SkyDriveが、インドのプライベートジェット運航会社JetSetGoから50機のプレオーダーを受注
～グジャラート州を皮切りに「空飛ぶクルマ」のユースケース開発を開始～
「空飛ぶクルマ」（※1）の開発およびドローン関連サービスを提供する株式会社SkyDrive（本社：愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「当社」）は、インド最大級のプライベートジェット運航会社JetSetGo Aviation Services Pvt. Ltd （本社：インド デリー、以下「JetSetGo」）と、グジャラート州を皮切りにインド全土での空飛ぶクルマの事業検討に関する業務提携を締結し、当社の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」50機のプレオーダーを合意したことをお知らせいたします。本締結は、スズキ株式会社と2022年に締結した事業・技術連携に関する協定（※2）に基づき、同社のご協力により実現いたしました。
当社は、空飛ぶクルマの事業化を目指し、2022年からインド市場開拓およびユースケース開発を進めてきました。2024年1月には、グジャラート州政府と戦略パートナーシップを締結（※3）し、モビリティ排出ガスや都市渋滞等、インドでの社会課題の解決に向け、取り組みを進めています。
JetSetGoは、インドのプライベートジェット運航会社です。都市部での渋滞緩和や環境負荷などの重要課題への対策を長期ビジョンとして掲げているJetSetGoは、「SKYDRIVE」50機のプレオーダーを通じて、効率的で環境に優しい移動手段を提供し、次世代の空の移動の新たなスタンダードを目指します。
今回の提携により、JetSetGoと当社は空飛ぶクルマの社会実装を目指し、まずはグジャラート州の中心都市であるアーメダバード市とその都市圏エリアを起点として、ユースケース開発の可能性を探ります。その後、グジャラート州内の他地域への展開を進め、将来的にはインド全土への拡大を目指します。インド国内における空飛ぶクルマ導入の基盤を作り、環境に配慮した、効率的で手軽な移動手段の提供を通じて、都市型モビリティの変革を推進していきます。
■コメント
株式会社SkyDrive 代表取締役CEO 福澤 知浩
2022年よりスズキ様とともに、インド市場の開拓とユースケースの検討を進めてまいりました。このたびのJetSetGo社とのパートナーシップは、グジャラート州を第一歩として進めるインドでの空飛ぶクルマ事業を実現するうえで重要な一歩となります。この協力を通じて、移動にかかわる排出のガス削減や都市部の渋滞緩和といった、インドが抱える社会課題の解決に貢献していきます。
JetSetGo Aviation Services Pvt. Ltd CEO and co-founder Kanika Tekriwal
SkyDriveと提携し、プロジェクトを共に進められることを大変嬉しく思います。私たちはインドの航空分野で常に挑戦を続け、持続可能なソリューションをもたらすことを信条としてきました。本提携はその信念をさらに次のレベルへと引き上げるものです。SkyDriveとの協業を通じて、都市部の渋滞や排出ガスといった現実的な課題に取り組みながら、空の旅をより効率的で手軽、さらに環境に優しいものへと進化させていきます。この取り組みは、インドでの移動のあり方を変えるものであり、都市での空の旅がどんな体験になるか楽しみにしています。
■JetSetGo Aviation Services Pvt. Ltdについて
2012年に設立されたJetSetGoは、最先端の航空機管理およびメンテナンス契約を中心に事業を展開する、インド国内最大級のNSOP（非定期運航事業者）の一つです。航空機の所有および管理、チャーターサービスやメンバーシッププログラムに至るまで提供し、現在は、eVTOLを活用した次世代空モビリティの取り組みに注力しています。www.jetsetgo.in
※1 空飛ぶクルマとは：電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility（AAM）や Urban Air Mobility（UAM）と呼ばれています。引用元：国土交通省（令和6年4月付） https://www.mlit.go.jp/koku/content/001739488.pdf
※2 スズキ株式会社との連携協定について https://skydrive2020.com/archives/13733
※3 インド グジャラート州政府との戦略パートナーシップの締結について https://skydrive2020.com/archives/41411
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