スムーズとGMOあおぞらネット銀行「GMOあおぞら立替払い」利用契約を締結

～スムーズの事業拡大をGMOあおぞらネット銀行が支援～

GMOあおぞらネット銀行株式会社

2022年3月23日 13時00分

　賃貸契約の初期費用分割払いサービス「smooth」を運営する株式会社スムーズ（以下、スムーズ）と、GMOあおぞらネット銀行株式会社（以下、GMOあおぞらネット銀行）は、GMOあおぞらネット銀行が提供する「GMOあおぞら立替払い」の利用契約を2022年3月に締結いたしました。これにより、スムーズが提供する「smooth」におけるエンドユーザーの拡大をスピーディに図ることができるようになります。

【連携の背景・目的】

　スムーズは、賃貸不動産入居時に必要な敷金・礼金・仲介手数料といった初期費用の負担の重さから物件の選択肢が限られていた入居希望者さまに対し、入居時の初期費用を入居者さまに代わってスムーズが不動産仲介会社さまに支払い、入居者は入居後にその費用を分割で支払うことができる「smooth」というサービスを展開しています。
　一方、GMOあおぞらネット銀行は、「お客さまの成長が当社の成長である」という考えのもと、FinTechスタートアップ企業さまの短期的な運転資金ニーズに応え、ビジネス成長を支援する「GMOあおぞら立替払い」を提供しています。
　このたび、「smooth」の裏側を支える資金を安定的に用意することが、「smooth」をご利用される入居希望者さまの拡大に繋がるとして、スムーズとGMOあおぞらネット銀行は、「GMOあおぞら立替払い」利用契約を締結するに至りました。
　これは、「GMOあおぞら立替払い」が、１）必要な資金のみを提供する点、２）財務内容だけでなくビジネスモデルを含めて審査対象とすることで、スタートアップ企業の皆さまにも利用しやすい資金調達サービスであることから実現したものです。

　今後もスムーズが提供する「smooth」をはじめその他のサービスにおいても、さらなる利便性向上のため、GMOあおぞらネット銀行が提供する「銀行API（＊１）」との接続や振込入金口座の利用など、両社での取り組みを検討し、より多くの人が“自由に”“便利に”住まいを選ぶことができるサービスを企画・提供してまいります。

（＊1）銀行が公開するAPIは、銀行と外部の事業者との間を安全にデータ連携するための仕組みです。
APIは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略で、機能やデータを他のアプリケーションから呼び出すための接続口やその仕組みを指します。

【スムーズについて】

　株式会社スムーズは、賃貸契約の初期費用分割払いサービス「smooth」を提供しています。「smooth」は「賃貸初期費用特化型」という他に類を見ない金融サービスであると共に、LINEでコンシェルジュが部屋探しをサポートし、カスタマーサービスにより引越しにまつわる困りごとを解決するなど、引越しを包括的にサポートしています。「smooth」のLINEアカウントの登録者が5万人を突破するなど、20〜30代を中心に支持を集めサービスが急成長しています。賃貸住宅に関する困りごととして、50.3%の人が「敷金・礼金などの金銭負担」を挙げている（＊２）他、20代の単身世帯は10人中7.2人の貯蓄額が100万円を切り、80.2%が賃貸物件で暮らしているとの調査結果（＊３）も出ていることから、「smooth」ではこうした「賃貸住宅の初期費用負担が重い」という課題の解決を目指してまいります。

（＊2）：金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（令和２年）」
（＊3）：国土交通省令和２年度住宅市場動向調査

【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】

　「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融・決済サービスをスピード感をもって提供しています。オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール＆スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増していることを受け、中長期の戦略として3つの大きな柱「1.スモール＆スタートアップ企業向け銀行No.1」、「2.組込型金融サービスNo.1」、「3.テックファーストな銀行No.1」を掲げ、“お客さまのビジネスの成長＝当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく、当社一同、新たなシステムの開発や、サービスの提供などに向けて邁進しております。