FIXER、イレブンラボのAI音声技術を活用したエンタープライズ向け音声AIソリューションの開発・検証を開始

医療現場での活用を起点に、ソブリンAIプラットフォーム「Sovereign GaiXer」の展開領域を拡大

株式会社FIXER

株式会社FIXER(本社:東京都港区、代表取締役社長:松岡 清一、以下FIXER)は、イレブンラボジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、Japan&Koreaゼネラルマネージャー:田村 元、以下イレブンラボ)が提供するAI音声プラットフォームを活用し、日本市場におけるAI音声ソリューションの提供・展開に向けた取り組みを開始したことをお知らせします。

FIXERは、イレブンラボが提供する高精度な音声AIプラットフォームと、自社のソブリンAIプラットフォーム「Sovereign GaiXer」を組み合わせることで、 医療・公共自治体・流通小売など、高いセキュリティやデータガバナンスが求められるエンタープライズ領域におけるAI活用の推進を目指します。
第一弾の重点領域として、医療現場における診療記録の作成支援への応用を見据え、診察時の会話を音声AIでテキスト化し、Sovereign GaiXerが診療記録のドラフトを生成する、文書作成支援の仕組みの構築を進めます。生成されたドラフトは医師が確認・修正したうえで記録として完成させる運用を前提としており、医療従事者の文書作成負荷の軽減を目指します。
また、本取り組みの対象は医療領域にとどまりません。音声入力によって現場の会話を業務データへ変換する共通基盤として、公共・自治体の窓口対応、流通・小売の接客記録やVOC分析など、さまざまな産業への横展開を見据えています。 

※1 イレブンラボの音声認識モデルは、多言語ベンチマーク「FLEURS」の日本語において単語誤り率(WER)3.1%を達成したことを同社が公表しています(2026年時点、イレブンラボ社調べ)。 

■取り組みの背景 

生成AIの業務活用は、チャットや文書生成にとどまらず、現場で発生する会話・対話データの活用へ広がっています。医療、行政、流通などの現場では、日々の業務の中で多くの会話が発生している一方、その内容を記録・整理・共有する作業は人手に依存しており、業務負荷や属人化の要因となっています。
特に医療現場では、診療記録、電子カルテ入力、紹介状、退院時指導書など、多くの文書作成業務が医療従事者の負担となっています。一方で、患者情報を扱う医療領域では、単に音声をテキスト化するだけではなく、セキュリティ、データガバナンス、既存システムとの連携など、エンタープライズレベルの実装力が不可欠です。
イレブンラボは、高品質な音声合成、音声認識、リアルタイム音声対話技術を提供するAI音声企業です。自然な音声品質、高い認識精度、多言語対応を強みとし、グローバルで幅広い企業に採用されています。2025年4月には日本法人を設立し、日本市場での展開を本格化しています。
FIXERは、クラウド・AI・セキュリティを組み合わせたエンタープライズ向けシステム構築に強みを持ち、医療・行政・金融など、高い信頼性が求められる領域でのAI活用を支援してきました。
FIXERでは、イレブンラボが提供する高精度な音声AI技術と、自社のソブリンAIプラットフォーム「Sovereign GaiXer」を組み合わせることで、医療をはじめとする高いセキュリティが求められる現場において、安全にAIを活用できるソリューションの提供を目指します。


■本取り組みで目指すこと 

本取り組みでは、現場で交わされる会話を、音声AIによってテキスト化し、Sovereign GaiXerによって業務文書のドラフトや構造化データへ変換する仕組みの構築を進めます。
イレブンラボが提供するAI音声プラットフォームを活用し、FIXERのSovereign GaiXerとの連携により、会話内容の意味解釈、要約、業務文書テンプレートへの転記、既存システムとの連携、セキュアなデータ管理を実現する構成を想定しています。
まずは医療現場での活用を重点領域として、診察時の会話を音声認識でテキスト化し、Sovereign GaiXerが診療記録のドラフトを生成する文書作成支援の仕組みの構築を進めます。将来的には、電子カルテをはじめとする標準的な医療情報システムとの連携も視野に入れ、診療記録の作成支援から医療システム連携までを支援する医療DX基盤としての発展を目指します。 

