ウィルズ、IR-port「インタラクティブレポート」導入第一号
TBSホールディングス「TBSグループ統合報告書2026」を公開― 公開2日後にChatGPTの参照元に ―
投資家と上場企業を結ぶIR支援カンパニーである株式会社ウィルズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉本 光生、以下「当社」)は、統合報告書の制作から、公開後の投資家対話・AIEO対応までを一貫して支援するIRプラットフォーム「IR-port(アイアールポート)」の「インタラクティブレポート」導入第一号として、株式会社TBSホールディングス(本社:東京都港区、東証プライム:9401、以下「TBSホールディングス」)の「TBSグループ統合報告書2026」を、2026年9月2日にAI対話型の「インタラクティブレポート」として公開いたしました。
本件は、IR-portの「インタラクティブレポート」機能の初導入事例です。TBSホールディングスが制作・発行した統合報告書をそのままIR-portに取り込み、AI対話型レポートとして公開しています。
IR-portは、統合報告書を「人が読む面」と「AIが読む面」の二層で公開します。公開翌日にはOpenAIのクローラが全ページ規模で取得し、公開2日後にはChatGPTの回答で本レポートが参照元として表示されることを当社で確認いたしました。統合報告書が投資家に読まれるだけでなく、「AIに読まれる」段階に入っています。
▶ TBSホールディングス 統合報告書2026:https://tbsholdings.ir-port.com/
▶ IR-portサービスページ:https://wills-net.co.jp/service/ir-csr-esg/irport/
▶ 詳しい解説「AIに読まれる統合報告書とは何か」(WILLs Insight):https://wills-net.co.jp/insights/ai-readable-integrated-report/
■本リリースのポイント
① IR-port「インタラクティブレポート」の導入第一号として、TBSホールディングスが制作した「統合報告書2026」(全82ページ)をそのまま取り込み、2026年9月2日に公開
② 「人が読む面」と「AIが読む面」の二層公開。PDFも制作フローもそのまま、発行体がすることはPDFを渡すだけ
③ 公開翌日にOpenAIのクローラ(GPTBot)が全ページ規模で取得。9日間でAI・検索エンジンによる取得1,713回、うち利用者の質問に応じた取得196回(9月11日時点・当社記録)。2日後にChatGPTの参照元に(9月4日・当社確認)
④ AIは報告書本文のみを参照し、原文引用と該当ページで回答。記載がないことは「記載がありません」と返す設計
⑤ 東大松尾研発スタートアップ・株式会社パンハウスと共同開発
■見えている報告書と、AIが見ている報告書は別物
統合報告書のPDFは人の目のために作られており、AIが読む文字データでは、数字が抜ける・表が潰れる・図の言葉が消えるといった欠落が日常的に起きています。画面で校正しているかぎり気づけず、閲覧ツールに載せてもAIのクローラに本文が届いていないことも少なくありません。そして、AIが読みに来ているかどうかは通常のアクセス解析には現れません。
読み手にAIが加わったのに、開示の側はまだ人の目だけを想定している。統合報告書を「発行して終わり」にせず、人にもAIにも正しく届き、どう読まれたかが発行体に返る状態にすることが、次の課題です。
■IR-port「インタラクティブレポート」とは
インタラクティブレポートは、IR-portが提供する高度化機能の一つで、統合報告書を起点に企業と投資家の双方向コミュニケーションを実現するAI対話型のIRレポートです。統合報告書を次の二層で公開します。
<人が読む面>
・紙面そのままのページを読みながら、内容をAIに質問できる。AIは原文を「 」で引用し、該当ページを示して回答
・個人投資家・アナリスト・ESGアナリストなど、読み手の立場に応じて質問例と回答の深さが変わる。
<AIが読む面>
・全82ページのすべてに固有のURLがあり、AIや検索エンジンは「報告書の何ページ目」を出典として指せる
・PDFの裏にある文字データを独自の工程で診断・整形し、人の確認を経て公開。AIが読むのは整えられた本文
・人が読む面のAI対話も、AIが読む面も、同じ本文だけを情報源とする。AIに聞いても、IR-portで聞いても、同じ本文に辿り着く
AIの回答は公開済みの本文のみを参照し、記載がない事項には「記載がありません」と返します。推測や未開示情報には踏み込まず、フェア・ディスクロージャー・ルールに配慮した、開示の枠を越えない設計です。生成AI・AI検索に正しく読まれ、正しく引用されるための最適化「AIEO(AI Engine Optimization。AIO、GEOとも呼ばれます)」に、公開の時点で対応しています。

■実測:公開から9日間で何が起きたか
2026年9月2日13時の公開後の推移は次のとおりです(2026年9月11日時点、当社記録)。
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いつ |
何が起きたか |
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公開翌日の深夜 |
OpenAIのクローラ(GPTBot)が全ページ規模で取得 |
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公開2日後(9月4日) |
ChatGPTに「TBSの統合報告書の内容をまとめて」と質問した際の回答に、参照元として表示(当社確認) |
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発行体サイトにリンク掲載から37分 |
新たなAIクローラが到達 |
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公開から9日間 |
AI・検索エンジンによる取得 1,713回。うち196回は、ChatGPTやClaudeの利用者の質問に応じてその場で報告書を取りに来たもの(ChatGPT-User 163・Claude-User 33) |
※ 生成AIの回答内容・参照元は利用プラン・時期・質問により変動します。上記は当社の記録・確認にもとづくものであり、外部AIの回答そのものは当社の制御外です。
なぜPDFはAIに読まれにくいのか、管理画面でどんなデータが取れるのか、汎用AIと何が違うのかは、WILLs Insightの解説記事で詳しくご紹介しています。
