ホロライブ オン ステージ -でいどり~む- & ときのそら1stワンマンライブ「Dream!」@19/10/6 Veats Shibuya<オフィシャルライブレポート>
VTuber事務所「ホロライブ」タレント達による音楽ライブ開催!ワンマンを開催したときのそらに加え、「ホロライブ オン ステージ -でいどり~む-」でロボ子さん・夜空メル・さくらみこ・AZKiも出演!
▼ホロライブ オン ステージ -でいどり~む-
トップバッターとして登場したVSingerのAZKiは、SCRAMBLESがプロデュースした楽曲「ひかりのまち」「from A to Z」を披露。自身のワンマンライブや対バンなど、様々な舞台を経験しているだけあって、堂々たるパフォーマンスで会場を盛り上げた。
続いて登場したのは今回メインMCとして場を盛り上げたさくらみこが登場。「今回1曲目はバラードをやってみたいなと思って。」と1曲目にやなぎなぎの「ユキトキ」を披露した。普段とのギャップで会場を魅了しつつ、最後にボカロPキノシタプロデュースのオリジナル楽曲「マイネームイズエリート」で盛り上げた。
ロボ子さんは、緊張した面持ちで登場しつつも「もうみんな疲れてると思ったけど、全然疲れてないね!」と会場に呼びかけつつ、VTuberバーチャルねこ(≒Virtual Cat)が楽曲アレンジした「"Secret base ~君がくれたもの~」を1曲目に披露。そして2曲目には「あっかんべーだ」(原曲 : 瀬名航)を続けた。「あっかんべーだ」の歌ってみた動画でロボ子さんを初めて知った人も多いだろう。ロボ子さんにとっての初の歌ってみた「あっかんべーだ」動画、筆者はロボ子さんの声や歌い方に楽曲がマッチし、当時衝撃を受けたのを覚えている。もちろん会場からは大きな歓声が響き渡った。
そしてロボ子さんとさくらみこ、夜空メルの3人がこの日のために練習してきたというときのそらの代表曲「夢色アスタリスク(Dreaming! ver.)」を披露。「とにかく高音がすごくて歌ってみてそらちゃんってすごい!って実感した」と楽曲の難しさを語っていた。歌う前は本人の前というのもあってか、少し緊張した面持ちだった3人だったが、しっかり高音の部分もしっかり出ていて思いのこもった合唱を披露してくれた。ときのそらへのリスペクトもそうだが、楽曲に対してのリスペクトも感じられるパフォーマンスにときのそらも「3人とも素敵だった!」と、元気付けられているようだった。
改めて、ワンマンライブへの激励の言葉は、共通してときのそらへのリスペクトや愛がとにかく伝わる内容だった。同じグループの仲間ではあるものの、活動自体は各々違う方向性だったりして、なかなか一緒に絡んだりする機会は貴重だったりする。それがリアルイベントともなるとなおさらだ。特に夜空メルは、本人の横で話すこと自体が初めてであり、声を震わせながら「尊敬する先輩と一緒にイベントに出ることができて本当に嬉しかった!」と語っていた。ホロライブは健気で本当に仲間思いなメンバーが集まっているな、と感じた。さくらみこが最後に言っていた「いつかホロライブメンバー全員でステージに立ちたい!」という言葉が、実現する日も近いかもしれないと感じたライブだった。
<セットリスト>
1.Dream☆Story(ときのそら、ロボ子さん、夜空メル、さくらみこ、AZKi)
2.ひかりのまち(AZKi)
3.from A to Z(AZKi)
4.ユキトキ(さくらみこ)
5.マイネームイズエリート(さくらみこ)
6.おじゃま虫(夜空メル)
7.さようなら、花泥棒さん(夜空メル)
8.Secret base ~君がくれたもの~(ロボ子さん)
※『IMAGINATION vol.1』収録/Virtual Catアレンジ"
9.あっかんべーだ(ロボ子さん)
10.リモコン(ときのそら、ロボ子さん)
11.夢色アスタリスク(Dreaming! ver.)(ロボ子さん、さくらみこ、夜空メル)
12.Shiny Smily Story(ときのそら、ロボ子さん、夜空メル、さくらみこ、AZKi)
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▼ときのそら1stワンマンライブ「Dream!」
「Dream!」のレポートに入る前に、今改めてときのそらについて簡単に振り返っておこう。彼女は2017年にデビューしたホロライブ所属のVTuber。横浜アリーナでのライブを夢見ており、持ち前の高音ボイスを活かしたボカロ曲からロック調の激しめの曲まで様々な楽曲を歌いこなす。更に、TOKYO FMのラジオ番組『そらあおと!』でラジオパーソナリティに就任したり、テレビ東京で放送された『四月一日さん家の』でドラマ女優デビューを成し遂げるなど、常に挑戦を続けてきたVTuberだ。そんな健気で頑張り屋な彼女が、満を待しての1stワンマンライブ開催ということで、大勢のそらとも(≒ときのそらファン名称)やVTuberファン達が渋谷に集結した。
