ALSI　「BIZUTTO経費」でインボイス制度に対応した新機能を提供開始

～国税庁データベースの自動照会などにより、インボイス受領側の円滑な運用を支援～

　アルプス システム インテグレーション株式会社（本社：東京都大田区、代表取締役社長：永倉 仁哉、以下ALSI〔アルシー〕）はクラウド型経費精算サービス「BIZUTTO（びずっと）経費」で、2023年10月1日から開始される適格請求書等保存方式（インボイス制度）に対応した適格請求書（インボイス）の受領側（買い手側）の円滑な運用を支援する新機能を提供開始いたします。

【提供概要】

機能名	BIZUTTO経費 インボイス制度対応機
提供開始日	2023年8月28日
主なポイント	•適格請求書発行事業者の登録番号を国税庁のデータベースと突合して自動で照会 •帳簿保存のみで仕入税額控除が認められる取引における入力項目に対応 •税率ごとの消費税額や免税事業者との取引における経過措置に対応した計算処理に対応
ターゲット	•インボイス制度に対応した経費精算サービスの導入を検討中の企業 •経費精算時のチェックや手戻りにかかる工数を削減したい経理担当者
詳細情報URL	https://portal-keihi.bizutto.com/function/invoice_system.html

■インボイス制度対応の新機能を提供した背景

　2023年10月1日より、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として、インボイス制度が開始されます。その対応に向けて、インボイスの発行側（売り手側）は適格請求書発行事業者の登録や要件を満たしたインボイスの発行などの準備が必要です。一方、インボイスの受領側は、仕入税額控除の適用を受けるにあたり、一定の事項を記載した帳簿とインボイスの保存が求められ、運用フローの見直しや各種システムの整備が不可欠となっています。

■インボイス制度対応の新機能について

　各精算の申請画面において、インボイスに記載された登録番号を入力することで、国税庁のデータベースと突合して自動で照会し、適格請求書発行事業者か否かの判断を行うことが可能です。モバイルアプリ版では、AI-OCRを活用してインボイスを撮影するだけで文字情報を読み取り、自動で入力することができます。また、取引先の適格請求書の登録番号を事前に登録しておくことで、申請ごとの入力を省略し、ミスを防止します。

　「3万円未満の公共交通機関による旅客の運送」などといった、帳簿保存のみで仕入税額控除が認められる取引においては、各精算の申請画面から帳簿への必要事項の入力を行うことが可能です。また、仕訳データにも出力され、会計システムと連携します。

　新たに計算が必要となる税率ごとの消費税額や免税事業者との取引における一定期間の経過措置については、各精算の申請画面から適切な税区分を選択することが可能です。また、仕訳データにも出力され会計システムと連携します。

■BIZUTTO経費について

　BIZUTTO経費は、操作マニュアルを見なくても直感的に操作ができるわかりやすいデザインと、入力補助機能や入力ミスを防ぐチェック機能を備えた、使いやすいクラウド型経費精算サービスです。
　2年目以降半額やグループ企業一括契約による費用負担の軽減といった使い続けやすい新しい価格体系と、「ペーパーレス」「キャッシュレス」「オペレーションレス」の“3つのレス”で企業のDXを強力に推進します。

製品詳細 >>https://portal-keihi.bizutto.com/

■アルプス システム インテグレーション株式会社について

　アルプス システム インテグレーション株式会社（ALSI〔アルシー〕）は、電子部品からシステムソリューションまで手掛ける総合メーカー アルプスアルパイン株式会社のグループ会社として、1990年に設立いたしました。製造業の現場で培った「ものづくり」の思想を原点に、「デジタルソリューション」「セキュリティソリューション」「ファームウェアソリューション」「AI・IoTソリューション」を展開しております。今後もALSIは、IT環境の変化に素早く柔軟に対応し、お客様の企業競争力強化と業務改革に貢献してまいります。

※掲載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。