電子地域通貨「アクアコイン」に対応し木更津市役所の窓口手数料がキャッシュレス支払い可能に
市民サービスの向上および窓口業務の負担軽減を図る
株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)の電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した、千葉県木更津市を対象とする電子地域通貨「アクアコイン」は、市民サービスの向上および窓口業務の負担軽減を図る観点から、6月12日(水)より市役所窓口での証明書発行等の手数料支払いに対応しました。
アクアコインは君津信用組合(本店:千葉県木更津市、理事長:宮澤 義夫)、木更津市(市長:渡辺芳邦)、木更津商工会議所(会頭:鈴木克己)の3者が連携し導入を推進している、スマートフォンアプリ上で利用できる電子地域通貨です。利用者は加盟店に設置された二次元コードを読み取ることで手軽に決済できます。加盟店は二次元コードの設置のみで初期導入費用負担が少なく簡単に即座に導入が可能で、売上金として入金されたコインは預金口座へ換金入金するだけでなく、コインのまま他加盟店への支払い(送金)にも使え、域内のお金の循環を活性化できる仕組みです。
アクアコインでの支払い対象となる手数料等は以下のとおりで、市役所窓口に設置された二次元コードをアクアコインアプリで読み取ることにより支払いが完了します。
対象となる手数料
▼総務手数料
・税務関係証明及び閲覧手数料
・戸籍関係手数料
・住民票関係手数料
・印鑑証明手数料
・自動車臨時運行許可手数料
・船員関係手数料
・諸証明手数料
・住民票広域交付手数料
・通知カード再交付手数料
・個人番号カード再交付手数料
▼衛生使用料(保健衛生使用料)
・火葬場使用料
<アクアコイン概要>
・対象者:アプリ(無料)をダウンロードされたユーザー
・利用可能店舗:千葉県木更津市の450店舗(2019年6月時点)
・チャージ可能場所:君津信用組合営業店舗窓口(店舗数:市内5本支店、市外10支店)および、専用チャージ機(設置場所:木更津市観光案内所、イオンタウン木更津朝日ショッピングセンター内)、プリペイドカード(販売所:観光案内所等4箇所)でチャージが可能です
・チャージ上限金額:10万円
・交換単位:1円=1コイン
・有効期限:最終利用日から一年後の当月末日(ポイントは付与日から一年後の当月末日)
「アクアコイン」アプリのダウンロード
下記アクアコイン特設サイトからダウンロードできます。
https://www.kisarazu-aquacoin.com/
今後の展開
アクアコインは、行政と金融機関、商工会議所が連携して取り組む全国初の電子地域通貨として、地元商店と住民の交流を促す各種イベントや市民総出のまちづくりを目指す行政ポイントの導入など、地域に根差した取り組みを多数行ってまいりました。今後は市役所窓口での利用状況を見つつ市税納付対応も検討していくとともに、行政サービスと絡めたさまざまな活用方法を多角的に検討してまいります。
MoneyEasy(マネーイージー)とは
株式会社フィノバレーが提供する、電子地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、グループ会社である株式会社アイリッジのスマートフォン向け位置情報連動型O2Oソリューション「popinfo」と組み合わせることでマーケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨としても利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。
株式会社フィノバレー
株式会社フィノバレーは、電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方の電子地域通貨「さるぼぼコイン」を筆頭に、小田急電鉄の新宿シネマ&バルWEEKの電子地域通貨「シネバルコイン」などの支援実績があります。2018年8月より株式会社アイリッジのフィンテック事業を承継する子会社として新たに事業をスタートしました。
https://finnovalley.jp/
株式会社アイリッジ
株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した企業のO2O(Online to Offline)支援を軸に、フィンテック、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。O2O支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像