自社開発の物流施設屋根上を活用したフィジカルPPAに着手
オンサイトの余剰再エネ電力をオフサイトへ供給
株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美)は、オンサイトに加えオフサイトの需要家にも再生可能エネルギーを供給するフィジカルPPA(※1)に着手しました。
本取り組みは、大林組が開発する物流施設「(仮称)OAK LOGISTICS CENTER厚木)」の屋根上に、大林組のグループ会社である株式会社大林クリーンエナジー(本社:東京都港区、社長:菊谷晋吾)が、太陽光発電システムを設置し、同施設に電力供給を行います。さらに物流施設が消費しきれない余剰電力はFIP制度(※2)を活用し、大林グループが運営する商業施設や工場など複数施設に供給します。
また、太陽光発電システムで賄えない時間帯(夜間、曇天時など)の電力については、大林クリーンエナジーが取次事業者(※3)として環境価値(※4)と共に、物流施設および大林グループが運営する複数施設に販売する計画です。これにより、本取り組みが対象とする施設において、再生可能エネルギー導入率の実質100%を達成します。

大林グループは、2019年に「Obayashi Sustainability Vision 2050」を策定し、「地球・社会・人のサステナビリティの実現」をめざして、グループ一体で脱炭素への取り組みを進めています。本取り組みは、先行して実施している自己託送制度を活用した電力供給やバーチャルPPA(仮想電力購入契約)と同様に脱炭素社会実現に向けた事業の一環です。
これらの取り組みにより、発電事業者として得た知見やノウハウを、建設事業におけるお客様の脱炭素に向けたニーズに対するソリューション提案に生かしていくことで、企業価値の向上に寄与するとともに持続可能な社会の実現に貢献します。
取り組みの概要

|
設置場所 |
(仮称)OAK LOGISTICS CENTER厚木 |
|---|---|
|
所在地 |
神奈川県厚木市下川入123番1 |
|
発電事業者 |
株式会社大林クリーンエナジー |
|
需要家 オンサイト |
株式会社大林組(物流施設) |
|
需要家 オフサイト |
大林道路株式会社、大林新星和不動産株式会社 |
|
発電規模 |
2,505.36kWdc/1,600kWac |
|
想定年間発電量 |
約260万kWh |
|
想定年間CO2削減量 |
約227t-CO2(オンサイト) |
|
運転開始予定 |
2027年1月以降 |
※1 フィジカルPPA
再生可能エネルギー電源から実際の電力を受け取り、長期で売買する契約形態。発電所から需要家へ電力そのものと環境価値を一体で供給するため、生グリーン電力を利用できる点が特徴
※2 FIP制度
2022年4月から開始された、「Feed-in Premium(フィードインプレミアム)」制度の略称で、再生可能エネルギー導入を促進することを目的とした制度。発電事業に対する補助額「プレミアム」が一定で、売電収入は市場価格に連動する
※3 取次事業者
小売電気事業者が市場などから調達する電気を、自社の名義で需要家へ販売を行う事業者
※4 環境価値
再生可能エネルギーで発電した電力が持つ二酸化炭素(CO2)を排出しない付加価値のこと
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