開幕披露した「ヒロイック・ヒロイン」では、アイドルとしてこの日を迎えたことを再認識させるかのような振る舞いで、オーディエンスの心をいきなり鷲掴みにした。続けて「ブレンドキャラバン」では、そらともと共にこれからライブを体現していこうという気持ちが全面に押し出されたパフォーマンスを披露。2曲続けて最高のスタートを切った。
この日は、ライブで初公開となった新衣装を身に纏い、怒涛の「可愛い」コールが響き渡っていた。それに対し彼女は、会場を埋め尽くす青いペンライトに感動しながら、うちわやタオル、Tシャツなど、グッズを身に纏ったそらともにリアクションするなど、この日のライブは、「ちゃんと見えてるよ!」そう何度も確認する場面が多かった。これはライブ後半で「みんなの顔が見たくて左右に動いちゃう!」と語っていた場面に通ずるのだが、この日のライブをしっかりと目に焼き付けながらライブを行おうとしているのがひしひしと伝わった。
元々40mPさんやシグナルPさんが好きだったという彼女は、「こんなすごい方達にアルバム楽曲を作ってもらえるんだ!」とアルバム制作の段階で喜んだそうだ。今発表された楽曲の中でも特に思い出深く当時の色んなことを思い出してしまうと語っていた。
この言葉通り、ライブは今後も続いていったとしても、今日この日のライブは1回きりであって、今この瞬間の感動や目に見える光景を大事にして欲しいという思いが彼女の言葉1つ1つから感じ取れた。VTuberとしてファンがたくさんついても、楽曲が増えても、1つ1つのライブはどれも全て大事なものであって、まだVTuberも少なかった2017年から活動開始してきた彼女だからこそ「この瞬間を大事にしたい」という気持ちが強いんだと感じた。
そんな序盤から熱いMCの後には、ときのそらのYouTube動画初のミリオン再生を記録したカバー曲「太陽系デスコ」を披露。ナユタン星人さん特有の中毒性、ときのそらの高音ボイスがマッチしたカバー曲、軽快な動きでパフォーマンスをしながら上のモニターにはMVが流れる演出で会場全体を盛り上げた。
「TUBEOUT!」に出演した2018年の12月はアルバム制作やドラマ出演に加え、年末のライブなど多忙な時期で、周りから心配の声が上がっていたが、ときのそら自身も「いっぱいいっぱいだった。」と当時を振り返った。「でも、そんな時期があったからこそ今がある!」と前向きな言葉と共に、「そんな時期の私をそっと支えてくれた曲。」と、「メトロナイト」「そんな雨の日には」を続けて披露。会場を常に盛り上げた序盤とは打って変わって、落ち着いた雰囲気漂うスタートとなった。
そして「私の大好きなみんなに私からエールを送りたいと思ってて」とこの日初出しの新曲「フレーフレーLOVE」を初披露。初出しの曲にも関わらずサビの「フレーフレーフレーフレー」の部分を2番ですでに全員が合唱している姿は流石だった。
「フレーフレーLOVE」の作詞作曲を手がけた多田慎也さんつながりで「コトバカゼ」を披露。哀愁漂うポップチューンのこの曲は、体を大きく揺らしながら愛くるしいステップが印象的。「コトバカゼ」が終わると新曲「フレーフレーLOVE」の配信開始の発表が行われた。
「辛い時も悲しい時もここまで頑張って来れました。その気持ちを全部ぶつけてみんなに向けて最後は、好きっていうね、好きっていう気持ちをね、全力でぶつけたいと思います!」泣きながらも必死に思いを伝えようとする彼女の姿に激励の言葉が会場から飛び交っていた。そしてアンコール前最後の曲「好き、泣いちゃいそうだ」が披露された。純粋でストレートな「好き」という気持ちが会場を包む。特に最後のサビ部分は圧巻だった。気持ちが満タンだからこそ伝えられる最大限の「好き」が最後のフレーズ「好き、泣いちゃいそうだ」に込められていた。
その流れでアンコール1曲目はホロライブの成長を象徴した箱曲「Shiny Smily Story」をソロで披露。ここで裏話として「音を覚えるのは得意だけど、歌詞を覚えるのが苦手なんです!」と、ここまで17曲をしっかり歌い上げた様子を見ると、この日のために彼女がどれだけ努力してきたのかが明白にわかった。そして、そらとものために書いてきたという手紙を読み上げる。
