【セイウチの嫁入り】セイウチの繁殖計画実施のため、メスのセイウチ「ヒマワリ」が南知多ビーチランドへお嫁に行きます。

伊勢シーパラダイスと南知多ビーチランドからのお知らせ

三重県伊勢市の「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」通称、伊勢シーパラダイスと、愛知県知多郡美浜町の「南知多ビーチランド」(所長:平松 大介)は、「ブリーディングローン」制度を活用したセイウチの繁殖計画を昨年に続き実施致します。
 本計画は伊勢シーパラダイスのメスのセイウチ「ヒマワリ(推定21歳)」を令和4年(2022)2月16日水曜日(※予定)に南知多ビーチランドへ貸し出し、南知多ビーチランド所有のオスのセイウチ「キック(24歳)」との間で繁殖を目指します。なお、交尾の確認ができ次第、ヒマワリは伊勢シーパラダイスへ戻ります。
【ブリーディングローンとは】

動物の繁殖を目的として、所有権を残したまま動物の貸し借りを行う制度で、日本動物園水族館協会によって創設。
 
【日程(予定)】

・移動
令和4年(2022)2月16日水曜日 早朝 ※予定
セイウチのヒマワリ、伊勢シーパラダイスから南知多ビーチランドへ嫁入り

・同居
令和4年(2022)2月下旬から3月上旬 動物の体調を見極め、同じ飼育舎での同居を開始
※体調によっては同居開始が早まる場合がございます。

・帰郷
令和4年(2022)3月中旬から4月上旬 セイウチのヒマワリ、南知多ビーチランドから伊勢シーパラダイスへ里帰り
※上記のスケジュールは動物の体調や天候などによって急遽延期になる場合がございます。

【プロフィール】

ヒマワリ
推定21歳・雌・体重約650㎏
2002年 伊勢シーパラダイスへ来館
現在:相棒のタンポポと2頭で、柵なしのふれあいイベント「セイウチお散歩タイム」で活躍中
 

ヒマワリヒマワリ


キック
24歳・雄・体重約1000kg
1997年鴨川シーワールド生まれ
2003年南知多ビーチランドへ来園
国内繁殖個体での飼育最長記録更新中
 

キックキック


【セイウチ】

生息地:北極圏の沿岸地帯、及び氷縁部に生息する。
特徴:口の周りにたくさんのヒゲ(感覚器)がある。雌雄共に長い牙を持ち、外敵から身を守る際や個体同士の闘争時に使用する。雄の方が体が大きく成長すると1mほどの牙を持つ。
体長3メートル以上、体重1トン以上になる大型の海生哺乳類。
妊娠期間は約15カ月。生後2年間は母親が子供と共に生活する。

日本では、9つの園館で合計26頭(雄5頭・雌21頭)のセイウチを飼育しており、そのうち繁殖に成功しているのは小樽水族館・鴨川シーワールド・鳥羽水族館の3園館のみです。
現在セイウチの輸入は大変難しく、国内のセイウチ飼育館で協力して繁殖に取り込んでいます
(※2021年12月31日時点)

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会社概要

URL
https://ise-seaparadise.com/
業種
サービス業
本社所在地
三重県伊勢市二見町江580
電話番号
0596-43-4111
代表者名
山越 悠登
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1970年06月