筑波大大会が育てる、オリエンテーリング競技の安全文化 2大会連続で全選手「ココヘ リ」導入を決定
前回大会の反響と多様な意見を生かし、学生運営陣が「安全のスタンダード」を育む
山や海での行方不明者の位置を特定する会員制捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:久我 一総、以下 AUTHENTIC JAPAN)は、2026年9月23日(水・祝)に栃木県矢板市・那須塩原市の「八方ヶ原」で開催される、筑波大学体育会オリエンテーリング部主催「第46回筑波大大会」に「Safety Partners」協賛企業として参画し、ココヘリ発信機のレンタルを通じて安全対策を支援します。本大会では、全クラス・全競技者がココヘリ発信機を携行します。
2026年3月に開催された第45回筑波大大会 Day2では、オリエンテーリング大会で初めて全選手がココヘリ発信機を携行しました。前回大会で寄せられた大きな反響と多様な意見を生かし、学生運営陣が改めて検討を重ねた結果、第46回大会でも全選手への導入を継続します。

全選手への導入で育てる、継続的な安全対策
オリエンテーリングは、地図とコンパスを頼りに参加者自身がルートを選び、自然の中を進む競技です。本大会の競技エリアは標高約1,000mの山林に広がり、深い沢を含む地形です。クマやマダニの生息も確認されています。選手が広い範囲に分散する競技特性を踏まえ、大会ではココヘリ、熊鈴、時計を全選手が装備することと定め、緊急時の迅速な対応につなげる安全体制を整えます。
第45回大会では、学生主体の運営陣が「選手の命を絶対に守り抜く」という覚悟のもと、全選手への導入を決断しました。第46回大会でも、参加者が安心して競技に打ち込める環境を大会運営の標準として根付かせるため、全選手導入を継続します。
第46回大会におけるココヘリ導入の概要
本大会では、次の運用でココヘリを活用します。
● 対象:第46回筑波大大会の全クラス/全競技者
● 携行物:ココヘリ専用発信機
● 目的:緊急時の迅速な位置特定と捜索対応
● 運用:大会が貸与する発信機を、専用アタッチメントで腕に装着予定
継続導入により目指すこと
1.参加者が競技に集中できる環境づくり
参加者全員が同じ安全装備を携行することで、初心者から経験者まで、安心して競技に臨める共通の土台を整えます。安全体制を大会運営の前提とし、選手が競技とオリエンテーリングの魅力に真摯に向き合える環境を目指します。
2.緊急時の位置特定を迅速化
ココヘリ発信機が発する専用電波を受信機で捉え、山間部でも位置特定が可能です。参加者が分散する山林で緊急事態が生じた際、捜索範囲を絞り込み、迅速かつ適切な対応につなげます。
3.大会運営に根付く、継続的な安全文化へ
前回の導入で得た反響や意見を生かし、検討を重ねた上で全選手への導入を継続します。安全対策を継続的に磨き、競技の自由度と実効性ある捜索体制を両立する運営モデルとして育てていきます。
筑波大学体育会オリエンテーリング部 本大会役員 蔵田 育さん コメント
前回大会では、オリエンテーリング界初となる「全選手ココヘリ導入大会」として、大きな反響をいただきました。また、さまざまな視点から多くのご意見をいただき、それらを生かして検討を重ねた結果、今大会でもココヘリを導入することを決定しました。
選手が競技に真摯に打ち込み、オリエンテーリングを心から楽しむためには、参加者全員が安心して競技に臨める安全体制を整えることが大前提だと考えています。緊急時の迅速かつ適切な対応に向けて、ココヘリは重要な役割を果たします。
本大会でも、すべての参加者が安全に競技を楽しみ、笑顔で会場を後にしていただける大会を目指します。その思いを胸に、運営一同、大会の準備を進めてまいります。


大会概要
大会名称:第46回筑波大大会
開催日:2026年9月23日(水・祝)
主催/主管:筑波大学体育会オリエンテーリング部
開催地:栃木県矢板市・那須塩原市「八方ヶ原」
会場:山の駅たかはら
競技形式:個人ポイントオリエンテーリング(ミドル・ディスタンス競技)
大会公式サイト:https://www.46thtsukubacomp.com/
参加人数:約500名
前回大会のレポート
第45回筑波大大会 Day2におけるココヘリ全選手導入の運用と、大会を終えて得られた学びについては、AUTHENTIC JAPAN公式noteで公開しています。
『「ゴールまで」のその先へ。学生たちが挑んだオリエンテーリング大会の新しい安全対策』
https://note.com/authenticjapan/n/n559c876cd40d
「ココヘリ」とは
へリで山岳遭難者を捜索できる会員制の「民間へリ捜索サービス」です。山小屋などの民間組織による救助活動費用や公的機関の捜索打ち切り後に実施される民間の捜索費用を保険金としてお支払いする「山岳保険」に対して、「ココヘリ」は捜索サービスとして遭難者の生存率をあげることができます。
「ココヘリ」は発信機の電波とヘリ・ドローンを利用することで、従来の”目視での捜索”と比べ捜索時間を大幅に短縮し、「ここにいる」という0mの距離まで遭難者の位置を特定。捜索時間を長期化させないことが特徴です。
ココヘリ会員にそれぞれ専用の発信機を貸与し、会員は必ず発信機を身に着けて登山を行います。遭難事故発生時には、登山計画書にある山域をめがけてヘリを飛ばす準備を進めます。ヘリ・ドローンに受信機を搭載し、会員が身に着ける発信機と「直接通信」することで、スマートフォンが通信圏外の山域地帯でも迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。
会社概要
AUTHENTIC JAPAN株式会社
代表取締役社長:久我 一総
本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F
URL:https://www.authjapan.com/
事業内容:山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開
代表取締役 久我 一総の略歴
1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。
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