して鮮やかに表現します。

 

● La Clef Bangkok (ラクレフバンコク)by The Crest Collectionは、2025年中頃に開業予定で、歴史あるスクンビット・ソイ38に位置し、トンローBTS駅にも至近という利便性の高いロケーションに誕生します。全115室のラグジュアリーサービスレジデンスは、フランスの“Art de Vivre(アール・ド・ヴィーヴル)”と、タイの伝統的なヘリテージを美しく融合させた空間設計が特徴です。館内には、美しいスイミングプールや癒しのスパ、居心地のよいレジデンツラウンジ、最新機器を備えたフィットネスセンターなど、上質なアメニティを完備。高級ショッピングスポットやエンターテインメント施設、医療機関へのアクセスも良好です。スタジオから1〜2ベッドルームのアパートメントまで、この地の豊かな歴史とタイムレスなエレガンスを体現するよう、細部まで丁寧にデザインされています。

 

●  SEN/KA TOKYO by The Crest Collectionは、東京・八重洲エリアに位置する「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」の一環として誕生するラグジュアリーホテル・イン・レジデンスです。東京駅至近という都心の利便性を備えながら、かつて「呉服町」として知られ、江戸時代には将軍家や皇室に愛された高級反物店が軒を連ねたこの地の歴史に敬意を込め、名づけられました。92室の客室は、ホテルステイとしても、長期滞在にも対応する居心地の良い空間と、繊細な美意識と職人技が息づくこの街のヘリテージを、デザインとストーリーテリングに取り入れています。和の伝統と都市の洗練が融合した、唯一無二の滞在体験を提供します。

 

● Hong Yuan Hotel (ホンユアンホテル) by The Crest Collectionは、中国・海口にて昨年末に

開業し、古代海上シルクロードの重要な玄関口としての歴史に着想を得たラグジュアリーホテルです。海南自由貿易港・江東新区に位置する全261室のホンユアンホテルは、宋代の美意識と現代的なラグジュアリーが融合した設計が特徴です。ロビーに配された銅製のパーテーション、宋代建築を彷彿とさせる意匠、海上貿易を描いた中国画が飾られたレストランなど、館内の随所に海口の歴史的な役割や国際的な文化・商業交流の拠点としての姿が映し出されています。また、中国・武漢にて開業予定の新たなプロパティは、国家ハイテク開発区の中心「光谷」に誕生し、同地が誇る学術・イノベーションのヘリテージを物語る施設として、クレストコレクションの中国における存在感をさらに高めていきます。

 

●  Al Mahra Resort (アルマハラ) by The Crest Collectionは、アラブ首長国連邦・ラスアルハイマのマルジャン島に位置するビーチフロントリゾートで、その名はアラビア語で「若い雌馬」を意味する“mahra”に由来します。この言葉は、ベドウィン文化において若々しい優雅さ、力強さ、高貴な精神を象徴する存在です。全539室の本リゾートは、そうした気品ある価値観を体現しながら、アラビアンヘリテージと現代的なデザインを融合。UAEが誇る馬の文化と豊かな伝統に根ざした、他にはないラグジュアリー体験を提供します。

 

●サウジアラビアで初となるプロパティをリヤドに開業します。ローカル文化にインスパイアされた特別な滞在体験を、王国の首都にて提供します。キングファハドロード沿いの絶好のロケーションに位置しています。主要な商業・ライフスタイル拠点に囲まれたこの施設では、エレガントなホテルルームをはじめ、暮らすことができる設備を整えたサービスアパートメントやスイートまで、レジャーにもビジネスにも対応する多様な宿泊オプションをご用意します。館内には、特別感あふれるダイニングレストランや、ブランドの象徴でもある「リーディングルーム」ラウンジやカフェのほか、プール、ジム、トリートメントルームを備えた本格的なウェルネス施設も完備。最新設備を備えたミーティングルームや多目的スペースも併設し、多様なニーズに応える充実の環境を提供します。

 

The Crest Chronicles:クレストコレクションが紡ぐ、ヘリテージとホスピタリティの物語
ガストロノミー(美食)、文学、建築、アート、パフォーマンスにわたる多彩なアクティベーションを通じて、「The Crest Chronicles(クレストクロニクルズ)」は、各クレストコレクションに息づくヘリテージストーリーを現代に蘇らせます。

過去の風味を呼び覚ますような料理イベントから、歴史の物語に浸る文学体験まで、この体験プログラムでは、「扉の向こうに流れるストーリー」を、五感で感じられる体験としてお届けします。

フランス・パリにあるLa Clef Champs-Élysées Paris(ラクレフシャンゼリゼパリ)by The Crest Collectionでは、かつてヘネシー家の邸宅であった建物でした。そのストーリーに触れ「コニャック・ヘリテージ・テイスティング」が開催されました。Hennessy(ヘネシー)、A.E. Dor(エー・エ・ドール)、Koya(コヤ)という三種の珠玉のオー・ド・ヴィーを味わう、上質なコニャックとブランデーの旅へといざないました。

