【iBasso Audio】フラッグシップオーディオプレーヤー「DX340」のAMPカード第２弾。窒化ガリウムトランジスタを採用した、ディスクリートAMPカード「AMP17」を8月29日(金)より発売

株式会社MUSINは、iBasso Audioから発売している「DX340」の新たなAMPカード「AMP17」を発売決定。窒化ガリウムトランジスタ採用で、卓越したトランジェントとダイナミクス性能を実現

MUSIN

2025年8月22日 11時00分

株式会社MUSINは、「iBasso Audio」より、窒化ガリウムトランジスタ(GaN FET) 採用した、DX340を新たなサウンドフレーバーでお楽しみ頂けるAMPカード「AMP17」を、8月22日（金）より予約受付を開始し、8月29日（金）より販売を開始いたします。

『AMP17』の最大の特徴は『窒化ガリウムトランジスタ(GaN FET) 採用』しているという点です。

先進的な技術開発を行うiBasso社が、ポータブルプレーヤーのヘッドホンアンプ回路設計において、初めて窒化ガリウム技術を採用した新開発デバイスであり、一般的なMOS-FETやトランジスタと比べ窒化ガリウムは2000cm²/Vsという高い電子移動度を有し、高周波数動作時において高い電子速度を叶えながらも、低導通損失性を実現しています。

卓越したトランジェントとダイナミクス性能を実現し、従来のアンプから大幅に向上した静寂と表現力を両立したサウンドを体感いただけます。

窒化ガリウムトランジスタ(GaN FET)は、導通状態のオン抵抗が極めて低いことを特徴とし、電力損失が少ない高効率動作性能により、従来のMOS-FETと比較しても高い電流駆動力を実現しています。

AMP17の低出力抵抗構造と組み合わせることで、高感度イヤホン・ヘッドホンを精密に駆動し、レイヤーが明瞭で臨場感の溢れるサウンドを実現しています。

複雑な大編成楽曲や高速なトランジェント信号に対しても、AMP17は余裕を持って対応することができ、ディテールを損なわない描写力の高さと、芯のある揺るぎないビートを維持した安定感のあるサウンドは、聴き心地と迫力に満ちたサウンドとなります。

窒化ガリウムトランジスタ(GaN FET)は、高速スイッチングにより、高い動作周波数に対応することができます。

AMP17はより広い周波数応答帯域を実現し、超高周波数成分まで忠実に再現をすることが可能です。

従来のヘッドホンアンプ方式と比べ、窒化ガリウム部品を採用し最適化されたGaN回路は、インダクタンスを小規模化することに成功しています。

これにより、リップル電流によるノイズ干渉を大幅に抑制し、背景は漆黒なまでの静けさを保ち、クリアな解像度で自然な描写を実現しています。

12V DC電源入力、±12V高電圧駆動アンプ　1900mW+1900mW@32Ωの高出力

AMP17はiBassoの新世代ヘッドホンアンプカードに採用される12V DC電源入力を継承しています。

アナログ回路の電圧が±8Vから±12Vに上昇することで有効になる「Super Gain Mode」では、AMPカードのフルポテンシャルを解放し、32Ω時で最大1900mW+1900mWの高出力を実現するだけでなく、完全なパワーセパレートにより卓越したノイズレスサウンドへと誘います。

これにより、フルサイズヘッドフォンや高い駆動性能を要求する平面駆動ヘッドホンにも対応し、AMP17はあらゆる組み合わせでもトランジェントに優れ、深みのある低音域により、豊かでダイナミックなリスニングを叶えます。

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製品仕様

4.4mmバランスPO出力

THD+N：-116dB（無負荷時）

　　-110dB（600Ω負荷時）

ダイナミックレンジ：120dB

S/N比：122dB

クロストーク：117dB

周波数特性：10Hz-40kHz（±0.5dB）

出力インピーダンス：1.1Ω

最大出力：1030mW（バッテリー駆動）