サグリ、技術アドバイザーに元メルカリGroup CTOの若狹建氏が就任
〜CTO室の強化及びテックカンパニーとして成長を目指す〜
※サグリCTO 牧野直矢氏(左)と若狹建氏(右)
就任の背景
サグリ株式会社はこれまで「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、国内外における様々な農業の課題解決を行ってまいりました。行政に対しては耕作放棄地の調査を衛星データで把握、管理できる「アクタバ」、作付け調査における作付け銘柄や面積等の調査を衛星データで把握、管理できる「デタバ」等のサービスを展開しています。また、営農現場へは衛星データにより農地の生育や土壌の分析を可能とするサービス「Sagri」を提供しています。
これらのサービスは海外展開も進めており、インド、タイなどへの提供。さらに去年1月にシンガポールに法人を設立し、衛星データによる土壌分析を活用し、農地から排出される温室効果ガスの削減量や、吸収量を評価し、カーボンクレジット化することで、脱炭素社会の実現を目指しています。
当社が更なる国内外での農業課題を解決するテックカンパニーとして展開を見据える中で、当社CTO牧野氏と同じく元メルカリGroup CTO等を歴任され豊富な知見と経験のある新たな経営陣を招き、CTO室の体制を強化致しました。
プロフィール及び就任のコメント
若狹 建
(経歴)
東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了。富士通研究所を経て、Sun Microsystems、Sonyでハードウェア(携帯電話・AV機器)関連のソフトウェア開発に携わる。GoogleでGoogle Mapsの開発に従事した後、2010年以降、Android OS開発チームでフレームワーク開発に携わる。Appleでのシステムソフトウェア開発、LINEでのLINEメッセンジャークライアント開発統括を経て、2019年よりメルカリに参画し、開発組織の強化を推進。執行役員としてMarketplace CTO、Group CTOを歴任。2022年からはMercari India取締役Managing Directorも兼務。2024年に退任後、現在は数社の技術アドバイザーや技術顧問を務める。2024年4月よりサグリ株式会社のアドバイザーに就任
(若狹氏からのメッセージ)
私自身はアグリテック初心者ですので、事業ドメインについては勉強していかないといけないのですが、この分野が非常に大きな課題を抱えていて、それを技術で解決するという挑戦にワクワクしています。日本は課題先進国なので、日本発のスタートアップがこのドメインに取り組んでいるのはすごく意義深いと感じています。世界の課題を解決するため、課題先進国である日本のスタートアップが羽ばたけるよう、主に技術および開発組織の観点から、グローバルな事業拡大のお役に立てれば嬉しいです。
サグリ株式会社について
サグリ株式会社は「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年6月に兵庫県で創業した岐阜大学発のインパクトスタートアップ企業で、2021年6月にはリアルテックファンドから総額1.55億円の資金調達を実施し、2022年12月にSBテクノロジーと資本業務提携を締結しました。
農林水産省より農林水産技術等大学発ベンチャーに選定。また、環境省スタートアップ大賞事業構想賞を受賞。2023年には、経済産業省からJ-Startupおよび-Startup Impactの1社として選定され、ICCサミット KYOTO2023 カタパルトグランプリ優勝。
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