【生成AIを業務活用する経営者・役員102名調査】お金に関わる実務、4割超が「1件の誤りも許さない」
〜便利さから信頼性へ 基幹業務が求める"精度のハードル"〜
AI技術を活用し、ワンストップで財務経理・人事労務・販売管理をサポートする、クラウド型基幹業務システム『PCA Arch』を開発・販売するピー・シー・エー株式会社(代表取締役 社長執行役員 CEO:玉井史郎 本社:東京都千代田区 プライム銘柄コード9629 以下:PCA)は、会社として生成AIの業務利用を許可している企業に勤め、日常業務で生成AIを活用している経営者・役員102名を対象に、生成AIの業務活用と基幹システムへのAI搭載ニーズに関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■アンケート調査サマリー

■調査概要
調査名称:生成AIの業務活用と基幹システムへのAI搭載ニーズに関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット 調査
調査期間:2026年6月22日〜同年6月23日
有効回答:会社として生成AIの業務利用を許可している企業に勤め、日常業務で生成AIを活用している経営者・役員102名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1.情報の出典元として「ピー・シー・エー株式会社」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://pca.jp/
【Q1】経営者の7割以上が、「チャット型」生成AIを最も多く利用、Office組込型は15.7%にとどまる
「Q1. あなたが、現在の業務で「最も多く使っている」生成AIのタイプを教えてください。」(n=102)と質問したところ、「ChatGPTやClaude、Geminiなど自然言語で対話するチャット型」が73.5%、「Excel・Word・PowerPoint上のCopilotなどOfficeアプリ組込型」が15.7%という回答となりました。

【Q2】今後最も便利な生成AI、「チャット型」が70.6%で首位
「Q2. あなたが、今後の業務で「最も便利に使えそう」だと感じる生成AIのタイプを教えてください。」(n=102)と質問したところ、「ChatGPTやClaude、Geminiなど自然言語で対話するチャット型」が70.6%、「Excel・Word・PowerPoint上のCopilotなどOfficeアプリ組込型」が14.7%という回答となりました。

【Q3】 経営者がAIに任せたい業務、「経費の申請・精算チェック」(39.2%)や「給与・賞与計算」(35.3%)が上位
「Q3. 次の業務のうち、あなたが人ではなく生成AIに任せたいと思うものを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「社員の経費の申請・精算チェック」が39.2%、「社員の毎月の給与・賞与計算」が35.3%、「会社の売上・請求・入金・支払の確認、処理」が30.4%という回答となりました。

【Q4】46.1%の経営者が、AI出力の「確認・修正は軽く済む」と実感、一方45.0%は効率化を十分に実感できず
「Q4. あなたが、生成AIの出力を業務で使うとき、内容の確認・検算にかかる手間はどの程度だと感じますか。」(n=102)と質問したところ、「確認・修正は軽く済み、作成の手間が大きく減る」が46.1%という回答となりました。

【Q5】 会社のお金に関わる実務において、経営者の4割超が「1件でも誤りがあるなら使わない」と回答
「Q5. 求めている内容の精度がどの程度なら、生成AIを「会社のお金に関する実務(売上・請求・入金・支払・自身の給与計算)」で使ってもよいと思いますか。」(n=102)と質問したところ、「1件でも誤りがあるなら使わない」が40.2%、「ごくまれな誤りなら許容できる」が37.3%という回答となりました。

【Q6】 想定する生成AIの月額費用、「無料の範囲のみ」が30.4%で最多、有料利用層では「1,000〜3,000円未満」が20.6%
「Q6. 現在、生成AIに対して、会社が支払っている金額は1人あたり月額どのくらいだと想定していますか。」(n=102)と質問したところ、「無料の範囲のみ利用している」が30.4%、「月額1,000円以上3,000円未満」が20.6%という回答となりました。

