システムファイブ、YoloBoxシリーズのフラッグシップモデル「YoloBox Extreme」の国内販売を開始

株式会社システムファイブ

2025年2月28日 14時00分

株式会社システムファイブ(本社：東京都千代⽥区、代表取締役社⻑：⼩川⾏洋)は、YoloLivより発売されたモバイルライブプロダクションボックス「YoloBox Extreme」を正規国内販売代理店として国内販売を開始いたします。出荷開始は4月上旬を予定しております。

製品コンセプトと背景

近年、ライブストリーミング市場は急速に拡大しており、映像配信の需要は企業イベント、オンライン講座、スポーツ中継、エンターテインメントなど多岐にわたります。こうした中、従来の配信システムは複数の機材を組み合わせる必要があり、設置や運用が複雑であったため、迅速な対応が求められています。YoloLivは、映像制作に必要な多彩な機能を一台に集約し、シンプルかつ高機能なライブ配信環境をシームレスに実現することを目指し、YoloBoxシリーズを開発しています。

「YoloBox Extreme」はYoloBoxシリーズのフラッグシップモデルで、日々高まる映像制作現場のニーズに対応すべく、先端の映像処理技術と高性能ハードウェア、アプリケーションを融合させ、さらなる進化を遂げました。これにより、放送局、イベント運営会社、オンライン教育機関、個人クリエイターなど、幅広いユーザーのニーズに応えることができます。

主な特長

8系統のHDMI入力

最大8系統のHDMI入力をサポートし、そのうち4系統は4K60fpsでのライブ配信が可能です。内蔵のビデオスケーラーにより、マルチカメラでの配信にも対応します。

2系統のHDMI出力

4K解像度をサポートするHDMI出力が2系統あり、1系統を多画面プレビュー、もう1系統を番組配信に使用するなど、専門的な放送環境にも対応します。

11.2インチOLEDディスプレイ

より大きなサイズのOLEDディスプレイを搭載し、2.5K解像度と最大1000nitの明るさを実現します。強い日差しの下でも鮮明に表示され、視認性が向上しています。

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2プロセッサー

高性能なSnapdragon 8 Gen 2プロセッサーを搭載し、複数のタスクをスムーズに処理。低遅延かつスムーズな映像処理を実現します。

リアル4Kライブ配信

YoloBox Extremeは4Kライブ配信および録画に対応し、鮮明で高精細な映像を提供します。

ISO録画機能

複数の高解像度ビデオストリームを個別に録画可能で、後処理が容易に。柔軟なコンテンツ制作をサポートします。

外部アンテナと長時間使用可能なバッテリー

外部アンテナにより最大90mの無線範囲を提供し、内蔵バッテリーはカメラ1台を接続した状態で最大10時間の使用が可能です。特にアウトドア配信に適しており、大きな充電機器を持ち歩くことなく、長時間配信できます。

「YoloBox Ultra」との比較

	YoloBox Ultra	【新製品】YoloBox Extreme
HDMI入力	4系統	8系統（最大4系統の4K60入力対応）
HDMI出力	1系統	2系統（プログラム出力やマルチビュー出力を4Kで割り当て可能）
ディスプレイ	8インチLCD 最大650nit	11.2インチOLED 最大1,000nit
解像度	フルHD	2.5K
明るさ	450nit	1000nit
バッテリー/最大駆動時間	6800mAh 最大6時間	10000mAh 最大10時間
プロセッサ	Qualcomm Snapdragon 865	Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2（YoloBox Ultraの1.8倍の性能）
NDI入力	最大3系統	最大6系統
ISO録画	最大4系統の1080p60映像を個別に録画	最大4系統の4K30映像を個別に録画
その他の特長	縦横両方の配信に対応、ネットワークボンディング（有料オプション）に対応	外部アンテナによる最大90mのワイヤレス範囲、リアル4Kストリーミング、マルチカムリプレイ、マルチキャスティング、ネットワークボンディングなどの強力な機能