NTTデータと共同検討、ネットバンキングAPI連携サービスを本年度中に利用開始

~マネーフォワード「Open Bank API」第2弾、金融機関情報自動取得がよりセキュアに~

株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 辻庸介、以下当社)は、株式会社NTTデータ(代表取締役社長:岩本 敏男、本社:東京都江東区、以下:NTTデータ)と共同検討した、個人向けインターネットバンキングサービス『AnserParaSOL®』をセキュアに接続するAPI連携サービスが、本年度中にNTTデータより提供されることをお知らせいたします。これにより、当社が提供する自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』とクラウド型会計ソフト『MFクラウド会計・確定申告』の両サービスのユーザーの皆様には、残高や入出金情報のインターネットバンキングからの自動取得をよりセキュアに安心・便利に行っていただくことが可能になります。当社がこのようなセキュリティを担保しながらユーザーに新しい金融サービスを提供する「Open Bank API」を利用するのは住信SBIネット銀行に続き、第2弾となります。

 2014年12月8日に開催された、NTTデータの主催するビジネスコンテスト「豊洲の港から presents オープンイノベーションコンテスト」にて、マネーフォワードが最優秀賞を受賞したことをきっかけに、当API連携サービスの共同検討にいたりました。ビジネスコンテスト後、NTTデータ内で銀行API促進プロジェクトが立ち上がり、『AnserParaSOL®』上でインターネットバンキングAPIを提供することを実現しました。

 当社が提供する『マネーフォワード』は、銀行やクレジットカードなどの2,500以上の金融関連サービスの入出金情報を自動で取得し、記録する家計簿サービスです。また、クラウド型会計ソフト『MFクラウド会計・確定申告』は、銀行の法人口座も含む3,500以上の金融関連サービスから取引情報を自動取得し、会計帳簿にリアルタイムに記録するクラウド型の会計サービスです。今回、NTTデータの提供するインターネットバンキングAPI連携サービスを用いることで、よりセキュアで安心・安全なデータ連携を行うことが可能になります。さらに、将来的に認証APIを利用することで、金融機関が提供するスマートフォンアプリと『マネーフォワード』のシームレスな連携が可能になります。

 今後も、「Open Bank API」をはじめ、Fintech分野でのイノベーションを積極的に進め、金融機関利用者の利便性を上げるサービスを提供してまいります。

◆◇ネットバンキングをセキュアに繋ぐAPI連携サービスの概要◇◆
第一弾として、「AnserParaSOL®」の機能追加を行い、Fintechサービス向けに、照会系業務に限定したAPI提供を行います。続く第二弾として、NTTデータが提供する共同利用型の法人向けインターネットバンキングサービス「AnserBizSOL®」でのAPI提供も検討しています。

API連携の実現によって、利用者はインターネットバンキング上で、自身の銀行取引データを連携するFintechサービスの銘柄や、情報連携範囲を指定できるようになり、当該認可情報に基づき、インターネットバンキングからFintechサービスへの情報連携が行われます。

利用者は、自身のインターネットバンキングのIDとパスワードをFintechサービスに事前登録することなく、セキュアに銀行取引データを自動取得することが可能となりました。また、インターネットバンキングの画面変更の影響も受けなくなることから、銀行取引データを取得できなくなる問題も解消され、利便性が向上いたします。

◆◇「Open Bank API」の概要◇◆
銀行が保有している顧客の資産残高情報や入出金履歴情報を、銀行と顧客の同意の元に銀行外のサービスで利用できるようにする仕組みです。これにより、顧客は、セキュアに低コストで、正確なデータを銀行外のサービスで利用することができます。IT産業においてデータ活用が標準化されるだけでなく、銀行自身もプラットフォームになることができます。このような取り組みは海外でもまだ数行しか事例がなく、世界的にみても先進的な取り組みです。

