【クラウドファンディング開始】物価高でも頑張るこども食堂の「いま」を調査で見える化
~12,602カ所に広がったこども食堂。現場の声とデータを社会へ。目標金額300万円~
こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会の実現を目指す「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下「むすびえ」)」(東京都渋谷区、理事長:三島 理恵)は、地域にもたらしている価値を継続的に調査・分析・可視化し、社会に発信する調査研究事業を支えるため、クラウドファンディングを開始しました。
全国のこども食堂は、2025年度の調査で12,602カ所となりました。地域の身近な居場所として広がる一方、物価高の影響などにより、運営を続けるうえでの負担も増しています。
むすびえでは、こども食堂が今どのような状況にあり、どのような課題を抱えているのか。そして、地域の中でどのようなつながりや価値を生み出しているのかを、データと現場の声の両面から明らかにする調査事業を行っています。
継続的に調査を実施し、わかりやすく調査結果を社会に発信し続けることで、企業・行政・地域・個人など社会全体でこども食堂を応援し続ける土台を作りたいと考えています。

【クラウドファンディング概要 】
●プロジェクト名:物価高でも頑張るこども食堂の「いま」を調査で見える化
あなたと応援し続けたい
●目標金額:300万円
●募集期間:2026年8月17日(月)~10月14日(水)
●寄付ページ: https://congrant.com/project/musubie/23657
※いただいたご寄付は、こども食堂の現状や価値を明らかにする調査・分析・可視化・発信など、むすびえの調査研究事業に活用します。
■ 物価高が、こども食堂の運営にも影響
こども食堂が全国で広がり続ける一方で、ここ数年の物価上昇は、地域で活動を続けるこども食堂の運営にも影響を与えています。むすびえが2025年に実施した「こども食堂の実態・困りごと調査」では、運営上の困りごととして最も多かったのが「資金不足」47.2%でした。また、84.7%が「物価上昇の影響を感じている」と回答し、開催頻度や参加料金、食事内容などを変更したこども食堂も14.2%に上りました。

「食材、調味料などの値上がりで、このままでは続けていくのが難しくなってきた」
「今後さらに物価が上昇すると、いつまで運営できるか不安」
といった声も寄せられており、厳しい状況の中で活動を続けているこども食堂も少なくありません。それでも活動が続けられている背景には、「おいしい」と笑顔になるこどもや保護者の姿があり、運営する人たち自身も、食事の提供にとどまらないさまざまな役割や価値を実感していることがあります。
こうした現状を正しく把握し、こども食堂が地域で果たしている役割とともに社会に届けることが、継続的な応援につながると私たちは考えています。
■こども食堂で生まれている、食事だけではない多様な価値
これまでの調査からは、こども食堂が食事を提供するだけではなく、人と人がつながる地域の居場所になっていることも見えてきました。
2025年度に実施した「こども食堂の価値のプレ調査」では、「子どもたちの笑顔を見て、元気をもらえる」「こども食堂の日は、子どもたちに優しく接することができる」「年配の方と交流ができてうれしい」といった声が寄せられ、こども食堂に関わる大人の9割以上が「地域とのつながりができた」と感じていることもわかりました。
こうした結果からも、こども食堂が全国に何カ所あるかという「数」だけではなく、そこで生まれている出会いやつながり、地域の変化を明らかにすることも、調査事業の大切な目的です。

■「いま」と「価値」を見える化し、応援が続く社会へ
これまでの調査を通じて、こども食堂に関する多くのデータや現場の声が集まってきました。一方で、その現状や地域にもたらしている価値の全体像は、まだ社会に十分伝わっているとは言えません。
むすびえでは、全国のこども食堂の現状や困りごと、地域にもたらしている価値を継続的に調査・分析し、データや声を整理・可視化して社会に発信していきます。それにより社会の理解や共感が生まれ、地域の協力、企業の寄付や物資提供、自治体の政策など、新しい支援が生まれる土壌が育まれます。調査で得られた知見は、むすびえの支援活動にも生かしていきます。
こども食堂を一部の人だけが支えるのではなく、社会全体で応援し続けられる環境をつくる。今回のクラウドファンディングを、そのための一歩にしていきます。
【クラウドファンディングの詳細はこちらから】
https://congrant.com/project/musubie/23657
【こども食堂とは】
地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して行ける無料または低額の食堂。各地で自発的に、多くはボランティアによって営まれ、子どもを中心に幅広い世代の人たちが食を通じて交流する「みんなの居場所」となっています。地域のにぎわいづくりや高齢者の生きがいづくり、孤独孤立や貧困などの課題の改善にも寄与しています。制度の裏付けはありませんが、箇所数は「1万2,602」(2025年度確定値)あることが明らかになっています(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は約4,000カ所)。
「こども食堂が大事にしていること/これからも大事にしていきたいこと」
https://musubie.org/precious/
【認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ】
代表者 : 理事長 三島 理恵
設立:2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得)
HP:https://musubie.org/
むすびえは、「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」をビジョンに掲げ、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。具体的には、各地域でこども食堂を支える地域ネットワーク団体を支援すること、何か社会に貢献したいと考えている企業・団体とつながりこども食堂へ支援を届けること、こども食堂が社会の「あたりまえ」となり、より多くの子どもたちがアクセスできるようになるために必要な調査・研究と啓発を行っています。2025年度は、のべ1,999団体に約3.1億円の助成を行った他、企業等からの物資等支援をのべ21,156団体へ仲介しました(売価計算で約8.4億円)。
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