一言一句本当に素晴らしい言葉が用意されていたのだが、特に印象深かったのが「とっても幸せな2年間でした。みんなはどうでした?私はみんなのことを楽しませられていましたか?」という部分。自分自身が楽しむことが大事だとよく言うが、ときのそら自身エンターテイナーとして楽しませられているのか?という点はどんな環境であっても永遠のテーマなんだろう。その不安をぶつける場面は感慨深いものがあった。ここまでたくさんのファンがいて、自身のライブを埋め尽くすぐらいのファンが目の前にいてもその不安が消えることはないんだな、と。「そらちゃんに会えてよかった!」という声援に、泣き崩れる彼女の姿も印象深かった。
<セットリスト>
1.ヒロイック・ヒロイン
2.ブレンドキャラバン
3.未練レコード
4.Wandering Days
5.太陽系デスコ(cover)
6.ほしのふるにわ(VTR)
7.海より深い空の下
8.メトロナイト
9.そんな雨の日には
10.IMAGE Source
11.アスノヨゾラ哨戒班(cover)
12.おかえり
13.オツキミリサイタル(cover)
14.冴えない自分にラブソングを
15.ファンサ(cover)
16.フレーフレーLOVE
17.コトバカゼ
18.好き、泣いちゃいそうだ
EN1.Shiny Smile Story
EN2.夢色アスタリスク(Dreaming! ver.)
EN3.Dream☆Story
※ホロライブ オン ステージ -でいどり~む- & ときのそらワンマンライブ「Dream!」 取材・文・編集 / 森山ド・ロ(https://twitter.com/doro0157) 写真 / ayo kajino(https://twitter.com/ayokajino)
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▼リリース情報▼
作品・曲名 : 『フレーフレーLOVE』
※デジタルリリース/シングルとなります。
※現在、主要音楽ストリーミング/ダウンロードサービスにて配信中。https://jvcmusic.lnk.to/Hurray_Hurray_LOVE
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・2020年初春、ときのそら 1stミニアルバム発売決定。
作品名・収録曲等、後日発表予定。
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▼本件/ホロライブに関するお問い合わせ先▼
info@cover-corp.com
トップバッターとして登場したVSingerのAZKiは、SCRAMBLESがプロデュースした楽曲「ひかりのまち」「from A to Z」を披露。自身のワンマンライブや対バンなど、様々な舞台を経験しているだけあって、堂々たるパフォーマンスで会場を盛り上げた。
続いて登場したのは今回メインMCとして場を盛り上げたさくらみこが登場。「今回1曲目はバラードをやってみたいなと思って。」と1曲目にやなぎなぎの「ユキトキ」を披露した。普段とのギャップで会場を魅了しつつ、最後にボカロPキノシタプロデュースのオリジナル楽曲「マイネームイズエリート」で盛り上げた。
ロボ子さんは、緊張した面持ちで登場しつつも「もうみんな疲れてると思ったけど、全然疲れてないね!」と会場に呼びかけつつ、VTuberバーチャルねこ(≒Virtual Cat)が楽曲アレンジした「"Secret base ~君がくれたもの~」を1曲目に披露。そして2曲目には「あっかんべーだ」(原曲 : 瀬名航)を続けた。「あっかんべーだ」の歌ってみた動画でロボ子さんを初めて知った人も多いだろう。ロボ子さんにとっての初の歌ってみた「あっかんべーだ」動画、筆者はロボ子さんの声や歌い方に楽曲がマッチし、当時衝撃を受けたのを覚えている。もちろん会場からは大きな歓声が響き渡った。
そしてロボ子さんとさくらみこ、夜空メルの3人がこの日のために練習してきたというときのそらの代表曲「夢色アスタリスク(Dreaming! ver.)」を披露。「とにかく高音がすごくて歌ってみてそらちゃんってすごい!って実感した」と楽曲の難しさを語っていた。歌う前は本人の前というのもあってか、少し緊張した面持ちだった3人だったが、しっかり高音の部分もしっかり出ていて思いのこもった合唱を披露してくれた。ときのそらへのリスペクトもそうだが、楽曲に対してのリスペクトも感じられるパフォーマンスにときのそらも「3人とも素敵だった!」と、元気付けられているようだった。
