宮崎発AGRIST、アフリカ農業技術の最高峰へ。ルワンダ開催「アフリカ農業技術会議(ACAT)」でみどりの食料システム戦略の取り組みやスマート農業事例を発表
テーマは「アフリカ農家のための次世代アグリテック」。JICA等とも連携して世界の飢餓問題解決へ。スマート農業で、アフリカの食料安全保障と持続可能な農業に貢献。オンライン報告会も開催予定

概要
AIを活用した農業用ロボット開発を手がけるAGRIST株式会社(本社:宮崎県児湯郡新富町、代表取締役:秦 裕貴)は、2025年6月9日から13日にかけてルワンダ共和国のキガリ・コンベンションセンターで開催される「第2回アフリカ農業技術会議(ACAT)」の登壇企業に選出されたことをお知らせいたします。本会議はアフリカ農業技術財団(AATF)とルワンダ政府が主催する大陸随一の農業技術プラットフォームです。「アフリカの農家のための次世代アグテック・ソリューション」という会議テーマの下、代表の齊藤が現地登壇し、日本のスマート農業技術と、国内外で20以上の賞を受賞したAI自動収穫ロボットを紹介。アフリカ、ひいては世界の食料問題解決への貢献を目指します。


アフリカ食・農業のDX最前線:現場が求めるAg-Techソリューションとは?アフリカ農業の未来図を描くACAT報告会
AGRISTは、ACATにて 「Farmers Dialogue: Digital Divide and Promoting Tech Literacy」 セッションに登壇した齋藤とモデレーターを務める秦によるオンライン報告会を6月16日(月)14:30〜開催します。会議全体の潮流に加え、「技術リテラシー向上」「脱炭素」「生産性の向上と持続可能性」「パートナーシップ構築」といった、アフリカの食・農業分野における技術の実装と農業のDX最前線についてご報告します。

日時 |
6月16日(月)14:30〜15:30 |
申込 |
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形式 |
オンラインZOOM・事前申込制 |
AGRIST株式会社

AGRISTは、テクノロジーで農業課題を解決し、100年先も続く持続可能な農業を実現するスタートアップ企業です。AIを搭載した自動収穫ロボットを活用したスマート農業を全国で展開しております。拠点は、国の地方創生優良事例にも選出された農業が盛んな宮崎県新富町です。2023年までに農林水産大臣賞を含む国内外で20以上の賞を受賞しました。
本リリースのポイント
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アフリカ最高峰の農業技術会議に選出: アフリカ農業技術財団(AATF)等が主催する「アフリカ農業技術会議(ACAT)」に、その技術力を評価され登壇します。
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会議テーマとの合致: 「次世代アグテック・ソリューション」を掲げる会議に対し、AI収穫ロボットという具体的な解決策を提示します。
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世界の食料課題への貢献: 独立行政法人国際協力機構(JICA)等とも連携し、世界で8億人が直面する飢餓問題の解決に挑みます。
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アジアとの連携強化: ACATが推進する「南南協力(アジアとの連携)」の文脈の中で、日本からの技術移転を加速させます。
背景: なぜAGRISTが選ばれたのか
世界の食料需要が増大する中、特に著しい人口増加が見込まれるアフリカ大陸では、食料の安定供給が国家レベルの重要課題です。しかし、多くの地域では農業の担い手不足や、気候変動による生産性の低下といった問題に直面しています。
この度、株式会社あさい農園様(三重県津市、代表取締役 浅井雄一郎氏)に推薦いただき、我々AGRISTが「アフリカ農業技術会議(ACAT)」の登壇企業として選出されたのは、日本の「課題先進国」としての状況から生まれた我々のAIロボット技術とビジョンが、会議のテーマである「アフリカの農家のための次世代アグテック・ソリューション」に合致すると高く評価いただけた結果です。
アジアとの連携を推進するACATの理念は、日本のスタートアップである我々が、アフリカの農業課題解決に貢献する上で最も理想的な機会を提供してくださるものと確信しております。
代表取締役 秦 裕貴のメッセージ

「宮崎の小さな町で、一人の農家の『ロボットが必要だ』という声から始まった我々の挑戦が、今、アフリカという大きな可能性を秘めた大陸へと繋がることを大変誇りに思います。『次世代アグテック・ソリューション』をテーマに掲げるこの歴史的な会議に、我々の技術とビジョンを評価いただき、登壇の機会を得られたことは大変光栄です。テクノロジーの力で、儲かる農業と持続可能な環境を両立させる。この日本発のモデルが、アフリカの豊かな大地で新しい農業の形を創り出す一助となれるよう、情熱をもって我々のビジョンをお伝えしてまいります。」
今後の展望:世界の食料課題解決への貢献
AGRISTは、「ACAT」での登壇を重要な一歩とし、グローバルな食料課題の解決に向けた取り組みをさらに加速させます。今後は、独立行政法人国際協力機構(JICA)をはじめとする国内外の機関とも連携を強化し、我々のテクノロジーを真に必要としている地域へ届けるための枠組みを構築してまいります。
現在、世界では未だ8億人もの人々が飢餓に苦しんでいるという現実があります。 我々のAI農業ロボット技術は、単なる自動化ツールではありません。食料生産の持続可能性を高め、この深刻な世界的課題の解決に貢献するためのソリューションであると信じています。アフリカでの実証実験や事業展開を通じて具体的な成果を創出し、100年先も続く世界の食と農の未来に貢献してまいります。
【お問い合わせ先】
本リリースに関するお問い合わせ、また取材や事業提携に関するご相談は、下記までお気軽にご連絡ください。
AGRIST株式会社 広報担当
Email:press@agrist.com
会社HP:https://agrist.com
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