当社は、高いセキュリティと正確なデータを担保しながら安心して『マネーフォワード』、『MFクラウド』シリーズをご利用いただける社会の実現を目指し、「Open Bank API」を推し進めてまいります。将来的には、401kの申込代理やリアルタイム融資、住宅ローンの借り換えなど、未来の課題解決のためのソリューション提供も予定しております。

◆◇自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』の概要◇◆
 銀行や証券口座、クレジットカードなどから自動で入出金情報を取得、現金で支払ったものはレシートを撮影するだけで記録する自動家計簿・資産管理サービスです。2015年3月に実施した当社のアンケートでは、『マネーフォワード』を利用し、リアルタイムに総資産額が見えることで、平均月11,642円の収支改善ができると評価されています。
URL:https://moneyforward.com/
CMギャラリー:https://moneyforward.com/cm_gallery

◆◇クラウド型会計ソフト『MFクラウド会計・確定申告』の概要◇◆
『テクノロジーの力で、楽に、簡単に、しかも安く』というコンセプトで設計された会計ソフトです。銀行やクレジットカード等2,100以上の金融関連サービスから取引情報を自動取得と、仕訳ルールの自動学習機能により、入力の手間を大幅に削減しています。クラウドなので、OSを問わず利用でき、バックアップも万全、アップデート作業も不要、複数名でリアルタイムに共有できるので、社員感や社外の税理士とのコミュニケーションも簡単にできます。
URL:https://biz.moneyforward.com/
価 格:初期費用 無料
    月額費用 個人事業主向け:無料(プレミアム会員800円)、法人向け:1,800円

■株式会社マネーフォワードについて
マネーフォワードは、個人・法人向けにお金に関する課題を解決するプラットフォームを提供しています。2012年5月に設立以来、自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」やビジネス向けクラウドサービス「MFクラウド」シリーズ、お金に関するウェブメディアなどを展開しており、国内No1のFintechベンチャーとして注目いただいています。
≪提供サービス一覧≫
・自動家計簿・資産管理サービス
 『マネーフォワード』 https://moneyforward.com/ (Web, iPhone, Android, iPad)
・ビジネス向けクラウドサービス
『MFクラウド確定申告』 https://biz.moneyforward.com/tax_return
『MFクラウド会計』   https://biz.moneyforward.com/
『MFクラウド請求書』  https://invoice.moneyforward.com
『MFクラウド給与』   https://biz.moneyforward.com/payroll
『MFクラウド消込』   https://biz.moneyforward.com/reconciliation
『MFクラウドマイナンバー』 https://biz.moneyforward.com/mynumber
・お金に関する正しい知識やお得な情報を発信するウェブメディア
『マネトク!』     http://manetoku.com/
・マネーフォワードFintech研究所(メールマガジン登録) https://goo.gl/VO3Ero

≪主な受賞歴≫
2014年1月ケネディ駐日米大使より「将来を担う起業家」として米国大使館賞受賞。
同年2月ジャパンベンチャーアワード2014にて「起業を目指す者の模範」としてJVA審査委員長賞受賞。
同年3月電通国際情報サービス主催の金融イノベーションカンファレンスFIBC2014にて優勝、大賞を受賞。
同年10月「マネーフォワード」と「MFクラウドシリーズ」でグッドデザイン賞をW受賞。
同年12月NTTデータ主催ビジネスコンテスト「豊洲の港から」で最優秀賞受賞。
利用者は、自身のインターネットバンキングのIDとパスワードをFintechサービスに事前登録することなく、セキュアに銀行取引データを自動取得することが可能となりました。また、インターネットバンキングの画面変更の影響も受けなくなることから、銀行取引データを取得できなくなる問題も解消され、利便性が向上いたします。

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会社概要

株式会社マネーフォワード

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URL
https://corp.moneyforward.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
電話番号
-
代表者名
辻 庸介
上場
東証プライム
資本金
257億8381万円
設立
2012年05月