【Q7】 4割以上が「月額3,000円以上」の支払いに価値を感じる一方、「追加では払いたくない」も16.7%と二極化
「Q7. 生成AIを使い、業務の手間が大幅に減るとしたら、1人あたり月額いくらまでなら「払う価値がある」と感じますか。」(n=102)と質問したところ、「月額1,000円以上3,000円未満」が20.6%という回答となりました。

【Q8】】基幹システムへのAI搭載で最優先する機能、第1位「入力ミス・異常値の自動検知」(30.4%)、第2位「入力・転記の自動化」(28.4%)
「Q8. 基幹システムに生成AIを搭載するとしたら、次のうち「最優先で実現してほしいもの」を1つ教えてください。」(n=102)と質問したところ、「入力ミスや異常値を自動で見つけてくれる」が30.4%、「入力・転記を自動化してくれる」が28.4%という回答となりました。

【Q9】 生成AI導入における最大の不安、「情報漏洩・セキュリティ」と「出力の正確性・信頼性」が同率35.3%で最多
「Q9. 会社で生成AIを導入するか決めるとき、最大の不安になるのは何だと思いますか。」(n=102)と質問したところ、「情報漏洩・セキュリティ」が35.3%、「出力の正確性・信頼性」が35.3%という回答となりました。

【Q10】経営者の約4割が、生成AI導入効果の判断で「作業時間・工数の削減」を最重視
「Q10. 会社で生成AIの導入効果を判断するとき、最も重視する成果はどれだと思いますか。」(n=102)と質問したところ、「作業時間・工数の削減」が36.3%、「ミスの減少、品質・正確性の向上」が17.6%という回答となりました。

■まとめ
今回は、会社として生成AIの業務利用を許可している企業に勤め、日常業務で生成AIを活用している経営者・役員102名を対象に、生成AIの業務活用と基幹システムへのAI搭載ニーズに関する意識調査を実施しました。その結果、最も多く使われている生成AIは「チャット型」が73.5%を占める一方、会社のお金に関する実務では40.2%が「1件でも誤りがあるなら使わない」と回答し、高い精度基準を求めていることが明らかになりました。
まず、今後最も便利に使えそうな生成AIでも「チャット型」が70.6%で首位を維持しました。AIに任せたい業務は「経費の申請・精算チェック」(39.2%)、「給与・賞与計算」(35.3%)が上位に並びました。また、AI出力の確認・検算状況については「軽く済む」が46.1%に上る一方、「自作と同等以上の手間がかかる」も45.0%を占めました。
会社のお金に関する実務では、「1件でも誤りがあるなら使わない」が40.2%と高い精度が求められています。さらに、会社が生成AIに支払っている費用においては「無料の範囲のみ」との想定が30.4%で最も多く、業務の手間が大幅に減る場合に「払う価値がある」と感じる金額は「月額3,000円以上」が42.2%でした。加えて、基幹システムへの搭載で最優先の機能は「入力ミスや異常値の自動検知」(30.4%)と「入力・転記の自動化」(28.4%)が上位を占め、導入時の最大の不安は「情報漏洩・セキュリティ」と「出力の正確性・信頼性」がともに35.3%で並びました。最後に、導入効果の判断では「作業時間・工数の削減」(36.3%)が最も重視されています。
本調査から、経営者の生成AI活用は「チャット型」による情報整理や文書作成が中心である一方、経費処理や給与計算といったお金に関わる基幹業務への適用には、依然として高い精度と信頼性のハードルがあることがうかがえます。金銭に直結する業務では一件の誤りも許容しないという厳格な姿勢が根強く、まずは人の作業を代替するのではなく、ミスの自動検知や入力・転記の補助といった「支える」役割からの導入が、現実的な第一歩となるのではないでしょうか。
チャット型AIの便利さを、いかに基幹業務の信頼性ある自動化へと橋渡しできるかが、今後の論点となりそうです。
■ピー・シー・エー株式会社 概要
社名:ピー・シー・エー株式会社
設立:1980年8月1日
所在地:東京都千代田区富士見1-2-21 PCAビル
代表者:玉井 史郎
URL:https://pca.jp/
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