同じくパリにあるもう一つのクレストコレクション、La Clef Tour Eiffel Paris(ラクレフツールエッフェル) by The Crest Collectionでは、1889年のパリ万国博覧会をテーマにしたリテラリーディスプレイをロビーにて6月中旬より展開予定です。時を超えて語り継がれる物語が、ホテルの空間に新たな深みをもたらします。

 

中国・海口にあるHong Yuan Hotel(ホンユアンホテル)by The Crest Collectionでは、館内デザインのインスピレーション源である宋代の文化をテーマに、ゲストがその奥深い美意識に浸ることができる体験を提供しています。「宋代の四芸(The Four Refinements of the Song Dynasty)」プログラムでは、茶のテイスティング、生け花ワークショップ、香づくり体験、芸術鑑賞、そして古琴の演奏会など、五感で楽しむ文化体験が用意されています。また、中国の二十四節気に着想を得た季節ごとのウェルネスメニューも展開。身体を整え、心を解きほぐす、四季のめぐりに寄り添った食の提案で、滞在にさらなる癒しと彩りを添えます。

そのほか、6月初旬からシンガポールにあるThe Robertson House(ロバートソンハウス)by The Crest Collectionでは、カクテル愛好家に向けた特別なワークショップシリーズを開催します。このプログラムでは、地域の歴史に着想を得たストーリーを、クラフトスピリッツを使った洗練されたカクテルとともに表現。土地に流れる物語に浸るひとときをお楽しみいただけます。   

The Crest Collection(クレストコレクション)について

The Crest Collectionは、アスコットが展開するラグジュアリーブランドで、世界各地の文化とヘリテージを讃える個性豊かな滞在体験を提供します。「扉の向こうに流れるストーリー(A Story Behind Every Door)」をブランドプロミスに掲げ、各プロパティはその土地の歴史や美意識をデザイン、建築、ストーリーテリングを通じて表現。ゲストは、唯一無二の物語と出会うことで、心に残る深い滞在体験を楽しめます。ホテル、サービスレジデンス、リゾートなど多様な形態に対応しながら、地域に根ざしたラグジュアリーの新しいかたちを提案するクレストコレクションは、ヨーロッパをはじめ、アジアや中東へとその世界観を広げています。

 

Discover more about The Crest Chronicles at https://www.discoverasr.com/en/the-crest-collection.

クレストコレクションの詳細はこちら:https://www.discoverasr.com/en/the-crest-collection.

 

 

The Ascott Limited(アスコット)について

アジアパシフィック地域初のインターナショナルクラスのサービスレジデンスとして、1984年にアスコットシンガポールをオープンして以来、現在では、世界で980以上のプロパティを運営するホスピタリティオペレーターへと成長しました。シンガポールに拠点を置くアスコットは、アジアパシフィック、中央アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカの40カ国、230以上の都市に展開しています。

アスコットでは、サービスレジデンスやホテル、ソーシャルリビングホテルを主として、その他シニア向けレジデンスや学生向け宿泊施設、レンタルハウジングなどの幅広い宿泊施設を展開しています。受賞歴のあるホスピタリティブランドとして、Ascott(アスコット)、Oakwood(オークウッド)、Citadines(シタディーン)、lyf(ライフ)、Somerset(サマセット)、The Crest Collection(クレストコレクション)、The Unlimited Collection(アンリミテッドコレクション)、Preference(プリファレンス)、QUEST(クエスト)、FOX(フォックス)、HARRIS(ハリス)、POP!(ポップ)、Vertu(ヴァーチュ)、YELLO(イエロー)を展開しています。また、アスコットのロイヤリティプログラムであるアスコットスターリワーズ(ASR)通じ、メンバー限定特典やお得なオファーなどをお楽しみいただけます。

現在日本国内では、アスコット、オークウッド、シタディーン、lyf、サマセットの5ブランドにて22プロパティを運営しています。

キャピタランド・インベストメント・リミテッドの完全所有事業部門であるアスコットは、ホスピタリティオペレーター会社です。 アスコットは、他オーナー企業との広範なネットワークとマーケットに関する専門知識を活用し、ホスピタリティマネジメントとインベストメントマネジメントの能力を通じてフィー関連収益を拡大しています。 アスコットはまた、スポンサーのキャピタランド・アスコット・トラストとプライベートファンドを成長させることで、運用するファンドを拡大しています。

 

アスコットの詳細およびサステナビリティにおける取り組みについては、www.discoverasr.com/the-ascott-limitedをご覧ください。

アスコット公式ソーシャルアカウント: Facebook, Instagram, TikTok and LinkedIn

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会社概要

株式会社アスコットジャパン

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URL
https://www.discoverasr.com/ja
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル 16階
電話番号
03-6453-6030
代表者名
クリスチャン ボーダー (Christian R. Baudat)
上場
未上場
資本金
-
設立
2002年04月