改めて、ワンマンライブへの激励の言葉は、共通してときのそらへのリスペクトや愛がとにかく伝わる内容だった。同じグループの仲間ではあるものの、活動自体は各々違う方向性だったりして、なかなか一緒に絡んだりする機会は貴重だったりする。それがリアルイベントともなるとなおさらだ。特に夜空メルは、本人の横で話すこと自体が初めてであり、声を震わせながら「尊敬する先輩と一緒にイベントに出ることができて本当に嬉しかった!」と語っていた。ホロライブは健気で本当に仲間思いなメンバーが集まっているな、と感じた。さくらみこが最後に言っていた「いつかホロライブメンバー全員でステージに立ちたい!」という言葉が、実現する日も近いかもしれないと感じたライブだった。
<セットリスト>
1.Dream☆Story(ときのそら、ロボ子さん、夜空メル、さくらみこ、AZKi)
2.ひかりのまち(AZKi)
3.from A to Z(AZKi)
4.ユキトキ(さくらみこ)
5.マイネームイズエリート(さくらみこ)
6.おじゃま虫(夜空メル)
7.さようなら、花泥棒さん(夜空メル)
8.Secret base ~君がくれたもの~(ロボ子さん)
※『IMAGINATION vol.1』収録/Virtual Catアレンジ"
9.あっかんべーだ(ロボ子さん)
10.リモコン(ときのそら、ロボ子さん)
11.夢色アスタリスク(Dreaming! ver.)(ロボ子さん、さくらみこ、夜空メル)
12.Shiny Smily Story(ときのそら、ロボ子さん、夜空メル、さくらみこ、AZKi)
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▼ときのそら1stワンマンライブ「Dream!」
「Dream!」のレポートに入る前に、今改めてときのそらについて簡単に振り返っておこう。彼女は2017年にデビューしたホロライブ所属のVTuber。横浜アリーナでのライブを夢見ており、持ち前の高音ボイスを活かしたボカロ曲からロック調の激しめの曲まで様々な楽曲を歌いこなす。更に、TOKYO FMのラジオ番組『そらあおと!』でラジオパーソナリティに就任したり、テレビ東京で放送された『四月一日さん家の』でドラマ女優デビューを成し遂げるなど、常に挑戦を続けてきたVTuberだ。そんな健気で頑張り屋な彼女が、満を待しての1stワンマンライブ開催ということで、大勢のそらとも(≒ときのそらファン名称)やVTuberファン達が渋谷に集結した。
開幕披露した「ヒロイック・ヒロイン」では、アイドルとしてこの日を迎えたことを再認識させるかのような振る舞いで、オーディエンスの心をいきなり鷲掴みにした。続けて「ブレンドキャラバン」では、そらともと共にこれからライブを体現していこうという気持ちが全面に押し出されたパフォーマンスを披露。2曲続けて最高のスタートを切った。
この日は、ライブで初公開となった新衣装を身に纏い、怒涛の「可愛い」コールが響き渡っていた。それに対し彼女は、会場を埋め尽くす青いペンライトに感動しながら、うちわやタオル、Tシャツなど、グッズを身に纏ったそらともにリアクションするなど、この日のライブは、「ちゃんと見えてるよ!」そう何度も確認する場面が多かった。これはライブ後半で「みんなの顔が見たくて左右に動いちゃう!」と語っていた場面に通ずるのだが、この日のライブをしっかりと目に焼き付けながらライブを行おうとしているのがひしひしと伝わった。
元々40mPさんやシグナルPさんが好きだったという彼女は、「こんなすごい方達にアルバム楽曲を作ってもらえるんだ!」とアルバム制作の段階で喜んだそうだ。今発表された楽曲の中でも特に思い出深く当時の色んなことを思い出してしまうと語っていた。
この言葉通り、ライブは今後も続いていったとしても、今日この日のライブは1回きりであって、今この瞬間の感動や目に見える光景を大事にして欲しいという思いが彼女の言葉1つ1つから感じ取れた。VTuberとしてファンがたくさんついても、楽曲が増えても、1つ1つのライブはどれも全て大事なものであって、まだVTuberも少なかった2017年から活動開始してきた彼女だからこそ「この瞬間を大事にしたい」という気持ちが強いんだと感じた。
そんな序盤から熱いMCの後には、ときのそらのYouTube動画初のミリオン再生を記録したカバー曲「太陽系デスコ」を披露。ナユタン星人さん特有の中毒性、ときのそらの高音ボイスがマッチしたカバー曲、軽快な動きでパフォーマンスをしながら上のモニターにはMVが流れる演出で会場全体を盛り上げた。
