【川西市】障がい者の“働きたい”と企業をつなぐために
障がい者雇用の流れなどを紹介する「川西市障がい者雇用ハンドブック」を作成
障がい者雇用・就労推進本部(伊丹公共職業安定所、市社会福祉協議会、市で構成)は、障がい者雇用推進の取り組みの一つとして、障がい者雇用に取り組む事業主に向け、「川西市障がい者雇用ハンドブック」を作成した。
市では、障がい者の働きたいという希望や親なき後の自立を支援するため、令和2年度に川西市障がい者雇用・就労推進本部を立ち上げた。「障がいのある人もない人もともに働ける社会」をめざし、行政、福祉事業所、企業などと連携して、障がい者の一般雇用、福祉的就労の推進に取り組んでいる。
障がい者の就労定着をめざし、3月に「川西市障がい者雇用ハンドブック」を作成。障がい者雇用の流れや障がいごとの特性、事業主のための助成制度などをまとめている。また、障がい者雇用を進める上で疑問を相談できるよう、支援機関の一覧も掲載している。
同ハンドブックは市商工会を通じて、市内の各事業者に配付。また、伊丹公共職業安定所(ハローワーク伊丹)や市内の就労移行支援事業所にも同ハンドブックを用いた啓発の協力依頼をしている。
市障害福祉課長の斎藤絹子は、「市内の企業には、まだまだ障がい者が活躍できる場があると思われる。このハンドブックをきっかけに、障がい者への理解を深めていただき、一人でも多くの障がい者を雇用していただきたい。」などと語った。
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