系統用蓄電池第2号案件(宮城県仙台市)運用開始のお知らせ
日本では、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて再生可能エネルギー発電設備(以下「再エネ電源」)の普及拡大が必要とされている一方で、太陽光や風力などの発電設備は季節や天候に左右されるため、発電量の予測や制御が困難という課題があります。この課題を解決する手段として、不安定な発電量を制御する「調整力」の確保が不可欠となります。
本蓄電所においては、蓄電池を「調整力」として活用し、再エネ電源の発電計画に対する過不足分を蓄電池の充放電制御で補うことで電力系統の安定化にも寄与いたします。また、本蓄電所は分散型エネルギーリソースの制御などに用いることも可能です。
MGEは、アグリゲーター※1として自社システム※2を用いて運用を行い、需給調整市場や容量市場などの市場へ参入し、一層の再エネの導入拡大、系統の安定化に貢献すべく取り組んでまいります。
【本蓄電所 概要】
名称 | ミツウロコ宮城県仙台蓄電所 |
出力/容量 | 1,534kW/6,140kWh |
事業主体者(運用含む) | ミツウロコグリーンエネルギー株式会社 |
所在地 | 宮城県仙台市宮城野区 |
※1 需要家側の電力需要や分散型電源等(蓄電池や自家発電設備)を束ねて、効果的にエネルギーマネジメントを行う事業者
※2 2021年12月6日「分散型エネルギーリソースを活用した次世代電力統合システムの開発および実証事業に関し日本工営株式会社と業務提携契約を締結」https://www.mitsuurokogreenenergy.com/news/pdf/release_211206.pdf
今後ともミツウロコグループは、持続可能な社会の実現と地球環境改善(CO2排出量の削減)に向けてお客様と共に省エネに取り組み、一人ひとりの豊かなくらしづくりに貢献してまいります。
【本件に対するお問合せ先】
ミツウロコグリーンエネルギー株式会社
住所:東京都中央区日本橋二丁目11番2号
本社:03-6758-6311
受付時間:9:00~17:00 ※土日祝除く
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