国際高等学校「国際寮」が2023年度グッドデザイン賞を受賞
名古屋商科大学国際高等学校は、国際バカロレア・ディプロマ課程(IBDP)を提供する、全国でも数少ない全寮制の国際教育を実践する学校です。自然豊かなランドスケープに囲まれた環境共生型の「国際寮」は、国内外からさまざまな生徒を受け入れ、多様で多感な生徒たちがお互いに刺激を受け合いながら快適に共同生活を送ることができるリーダー教育の場を実現するために設計されました。円形の建物の外側に、寮室が放射状に配置され、起伏豊かなキャンパスを一望できるとともに、円形の建物の内側には、生徒が集まる共有の多目的スペースが配置され、共同生活のつながりを実感できるようになっています。
2023年度グッドデザイン賞 審査員の評価コメント
新しい円形の国際寮が円弧状の既存校舎とともに、一体感ある造形を創っていて美しい。寮室が円形の外周部に配置されており、全ての室の大きな開口部から豊かな自然が望める。特徴的なのは円形の内側で、共用廊下でもある寮室前の多目的スペースは日常生活の中でコミュニケーションが自然に育まれるようにゆったりとした奥行きで計画されている。季節によって表情を変えるキャンパスの中で、ガラスに優しく映り込む緑や円形の中庭は、全寮制で人生の一時期を過ごす生徒に取って記憶に残る風景になることと思う。
受賞ページURL:https://www.g-mark.org/gallery/winners/15753
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
国際高等学校について
2022年9月に開校した男女共学によるボーディングスクール。国内外から広く生徒を受け入れ、多様性に富んだ環境で早期からのリーダー教育を実践します。愛知県より学校設置の認可を受けた一条校であり、国際バカロレア認定校となります。教育の特徴はリーダー教育のための教授法として1922年にハーバード・ビジネス・スクールが考案し、現在も世界中のエリート学術機関で実践されている「ケースメソッド」を採用し、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成しています。授業は1クラス最大25名の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員や系列ビジネススクール(国際認証校)の国際教員が指導しています。
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