ストックラボ、カテゴリ別KPIダッシュボードの四半期公開に向けた検討を開始― 乖離率・Time-to-Update・鮮度維持率・チャネル一貫性を“読み解ける形”に―

リユース事業を行うストックラボ(本社:東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル203)は、カテゴリ別KPIダッシュボードの四半期公開に向けた検討を開始しました。対象は、日次自動更新の運用品質を示す乖離率(オンライン表示↔本査定)、反映速度(Time-to-Update; TTU)、表示鮮度維持率、チャネル一貫性の主要指標です。

背景(詳細)
当社はこれまで、日次自動更新のカテゴリ拡大や「今日の参考価格」タイムスタンプ表示の導入を通じ、ユーザー・取引先・現場が“いまの数字か/どのロジックで提示されたか”を共通認識できる環境づくりを進めてきました。これは、来店・宅配申込・社内判断(仕入/販路選定)のいずれにおいても、鮮度と説明可能性が意思決定の出発点になるからです。
一方で、二次流通の価格は在庫放出・季節要因・イベント・為替などの外的要因に敏感で、カテゴリごとにボラティリティや流通量が大きく異なるのが実情です。たとえば、日々の出来高が潤沢な高回転カテゴリでは反映速度(TTU)が最重要となるのに対し、出来高が薄いヴィンテージ/限定カテゴリでは表示レンジの一貫性と注記(流通薄・参考レンジ広め等)の妥当性が重みを増します。したがって、単一の平均指標で全カテゴリの運用品質を評価すると、偏りや誤読を誘発し、改善の優先順位を誤るリスクがあります。
このため当社は、カテゴリ別に分解した主要指標(例:乖離率(オンライン表示↔本査定)/反映速度(TTU)/表示鮮度維持率/チャネル一貫性)を、“読み解ける形”で四半期に定点公開することの有用性を検討します。公開設計では、以下を前提にします。
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読み解きの前提(評価バンド)
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カテゴリ特性に応じた評価バンド(期待レンジ)を定義し、中央値+分位点(75/95%タイル)で分布を提示。高回転は鮮度/TTUを、低流通は一貫性+注記を重視するなど、軸の重みづけを明示します。
 
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方法・期間・母数・除外基準の明記
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算出法(乖離の計算式/TTU測定手順)、対象期間、サンプル母数、除外(外れ値・欠測・イベント補正)をカードごとに情報ボックスで併記し、再現可能な読み方を担保します。
 
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季節・イベントの補正
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大型販促・限定リリース・為替急変・長期休暇などの時点要因は、週次補正や注記で区別。トレンドと瞬間風速を分けて提示します。
 
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比較の文法
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前後比較(施策前後)とコホート比較(同条件群)を使い分け、「何が効いたのか」の仮説検証に耐える形へ。単純な順位づけではなく、改善の因果を読み解ける設計とします。
 
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ガバナンス/安全性
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公開は集計・匿名化済みの指標に限定。変更履歴(チェンジログ)に改定日・適用開始・影響範囲を要点記録し、誰が・いつ・何を・どのロジックで更新したかの説明可能性を確保。カテゴリ別SLA(下限基準)との整合も四半期レビューで点検します。
 
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誤解防止のための非公開領域
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個別銘柄・個社取引・個票の値など、機微情報や誤読のリスクが高い粒度は公開対象外。ダッシュボードは参考情報であり、将来の価格や成果を保証しないことを注記徹底します。
 
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想定ユースケースとしては、ユーザーは“いまの数字か/品質はどの水準か”を短時間で把握でき、取引先は期待値の調整と説明負荷の軽減が可能になります。社内では、カテゴリ特性に応じた更新モード(例:日次固定/週次補正+日次差分/イベント即時)やSLAの適否を、数値→ルールへ確実に還元でき、改善サイクルの高速化が見込めます。
なお、本件は検討段階であり、公開の実施・時期・内容を確約するものではありません。Phase 0(要件定義)→Phase 1(バックテスト)→Phase 2(社外ヒアリング)のプロセスを経て、公開/非公開/限定公開のいずれかを判断し、結論を改めて告知します。
公開テーマ
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対象指標と算出法
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乖離率:中央値+分位点(75/95%タイル)
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TTU:生成→フロント反映の中央値
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鮮度維持率:基準時間[◯時間]以内更新比率
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チャネル一貫性:オンライン/店頭/営業資料の同一レンジ生成率
 
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表示設計
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カテゴリカード+小型図版(トレンド線/箱ひげ/信号灯ラベル)
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読み解きルール:評価バンド・注意注記(例:流通薄=参考レンジ広め)
 
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補正・除外
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季節イベント/キャンペーン/為替急変の週次補正
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外れ値基準・データ欠損時の取扱い
 
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比較軸
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前後比較(施策前後)とコホート比較(同条件群)
 
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ガバナンス
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変更履歴(チェンジログ)の要点公開、SLA逸脱時の是正手順(差し戻し→再生成→ロールバック)
 
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期待される価値
ユーザー:“いまの数字”と品質の基準が把握でき、再見積りの往復が減る
取引先:方法・期間・母数を併記した定点情報により、期待値調整と説明負荷の軽減
社内運用:カテゴリ特性に応じた更新モード・SLAの適否を、数値→ルールへ還元し改善サイクルを高速化
株式会社ストックラボ代表 尾太 駿 コメント

「“測る・公表する”だけでなく、“読み解ける・使える”ことが指標公開の条件だと考えています。方法・期間・母数・評価バンドを伴うカテゴリ別ダッシュボードの公開可否を慎重に検討し、透明性と再現性の両立に資する形で結論をお伝えします。」
◆会社概要
<株式会社ストックラボ>
設立日:2014年4月25日
古物商許可証:第304371408068号
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル203
事業内容:リユース事業
株式会社ストックラボは、革靴やお酒の販売・買取を中心に事業を展開するリユース企業です。
「新しいモノと昔からあるモノをつなぎ、価値を再発見する」。
インターネットと実店舗の両輪で、必要な人に必要な一品を届けます。
また、出張買取や真珠買取、真珠販売、古本買取、毛皮買取、なども承っております。また、広告やSEO、CRMなど店舗集客や買取集客の面でリユース企業のマーケティング支援を強化しています。
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東京の中古革靴専門店 LASTLAB(ラストラボ) を運営しています。
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