▶ https://wills-net.co.jp/insights/ai-readable-integrated-report/
■管理画面で「どう読まれ、何が伝わったか」が発行体に返る
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層 |
見えるもの |
分かること |
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AI・検索エンジン |
どのAIが、いつ、どのページを読みに来たか |
どう読まれたか。通常のアクセス解析には現れない層 |
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投資家 |
報告書に何を質問し、どのページを読み、どこで止まったか |
何が伝わり、何が伝わらなかったか。翌年の編集の材料になる |
投資家側の層では、ページ別の閲覧回数・滞在時間、頻出質問ランキング、読み手の立場別の関心、特定ページを見ながら質問が発生した「つまずきポイント」、AI回答への評価、報告書に記載がなく回答できなかった質問(情報ギャップ)を管理画面で確認でき、CSVで出力できます。記録するのは閲覧・質問とAIの取得記録であり、投資家個人を特定するものではありません。

■TBSホールディングス様からのコメント
株式会社TBSホールディングス 総務局コーポレートガバナンス部IR室リードマネージャー 兼 統合報告書編集長 小路由香様
「統合報告書は、私たちの価値創造ストーリーをステークホルダーの皆様に伝えるための重要なツールです。今回のインタラクティブレポートでは、読み手の皆様が関心のあるテーマから自由に問いかけ、報告書の原文にもとづく回答を得られるようになりました。どのページが読まれ、どのような質問が寄せられたか、そしてAIにどう読まれているかをデータとして把握できることは、次の統合報告書をより良いものにするうえで大きな意味があると考えています。」
■当社コメント
株式会社ウィルズ 常務取締役 コーポレートコミュニケーション本部長 山本 章代
「IR-portは、人が読む面とAIが読む面を同じ本文から作ることで、AIに読まれる形の統合報告書がまだ少ないという現状との差を埋めます。公開直後からAIが読みに来ていることを実測で確かめられたのは、開示の側がAIに向き合う第一歩だと考えています。AIにとって読みやすい情報は、投資家にとっても読みやすい情報です。当社は企業と投資家の両側に介在し、企業とすべての投資家をつなぐ役割を果たしてまいります。」
■東大松尾研発スタートアップとの共同開発
IR-portは、東大松尾研発スタートアップの株式会社パンハウスと当社が共同開発したサービスです。汎用の生成AIに開示資料を読ませても整った文章は返りますが、投資家の問いの意図を汲むには資料の外にある知見が必要です。当社が東証プライム上場企業を含む統合報告書の企画・制作で培った「投資家が、どの資料の、どの記載を、なぜ求めるのか」という編集の知見を、IR特化型のナレッジベースとして実装しています。違いはAIの性能ではなく、AIに与えている知見にあります。
■IR-portが提供する統合報告書の「次のかたち」
・インタラクティブレポート:AI対話型の統合報告書。閲覧・質問・AI取得のデータを蓄積・分析
・スポンサードリサーチ:第三者アナリスト視点の企業分析レポート。機関投資家向けプラットフォーム「IR-navi」を通じて投資家に配信
・インベスターズレポート:企業価値を分かりやすく伝える要約版レポート
・制作支援:AIによるコンテンツ制作支援・英文翻訳・デザインアウトプット
既存の統合報告書をそのままインプットして利用でき、原則として自社サーバーへの導入は不要です。自社の統合報告書がAIにどう読まれているかの診断も、IR-portで承ります。
■今後の展望
当社は、IR-portのインタラクティブレポートを上場企業のIRレポートにおける新しい標準的な選択肢として広く提案してまいります。現在、複数の上場企業からお問い合わせ・導入のご相談をいただいており、順次公開を進めていく予定です。今後は、IR-portと「プレミアム優待倶楽部」「IR-navi」を連携させる「共創プラットフォーム」構想のもと、企業と投資家の間にある情報の非対称性の解消に取り組んでまいります。
■「IR-port」サービス概要
サービス名:IR-port(アイアールポート)
内容:統合報告書・サステナビリティ開示資料の企画・構成・制作支援。AIによるコンテンツ制作支援・英文翻訳・デザインアウトプットに加え、インタラクティブレポート(AIEO対応)・分析機能・スポンサードリサーチ・投資家別レポート生成など、投資家との対話を高度化する機能を提供
開発:株式会社ウィルズ/株式会社パンハウス(共同開発)
サービスURL:https://wills-net.co.jp/service/ir-csr-esg/irport/
◆株式会社ウィルズについて
株式会社ウィルズ(英名:WILLs Inc.)は、「投資家と上場企業を結ぶIR支援カンパニー」として、上場企業の企業価値向上に向けたIR支援・株主管理の効率化・サステナビリティ開示支援サービスを提供しています。
主なサービスとして、株主管理DXプラットフォーム「プレミアム優待倶楽部」、電子マネー・ポイント株主優待サービス「デジタル優待倶楽部」、機関投資家マーケティングプラットフォーム「IR-navi」、統合報告書AI自動制作サービス「IR-port」、統合報告書・サステナビリティレポートの企画・制作、ESG開示支援を行う「サステナビリティソリューション」を展開しています。
<ウィルズ提供 IR支援サービス>
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プレミアム優待倶楽部 |
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デジタル優待倶楽部 |
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IR-navi |
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IR-port |
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サステナビリティソリューション |
今後もIR活動、株主・投資家とのコミュニケーション、サステナビリティ情報開示の支援を通じて、上場企業とステークホルダーとのより良い関係構築に貢献してまいります。
事業の詳細は、次のウェブサイトをご参照ください。(https://www.wills-net.co.jp/ )
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