HPE、2024年度第2四半期の業績を発表
AIシステムの売上高が前四半期比で倍増、第2四半期の売上高予想を上回る
[米国テキサス州ヒューストン – 2024年6月4日]
HPEは本日、2024年度第2四半期の業績を発表しました。
HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は次のように述べています。
「HPEは第2四半期、売上高および非GAAPベースのEPS予想を上回る極めて堅調な業績を収めました。AIシステムの売上高は、好調な受注量とサプライチェーンからの供給が向上したことにより、前四半期から2倍以上に増加しました。大規模AIシステムの設計、製造、運用における高度なノウハウを活かした結果、AIシステムの累計受注額は46億ドルに増加し、エンタープライズAIの受注比率は15%を超えました。HPEのAIにおける優位性、HPE GreenLakeの採用増、先進的なインフラストラクチャーポートフォリオ、そして供給環境の改善により、好調な下期を達成する条件が整いました」
HPEのEVP兼CFOであるマリー・マイヤーズ(Marie Myers)は次のように述べています。
「好調なAIシステムの売上、厳格なコスト管理、予想を上回るフリーキャッシュフローが非常に堅調な第2四半期の業績を牽引しました。AIシステムの受注が好調なことや、ポートフォリオ全体で規律ある業務の遂行を徹底していることを鑑み、通期の売上高および非GAAPベースのEPS予想を上方修正します。HPEのAIシステムを筆頭とする需要を売上計上し、収益を伴う成長を促進しています。また、ハイブリッドクラウドとネットワーク事業の長期的なトレンドも、当社にとって将来に向けた好材料となっています」
2024年度第2四半期(2024年2月~2024年4月)業績要約
・売上高:72億ドル、前年同期比3%増、為替調整後(*1)4%増
・Annualized revenue run-rate(ARR)(*2):15億ドル、前年同期比37%増、為替調整後39%増(*1)
・売上総利益率:
- GAAP(米国会計基準)ベースでは33.1%、前年同期比、前四半期比ともに310ベーシスポイント減
- 非GAAPベース(*1)では36.2%、前年同期比200ベーシスポイント増、前四半期比140ベーシスポイント増
・潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益(EPS):
- GAAPベースでは0.24ドル、予想範囲0.20~0.25ドルを達成。前年同期比25%減、前四半期比17%減
- 非GAAPベースでは0.42ドル、予想範囲0.36~0.41ドルを上回る。前年同期比19%減、前四半期比13%減
・ 営業活動によるキャッシュフロー:10億9,300万ドル、前年同期比2億400万ドル増
・フリーキャッシュフロー(*1,3):6億1,000万ドル、前年同期比3億2,200万ドル増
・株主への資本還元:配当金および自己株式の取得により2億1,400万ドルを還元
注記
*1 為替変動による影響を除きます。HPEの非GAAP財務情報の使用に関する説明は、原文の「Use of non-GAAP financial information and key performance metrics」をご覧ください。
*2 Annualized Revenue Run-Rate (ARR) は、Consumption Services(CS)の成長を評価するために使用される財務指標です。ARRは、HPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームサービスの純収益、関連する金融サービスの収益(オペレーティングリースからのレンタル収益とキャピタルリースからの利子収入を含む) 、Software as a Service、ソフトウェア消費の収益、およびその他のas a Service の提供の年間収益を四半期ごとに認識し、4を掛けたものです。HPEは、ARRをパフォーマンスメトリックとして使用します。ARRは純収益から独立して見るべきであり、それと組み合わせることを意図していません。
*3 フリーキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローから純資本支出(有形固定資産 (以下 PP&E)への投資費用からPP&Eの売却収入額を差し引いた額)を差し引いた額、および現金、現金同等物ならびに現金制限に対する為替変動の影響を除いた営業活動によるキャッシュフローを表します。
連結損益計算書の要約を含む本発表資料の原文:
※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国テキサス州ヒューストン、以下:HPE)が、2024年6月4日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文(全文)はこちらをご参照ください。
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