Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2)へのアップグレード
パフォーマンスとエネルギー効率の最適化を実現するアドバンテックのエッジAIシステム
2025年1月13日、アドバンテック株式会社(東京都台東区、代表取締役社長 吉永和良)は、2025年に向けた一連のアップグレードを発表します。産業用ATXマザーボード、PICMG 1.3 フルサイズシングルボードコンピュータ(SBC)、コンパクトIPC、マザーボード、モジュラーIPC、サーバーマザーボードなど、同社の幅広いプラットフォームが最新のIntel® Core™ Ultra 5/7/9プロセッサ(シリーズ2)にアップグレードされ、最大24コアおよび24スレッドに対応します。これにより、計算パフォーマンスが向上し、大幅に処理時間が短縮されるとともに、高い電力消費や熱問題にも対応可能になります。これらのシステムは、機械自動化、マシンビジョン、エッジAIアプリケーションに理想的な進化をもたらします。
Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2):パフォーマンスと持続可能性の再定義
最新世代のプロセッサは、パフォーマンスとエネルギー効率の面で革新的な進展を遂げ、前世代に比べ最大20%の性能向上を実現し、高性能コンピューティングの新しい基準を打ち立てました。
さらに、Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2)は、エネルギー消費を大幅に削減し、前世代と同等の性能を半分の電力で実現します。これにより、ESG設計の原則と完全に調和し、持続可能な開発を目指す企業に強力なサポートを提供します。
また、新シリーズにはNPU(ニューラルネットワークプロセッシングユニット)が搭載され、最大36TOPSのAI処理能力を発揮します。これにより、基本的なAIアプリケーションの開発が加速し、さまざまな業界におけるインテリジェントな変革を促進する理想的な選択肢となります。
次世代AIとパフォーマンスで業界の革新を加速
Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2)は、産業用アプリケーションに新たな可能性を提供し、優れたパフォーマンスと効率を実現します。産業オートメーションでは、システム統合がシームレスになり、迅速で信頼性の高い運用が促進されます。エッジコンピューティングやスマート製造では、AI処理の加速機能により、迅速なソリューション展開と開発サイクルの短縮が可能です。高い電力消費や熱管理の課題にも対応し、革新を促進する基盤を提供します。
また、強力なAI処理能力で、機械視覚や画像解析において比類のない速度と精度を実現します。
アドバンテックの最新AIMB-789およびAIMB-709 ATXマザーボードでパフォーマンスと拡張性を最大化
アドバンテックは、Intel® Core™ Ultra プロセッサ(シリーズ2)に対応した高性能マザーボード、AIMB-789とAIMB-709を提供しています。AIMB-789は、最大192GBのDDR5メモリ、PCIe Gen5 x16スロット、PCIe Gen4 NVMe SSDをサポートし、大容量データ処理やAI、エッジコンピューティング、製造業の自動化に最適です。優れたデータ転送性能と豊富なI/Oオプションを備え、要求の高いプロジェクトにも対応します。AIMB-709は、最大96GBのDDR5メモリと、1基のPCIe Gen5 x16スロット、3基のPCIe Gen4 x4スロットを搭載し、バランスの取れた性能を提供します。スマート製造やマシンビジョン、監視システムなど、柔軟な拡張性が求められる環境に最適な選択肢です。これらのマザーボードは、産業分野での多様なニーズに対応し、信頼性と高い性能を提供します。
製品情報:
AIMB-789
・Intel® Core™ Ultra 5/7/9 プロセッサ(シリーズ2)
・DDR5メモリ 最大192GB
・1 x PCIe Gen5 x16 link、1 x PCIe Gen4 x8(x4 link)、3 x PCIe Gen4 x4 link、1 x PCIe Gen4 x1 link、および 1 x PCI
AIMB-709
・Intel® Core™ Ultra 5/7/9 プロセッサ(シリーズ2)
・DDR5メモリ 最大96GB 6400MT/s
・1 x PCIe Gen5 x16 link および 3 x PCIe Gen4 x4 link
MIC-780W
・ Intel® Core™ Ultra 5/7/9 プロセッサ(シリーズ2)、Intel® W880 チップセット搭載
・DDR5メモリ 最大96GB 6400MT/s(ECC対応)
・3 x ディスプレイ – 2 x HDMI / 1 x DP、4 x GbE LAN、4 x USB 3.2 Gen2x1(10G)、2 x COM、1 x NVMe M.2(PCIe Gen4 x4 link)
MIC-780H
・Intel® Core™ Ultra 5/7/9 プロセッサ(シリーズ2)、Intel® W880 チップセット搭載
・DDR5メモリ 最大96GB 6400MT/s
・3 x ディスプレイ – 2 x HDMI / 1 x DP、2 x GbE LAN、2 x USB 3.2 Gen 2x1(10G)、2 x USB 3.2 Gen 1x1(5G)、2 x COM
PCE-2134/ 2034
・Intel® Core™ Ultra 5/7/9 プロセッサ(シリーズ2)
・DDR5メモリ 最大96GB 6400MT/s
・1 x PCIe Gen4 x16 link および 3 x PCIe Gen3 x4 link
ASMB-589
・Intel® Core™ Ultra 5/7/9 プロセッサ(シリーズ2)
・4 x DDR5 5600 UDIMMメモリ
・1 x PCIe x16 link Gen5 (またはライザーカードにてPCIe x8 + x8 Gen5)、 1 x PCIe Gen5 x4 link、 2 x PCIe Gen4 x4 link
ASMB-789
・Intel® Core™ Ultra 5/7/9 プロセッサ(シリーズ2)
・4 x DDR5 5600 UDIMM メモリ
・1 x PCIe Gen5 x16 またはPCIe x8 + x8に切り替え、4 x PCIe x4 link, 1 x PCIe x2 link (G2 sku)
Intel® Core™ Ultra プロセッサ(シリーズ2)を搭載した新型産業用マザーボードおよびIPCシステムが近日中に発売予定。これにより、産業アプリケーション向けに強化されたパフォーマンスと効率が提供されます。
これらまたはその他のアドバンテック製品およびサービスに関する詳細については、弊社営業担当者にお問い合わせいただくか、弊社のウェブサイトをご覧ください。
【会社概要 : アドバンテック株式会社】 https://www.advantech.co.jp/
1983年台湾にて、アドバンテック(研華股份有限公司)を創設。40年以上にわたり産業向けに高品質・高性能のパソコンを開発して参りました。2024年現在、3,000を超える様々なIoT機器をラインナップ。世界26か国95都市にて拠点を構えた産業用パソコン市場の世界シェアNo.1※メーカーとして、「Enable an Intelligent Planet」のビジョンを掲げ、AI × IoTプラットホームサービスを通じ社会課題を解決することで豊かな未来を育むことを目指しています。
日本においては、1997年に「アドバンテック株式会社」を設立。2018年にオムロン直方株式会社と資本業務提携をし、さらなる販売拡充とともに、市場のご要望に迅速にお応えできるよう設計から生産までを請け負う(DMS/ODM)サービスも展開しています。台湾のスピードとこれまで培ってきた技術力を融合させることで、パートナー様と一緒にエコシステムの共創活動に取り組んでいます。
※出典元:OMDIA - 産業用PCの市場の世界シェア1位。42.5% (2023年版)
紹介動画 : 公式Youtube「Advantech Connect -Japan-」
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