「TUBEOUT!」に出演した2018年の12月はアルバム制作やドラマ出演に加え、年末のライブなど多忙な時期で、周りから心配の声が上がっていたが、ときのそら自身も「いっぱいいっぱいだった。」と当時を振り返った。「でも、そんな時期があったからこそ今がある!」と前向きな言葉と共に、「そんな時期の私をそっと支えてくれた曲。」と、「メトロナイト」「そんな雨の日には」を続けて披露。会場を常に盛り上げた序盤とは打って変わって、落ち着いた雰囲気漂うスタートとなった。
そして「私の大好きなみんなに私からエールを送りたいと思ってて」とこの日初出しの新曲「フレーフレーLOVE」を初披露。初出しの曲にも関わらずサビの「フレーフレーフレーフレー」の部分を2番ですでに全員が合唱している姿は流石だった。
「フレーフレーLOVE」の作詞作曲を手がけた多田慎也さんつながりで「コトバカゼ」を披露。哀愁漂うポップチューンのこの曲は、体を大きく揺らしながら愛くるしいステップが印象的。「コトバカゼ」が終わると新曲「フレーフレーLOVE」の配信開始の発表が行われた。
「辛い時も悲しい時もここまで頑張って来れました。その気持ちを全部ぶつけてみんなに向けて最後は、好きっていうね、好きっていう気持ちをね、全力でぶつけたいと思います!」泣きながらも必死に思いを伝えようとする彼女の姿に激励の言葉が会場から飛び交っていた。そしてアンコール前最後の曲「好き、泣いちゃいそうだ」が披露された。純粋でストレートな「好き」という気持ちが会場を包む。特に最後のサビ部分は圧巻だった。気持ちが満タンだからこそ伝えられる最大限の「好き」が最後のフレーズ「好き、泣いちゃいそうだ」に込められていた。
その流れでアンコール1曲目はホロライブの成長を象徴した箱曲「Shiny Smily Story」をソロで披露。ここで裏話として「音を覚えるのは得意だけど、歌詞を覚えるのが苦手なんです!」と、ここまで17曲をしっかり歌い上げた様子を見ると、この日のために彼女がどれだけ努力してきたのかが明白にわかった。そして、そらとものために書いてきたという手紙を読み上げる。
一言一句本当に素晴らしい言葉が用意されていたのだが、特に印象深かったのが「とっても幸せな2年間でした。みんなはどうでした?私はみんなのことを楽しませられていましたか?」という部分。自分自身が楽しむことが大事だとよく言うが、ときのそら自身エンターテイナーとして楽しませられているのか?という点はどんな環境であっても永遠のテーマなんだろう。その不安をぶつける場面は感慨深いものがあった。ここまでたくさんのファンがいて、自身のライブを埋め尽くすぐらいのファンが目の前にいてもその不安が消えることはないんだな、と。「そらちゃんに会えてよかった!」という声援に、泣き崩れる彼女の姿も印象深かった。
<セットリスト>
1.ヒロイック・ヒロイン
2.ブレンドキャラバン
3.未練レコード
4.Wandering Days
5.太陽系デスコ(cover)
6.ほしのふるにわ(VTR)
7.海より深い空の下
8.メトロナイト
9.そんな雨の日には
10.IMAGE Source
11.アスノヨゾラ哨戒班(cover)
12.おかえり
13.オツキミリサイタル(cover)
14.冴えない自分にラブソングを
15.ファンサ(cover)
16.フレーフレーLOVE
17.コトバカゼ
18.好き、泣いちゃいそうだ
EN1.Shiny Smile Story
EN2.夢色アスタリスク(Dreaming! ver.)
EN3.Dream☆Story
※ホロライブ オン ステージ -でいどり~む- & ときのそらワンマンライブ「Dream!」 取材・文・編集 / 森山ド・ロ(https://twitter.com/doro0157) 写真 / ayo kajino(https://twitter.com/ayokajino)
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▼リリース情報▼
作品・曲名 : 『フレーフレーLOVE』
※デジタルリリース/シングルとなります。
※現在、主要音楽ストリーミング/ダウンロードサービスにて配信中。https://jvcmusic.lnk.to/Hurray_Hurray_LOVE
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・2020年初春、ときのそら 1stミニアルバム発売決定。
作品名・収録曲等、後日発表予定。
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▼本件/ホロライブに関するお問い合わせ先▼
info@cover-corp.com
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