飯能の山里に咲いた芸-説経節-特別展・公演会開催
江戸から伝わる説経節の特別展・公演会をお楽しみいただけます。
埼玉県飯能市は、市内東吾野地区・虎秀にある落合家伝来の「落合家人形芝居用具及び説経節関連資料」が、
令和2年3月に飯能市有形民俗文化財に指定されたことを記念し、
説経節をテーマに、飯能市立博物館で10月18日(日)から特別展を、市民会館で12月6日(日)に公演会を開催します。
飯能の山里に咲いた芸-説経節 https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/3922
説経節は、中世に起源をもつ語りの芸で、江戸時代に三味線伴奏や人形芝居を加えて人気が高まり、
かつては説経節を語る説経師が各地で活躍していました。
飯能市の落合家は、明治から昭和にかけて親子で活躍した三代目、四代目の薩摩千代太夫を輩出し、
特に子の四代目薩摩千代太夫は、一世を風靡した説経師・初代若松若太夫も一目置いた名人だったといわれています。また落合家では、後に「片瀬人形」と称される人形芝居も興行していましたが、
活動の期間の短さから「幻の人形芝居」と呼ばれています。
■飯能市立博物館 特別展【説経師・薩摩千代太夫と幻の「片瀬人形」】
「説経節」と「落合家人形芝居用具及び説経節関連資料」の世界を紹介します。
- 会期 令和2年10月18日(日)~12月13日(日) 9:00~17:00(入館は16:30まで)※休館日:毎週月曜日(11 月23 日除く)、11 月4日(水)、24 日(火)
- 会場 飯能市立博物館 特別展示室ほか
■市民会館 公演会【説経節と八王子車人形】
飯能ゆかりの八王子車人形芝居と説経節がコラボレーションします。
- 日時 令和2年12月6日(日)13:30(開場13:00)
- 会場 市民会館 大ホール
- 出演 三代目若松若太夫、説経節の会、八王子車人形西川古柳座
- 演目 『三人三番叟』『信太妻 葛の葉子別れの段』『小栗判官 矢取の段』
- 入場料 全席指定1,000円 ※ソーシャルディスタンスに配慮し、席の間隔を空けて開催します。
- チケット販売 市民会館、地域活動支援課(飯能市役所本庁舎別館)で発売
■説経節と「片瀬人形」イメージ
■飯能の山里に咲いた芸-説経節-特別展・公演会ビジュアル
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