■重点領域 

1.医療領域 

医療現場では、診療記録や電子カルテ入力などの文書作成業務が、医療従事者の大きな負担となっています。医師や看護師が患者と向き合う時間を確保しながら、診療情報を正確かつ効率的に記録する仕組みが求められています。
本取り組みでは、診察時の会話を音声AIでテキスト化し、Sovereign GaiXerがSOAP形式などの診療記録ドラフトを生成する、文書作成支援の仕組みの構築を進めます。医師はAIが生成したドラフトを確認・修正して記録を完成させるため、カルテ入力にかかる負担の軽減が期待できます。本仕組みは診断や治療方針の決定を行うものではなく、あくまで文書作成を支援するものです。
なお、音声データの取得にあたっては、患者への説明と同意を前提とし、患者情報を含むデータは国内かつ閉域ネットワーク内で処理する構成を想定しています。Sovereign GaiXerを活用することで、生成AI処理を院内・閉域環境で完結させ、医療機関が求めるセキュリティやデータガバナンス要件への対応を進めます。

2.公共・自治体領域 

自治体の窓口業務では、相談・申請対応の記録作成、申請書類の整備、対応履歴の共有などに多くの工数が発生しています。加えて、住民の個人情報を扱うため、データの国内保持やガバナンスへの要請も高い領域です。
本取り組みでは、職員と市民の会話を音声入力し、対応記録、申請書類、FAQナレッジなどへ自動生成・整形する仕組みの開発を目指します。これにより、職員が窓口対応に集中できる環境づくりと、住民サービスの向上を支援します。     

3.流通・小売領域 

流通・小売現場では、接客時の会話、日報、引継ぎ、問い合わせ記録、VOCなど、多くの情報が現場で発生しています。一方で、繁忙時には記録が後回しになり、貴重な顧客の声や現場知見が十分に蓄積されない課題があります。
本取り組みでは、店舗での会話を音声入力したうえで、日報、引継ぎメモ、問い合わせ記録、VOC分析などへ活用する仕組みを検討します。現場の記録負荷を軽減しながら、店舗オペレーションや顧客体験の改善に貢献することを目指します。

今後の展開 

FIXERは、イレブンラボのAI音声プラットフォームを活用した検証を進めるとともに、音声入力とSovereign GaiXerを組み合わせたソリューションのPoCを実施し、医療・公共・流通などへの展開を目指します。
医療領域では、診療会話のテキスト化と診療記録ドラフト生成の精度検証、および標準的な医療情報システムとの連携可能性の検証を行い、医療従事者の文書作成負荷の軽減と、医療データ活用の高度化に向けた取り組みを進めます。
FIXERは今後も、Sovereign GaiXerを中核としたソブリンAIの実装力を強化し、医療・行政・金融・流通など、高い信頼性が求められる領域におけるAI活用を推進してまいります。 


■イレブンラボについて 

イレブンラボは、AI音声技術を提供する企業です。高品質な音声合成、音声認識、リアルタイム音声対話技術を強みとし、多言語対応を含む幅広いAI音声ソリューションをグローバルに展開しています。2025年4月には日本法人であるイレブンラボジャパン合同会社を設立し、日本市場での事業を本格化しています。 

■株式会社FIXERについて

FIXERは2009年に創業し、Microsoft Azureの国内展開初期から、企業・官公庁・自治体のエンター  プライズシステムを中心に、クラウドを活用したIT基盤の構築と高度化を支援してきました。日本におけるクラウド活用の黎明期から、多数の基幹システムをプライムで手掛け、社会インフラのデジタル化を支えてきた実績を有しています。
近年は、生成AIを生産性向上の中核技術と位置付け、自社開発の生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」を展開しています。さらに、セキュリティや運用要件に応じた選択肢として、組織の閉域ネットワーク内で完結するオンプレミス型生成AI「Sovereign GaiXer(ソブリン ガイザー)」の提供を開始しました。
FIXERは、クラウドからオンプレミスまでを含む柔軟な構成により、さまざまな現場で生成AIを実務に活用できる環境を提供しています。テクノロジーによって業務の負荷を軽減し、人が本来注力すべき価値創出に集中できる社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社FIXER
代表者:代表取締役社長 松岡 清一
所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階
Webサイト:https://fixer.co.jp/

※Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

株式会社FIXER

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URL
https://www.fixer.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館
電話番号
03-3455-7755
代表者名
松岡清一
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2009年11月