富士ソフト、株式会社システムインテグレータと共同で新会社を設立 ノーコード開発基盤を備えたクラウドERP「BizSaaS」を展開へ

富士ソフト株式会社は、株式会社システムインテグレータと共同出資による新会社、「株式会社BizSaaS」を設立し、BizSaaSの製品開発を本格的に開始します。
近年、中小企業向けERP(統合型基幹業務システム)を中心にオンプレミスからクラウドへの移行が進んでいますが、中堅・大企業向けのERPは、依然としてオンプレミスやIaaS上に構築された旧来型の製品が主流となっています。
この度、富士ソフトは株式会社システムインテグレータと共同出資による新会社、「株式会社BizSaaS」を設立し、BizSaaSの製品開発を本格的に開始します。BizSaaSとは、中堅・大企業を主な対象としたクラウドネイティブなERPです。株式会社システムインテグレータが独自開発した業務専用ノーコード開発基盤「BizCodeless」を中核に据え、基盤上に、業界・業種ごとの実務に即した業務アプリケーションを構築・展開します。
富士ソフトはこれまで、ERPソリューション「GRANDIT」の提案・導入支援をはじめ基幹業務分野においても業務系システム開発を展開してまいりました。当社がこれまで培ってきた技術力やノウハウを活かし、BizSaaSの開発に参画することで、基幹業務分野のSI事業拡大に寄与するとともに、AI時代に適応したサービスをお客様に提供してまいります。
新会社の概要
社名 :株式会社BizSaaS
事業内容:クラウドERP「BizSaaS」の開発および販売
本社 :〒330-6032 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2
代表者 :代表取締役 社長 梅田 弘之(株式会社システムインテグレータ 会長兼務)
設立 :2025年4月
資本金 :2億1,750万円
出資比率:富士ソフト株式会社51%、株式会社システムインテグレータ39%、梅田 弘之10%
クラウドERP「BizSaaS」
特徴:
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クラウドネイティブ × サーバーレス
フルマネージドなクラウド環境とサーバーレスアーキテクチャーを採用し、高い拡張性・可用性・セキュリティを実現。システム運用にかかる負荷とコストを大幅に削減します。 -
業務に特化したノーコード開発基盤「BizCodeless」
赤黒処理、伝票採番、業務通知、添付ファイル、ワークフロー、通知など業務ERPに不可欠な機能を標準部品として搭載。業務に必要な機能だけに絞込むことで、学習コストを抑えながら高い開発生産性を実現します。 -
中堅・大企業に最適化された構造
中堅・大企業での利用に最適化し、エンジニアによるノーコード開発を想定。画面テンプレートや画面キャンバスを使い、SQLビルダ、フローチャート、演算ビルダなどを組み合わせ、フルコードと同様のオブジェクトを提供します。 -
標準機能の継続的進化と業界対応
個別カスタマイズに頼らず、ユーザー要望を標準機能として汎用化して取込む。全ユーザーが常に最新版を利用でき、業界・業種ごとのニーズにも柔軟に対応可能な拡張性を備えています。
新製品のリリース予定
2025年11月 ノーコード開発基盤「BizCodeless」 Ve1.0 リリース
2026年11月 クラウドERP「BizSaaS」 Ve1.0 リリース
株式会社システムインテグレータ https://corporate.sint.co.jp/
GRANDITをはじめとするERPソリューションやオブジェクトブラウザ、製造業向けソリューション、インキュベーションなどのソフトウェアを開発・提供しています。
本社 :〒330-6032 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2
ランド・アクシス・タワー32階
代表者:代表取締役社長 引屋敷 智
設立 :1995年 3月
富士ソフトの基幹業務ソリューション
https://www.fsi.co.jp/solution/mission-critical-system
以上
※記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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