医療・介護従事者が長く働ける職場づくりへ。大野浦病院で職員30名を対象に7カ月間の実証実験を実施
26名が週3日以上着用し、身体負荷の高い現場における継続利用の可能性を検証。

機能性ウェア「リライブウェア」を製造・販売する株式会社りらいぶ(本社:宮城県仙台市、代表取締役:佐々木貴史、以下「当社」)は、大野浦病院(広島県廿日市市、理事長・院長:曽根 喬、以下「大野浦病院」)の協力のもと、同院職員の身体的負担への対応と日常業務のサポートを目的として、機能性ウェア「リライブシャツ」の実証実験を2025年11月から2026年5月まで実施しました。
取り組み背景
医療・介護の現場では、利用者の移乗や体位変換、入浴介助、長時間の立ち仕事など、身体に負担のかかる業務が日常的に発生します。
厚生労働省の資料では、社会福祉施設で発生する労働災害のうち、およそ3件に1件を腰痛等が占めるとされており、職員の身体的負担は、本人の健康だけでなく、休職や離職、人材の定着にも関わる課題となっています。
医療・介護分野における人材不足が続く中、職員が安心して長く働ける環境をどのようにつくるかは、各施設に共通する重要なテーマです。
大野浦病院は、質の高いサービスを提供し、関わるすべての人の幸せに貢献するという理念のもと、地域に根差した医療・介護に取り組むとともに、現場を支える職員が安心して働き続けられる環境づくりを大切にしています。
一方、当社は、間接テーピング®技術を活用した機能性ウェア「リライブウェア」の開発を通じて、医療・介護をはじめとする身体的負担の大きい職場で働く方々の日常動作やコンディショニングを、衣服の面から支える可能性を追求してきました。
大野浦病院が目指す職員の働く環境づくりと、働く方々の身体に寄り添いたいという当社の考えが重なり、実際の医療・介護現場における着用状況や自覚的な変化を記録するため、同院職員を対象に本実証実験を実施しました。
※出典:厚生労働省「介護施設で増加する腰痛・転倒災害(労働災害)の防止対策について」(2021年)
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001221556.pdf
※出典:竹田幸司「介護職員の腰痛の実態と課題」『介護福祉士』2016年 第20・21号
実証実験の概要
実施場所:大野浦病院
対象:医療・介護従事者を中心とする同院職員
実施期間:2025年11月~2026年5月(着用前期間:2025年11月~2026年2月/着用後期間:2026年3月~5月)
調査回数:全7回・毎月実施
回答者数:全7回の調査に回答した30名(延べ回答数115件)
着用衣類:間接テーピング技術を施したシャツ
調査方法:着用前後における参加者本人の主観的な回答を記録するモニター方式
※本実証実験は、参加者本人の主観的な回答を記録したものであり、比較対照群を設けた試験ではありません。記載内容は製品の効果・効能を示す、または保証するものではなく、効果には個人差があります。
30名中26名が週3日以上着用
全7回の調査に回答した30名に着用状況を確認したところ、26名が「リライブシャツを週3日以上着用した」と回答しました。
本実証実験は、特別な測定環境ではなく、医療・介護従事者が日常業務を行う実際の職場で実施したものです。着用後期間(2026年3月~5月)の3カ月間、多くの参加者が一定の頻度で着用を続けました。

※ 上記は着用頻度に関する回答の記録であり、着用による効果を示すものではありません。効果には個人差があります。
外部メンテナンス費用に関する回答
参加者に、整体・整骨院等の外部メンテナンスにかかった1カ月当たりの費用を自己申告で回答いただきました。自己申告による月間平均費用は、着用前期間の1,286円から、着用後期間では811円となりました。

※ 上記は参加者が自己申告した費用・回答の記録です。比較対照を設けておらず、季節・生活行動その他の要因の影響を排除できないため、金額・割合の変化が製品によるものであることを示すものではありません。費用の削減効果を主張するものではなく、効果には個人差があります。
日常動作に関する回答
リライブシャツは、間接テーピング®技術にもとづくプリント加工により、身体の動きを物理的にサポートすることを目的として設計しています。本実証実験では、身体の動作に関する項目として「階段の上り下り」の負担感について回答を得ています。着用前期間・着用後期間の平均スコア(5段階)の回答の記録は以下のとおりです。
●階段の上り下りの負担感についてのアンケート結果

※ テーピングプリントは、身体の動きを物理的にサポートすることを目的とした設計です。上記は身体の動作に関する項目についての参加者本人による主観的な回答の記録であり、痛み・症状の治療や改善を示すものではありません。比較対照を設けていないため、数値の変化が製品によるものであることを示すものでもありません。効果には個人差があります。
今後は、今回得られた着用状況や参加者の回答を、今後の製品開発や実証方法の検討に活用してまいります。
また、医療・介護分野をはじめとした身体的負担の大きい職場との連携を進め、働く方々が日々の業務の中で取り入れられるコンディショニングサポートのあり方を検討してまいります。
株式会社りらいぶ 代表取締役 佐々木貴史 コメント
医療・介護の現場は、多くの方の生活を支える一方で、そこで働く方々の身体には日々大きな負担がかかっています。人材不足が深刻化する中、職員の皆様が安心して働き続けられる環境をつくることは、医療・介護サービスを支えていくうえでも重要だと考えています。
今回、大野浦病院の皆様に7カ月間ご協力いただき、実際の業務の中で着用していただけたことは、当社にとっても大変貴重な機会となりました。今後も現場の声を丁寧に伺いながら、働く方々の身体に寄り添う製品づくりと検証に取り組んでまいります。
株式会社りらいぶについて
りらいぶは、「世界中の人たちが心身ともに健康で幸せな生活を作り上げることに寄与する。」を企業理念に掲げ、機能性ウェア「リライブウェア」の製造・販売を行っています。
「リライブウェア」は発売以来、多くの方にご支持いただき、2026年2月末時点で累計販売枚数500万着(集計期間:2019年7月1日~2026年2月28日)を達成しました。高齢者からハードワークの現場、アスリートまで幅広い層に愛用されており、日常生活からスポーツシーンまで多くの方々の健康を支える機能性ウェア企業です。
設立 2017年10月
代表者 佐々木 貴史
所在地 宮城県仙台市泉区長命ヶ丘3-27-3 オメガコートビル1F
事業内容 リライブシャツ・パンツ 関連ウェア 開発/製造/卸
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