中東危機―緊迫するイラン・レバノン情勢 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口が緊急支援を呼びかけ

中東危機の激化を受け地域全体で対応を強化

特定非営利活動法人 国連UNHCR協会

特定非営利活動法人 国連UNHCR協会(東京都港区)は、UNHCR(ユーエヌエイチシーアール:国連難民高等弁務官事務所)の日本における公式支援窓口として、緊迫する中東情勢に即応するため、緊急人道支援の呼びかけを開始しました。

■国連UNHCR協会 中東危機:緊急募金ウェブサイト

ご寄付の方法・支援の使途など詳細はこちらから

https://www.japanforunhcr.org/campaign/middle-east-emergency

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、中東における危機の激化を受け、地域全体で対応を強化しています。職員をイラン、レバノン、シリア、アフガニスタン等へ動員し、住まいを追われた人々への支援にあたっています 。これらの国はすでに数百万人の難民および国内避難民を受け入れています。地域に広範な拠点を有しているUNHCRは、緊急対応において主導的な役割を担う準備が整っています。

■イランの状況

UNHCRは1984年以来イランで活動しており、テヘランに本部事務所、5か所の現地事務所を構える、イラン駐在の最大規模の国連機関です。

イランには165万人の難民等が滞在しており、物流上の課題がある中でも支援を継続しています。受入センターや相談窓口は稼働し、保健、教育、社会的保護を含む必須の援助やカウンセリングを提供しています。

また、UNHCRは主要の国境地点における準備態勢の見直しと強化を進めており、ニーズに応じて救援活動を拡大する準備もしています。

■レバノン・シリア・イラクの状況

レバノン南部、ベイルート郊外では、イスラエルによる53以上の村への避難勧告と激しい空爆を受け、大規模な避難が発生しています。3月2日時点で約3万人が政府指定の集団避難所に収容・登録されており、車中泊や道路脇での滞在を余儀なくされている人もいます。

UNHCRはレバノンとイスラエル国境沿いの情勢悪化を懸念し、市民の保護を求めるとともに、避難世帯へ基礎的な救援物資を提供しています。

また、レバノンからシリアへの越境も増加し、3月2日には約1万1,000人が越境しました。UNHCRはシリア国境で対応し、物資を事前配置しています。

イラクでは大きな変化は確認されていませんが、状況を監視し、必要に応じて支援する用意があります。

■アフガニスタンの状況

アフガニスタンではパキスタン間の直近の敵対行為は今も続いており、クナル州とナンガルハル州で数千人が避難を余儀なくされています。クナル州は昨年2025年の大規模な地震の影響を受けており、また、多数の帰還民を受け入れています。

アフガニスタン国内では、国境検問所近くの一時滞在センターや受入センターが攻撃の影響を受けていますが、UNHCRは現地に留まり、新たな避難者や帰還民の保護、そして人々の移動に対応しています。

■UNHCRの対応と資金需要

UNHCRは地域全体で、テントや毛布、寝具、キッチンセット、給水容器、ソーラーランプなどの緊急物資を迅速に展開できる体制を整えており、ウズベキスタンのテルメズを含む各地に備蓄しています。

より包括的な対応が必要な場合は、食料、水、医薬品など含めて、避難民のニーズに直ぐに応じられる緊急現金支援が主要な手段となり、イラン、イラク、トルコ、アフガニスタン、パキスタンなどで迅速な拡大が可能です。

一方で、大規模帰還と資金不足により支援能力は制約されています。2026年には4億5,420万米ドルが必要ですが、2月末時点で確保できているのは15%にとどまっています。

■ご寄付で可能となる支援の例
10,000円のご寄付で:たどり着いた地で安心して眠れる就寝用マット 約56枚分

25,000円のご寄付で:電気のない場所でも安心して暮らせる携帯充電器付きソーラーランプ 約11個分

59,000円のご寄付で:安全と尊厳を守る家庭用テント 約1張分

※1ドル=149円換算

■国連UNHCR協会「中東危機:緊急募金」窓口について
皆様のご支援により、暴力から逃れ、行き場を失った家族を保護し、援助する大きな力となります。日本の皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

国連UNHCR協会 「中東危機:緊急募金」ウェブサイト

https://www.japanforunhcr.org/campaign/middle-east-emergency

※皆様からのご支援は、今回の中東での危機、そして資金を最も必要とするプロジェクトに活用させていただきます。

※当協会へのご寄付は、寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。

※当協会ウェブサイトからご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております。

■UNHCR(ユーエヌエイチシーアール:国連難民高等弁務官事務所)とは
国連の難民支援機関であるUNHCRは、難民、国内避難民、無国籍者などを国際的に保護・支援するため、多様なパートナーと連携し、世界約 130カ国で活動しています。1954 年、1981 年にノーベル平和賞を受賞。本部はスイス・ジュネーブ。https://www.unhcr.org/jp/

■特定非営利活動法人 国連UNHCR協会とは
国連UNHCR協会は、日本におけるUNHCRの公式支援窓口として2000年に設立されました。UNHCR駐日事務所と連携しながら、UNHCRの活動を支えるための広報・募金活動を行っています。皆さまからのご寄付に対して、寄付金控除(税制上の優遇措置)の領収証を発行することができる認定NPO法人です。https://www.japanforunhcr.org/

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会社概要

URL
http://www.japanforunhcr.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区南青山6-10-11 ウェスレーセンター3F
電話番号
03-4366-7373
代表者名
青井 千由紀
上場
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資本金
-
設立
2000年10月