「4当5落」は令和も健在?──受験生の親に聞いた、わが子の睡眠時間と「睡眠を削ってでも勉強」意識調査

受験生の約75%が睡眠7時間未満。睡眠阻害の要因は「勉強」と「スマホ」の二極化へ

ムーンムーン株式会社

10月を迎え、総合型選抜や学校推薦型選抜の本番が始まるなど、いよいよ本格的な受験シーズンが到来しました。追い込みの時期に入ると受験生の睡眠時間は削られがちですが、その背景には保護者世代に根付く「4時間睡眠なら合格、5時間なら不合格(4当5落)」という価値観が影響しているのではないかという声もあります。快眠グッズ紹介サイト「快眠ランド」を運営するムーンムーン株式会社は、高校3年生または中学3年生の子どもがいる全国の保護者181名を対象に「受験生の睡眠と親の意識」に関する調査を実施しました。結果、受験生の約75%が睡眠7時間未満である実態や、「4当5落」という言葉の認知度、睡眠を妨げる現代ならではの要因が浮き彫りとなりました。

調査背景

かつての受験戦争時代には、睡眠時間を削って勉強に励むことを美徳とする「4当5落」という言葉が広く知られていました。しかし、現代の睡眠科学においては、記憶の定着や集中力の維持には十分な睡眠が不可欠であることが常識となっています。親世代の古い常識が、無意識のうちに現代の受験生の睡眠を削る後押しをしていないか。今回の調査では、保護者の意識と現代の受験生が抱える睡眠課題の実態に焦点を当て、受験と睡眠の理想的なバランスについて見直すきっかけを提供することを目的に実施しました。

調査サマリー

  • 受験生(中3・高3)の約75%が、平日の平均睡眠時間「7時間未満」

  • 睡眠時間が短くなる理由のトップは「塾や予備校からの帰宅が遅い」と「スマホやSNS」(いずれも19.5%)

  • 日中の様子で気になることの最多は「朝なかなか起きられない」(22.4%)

  • 「睡眠時間を削ってでも勉強時間を確保したほうがよい」に対し、否定派(あまりそう思わない・そう思わない)が半数弱

  • 「4当5落」という言葉を「知らない」保護者が半数以上(50.3%)にのぼり、かつての常識は過去のものへ

※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。

詳細データ

Q1. 受験生のお子さまの、平日の平均睡眠時間はどのくらいですか?

  • 6〜7時間未満:37.0%

  • 5〜6時間未満:32.6%

  • 7〜8時間未満:17.1%

  • 5時間未満:5.0%

  • 8時間以上:4.4%

  • 把握していない:3.9%

→ 「6〜7時間未満」「5〜6時間未満」「5時間未満」を合わせると74.6%に達し、受験生の約4分の3が推奨される睡眠時間を下回っている実態が明らかになりました。慢性的な睡眠不足状態のまま受験期を過ごしている生徒が多数派を占めています。

Q2. お子さまの睡眠時間が短くなる理由を教えてください

  • 塾や予備校からの帰宅が遅い:19.5%

  • スマホやSNS:19.5%

  • 自宅での受験勉強:18.9%

  • ゲームや動画:13.2%

  • 学校の課題が多い:12.0%

  • その他:16.9%

→ 睡眠時間が削られる要因は「勉強(塾・自宅・課題)」だけでなく、「スマホやSNS」「ゲームや動画」といったデジタルデバイスへの接触が大きな割合を占めています。現代の受験生にとって、学習時間の確保だけでなく、デジタルメディアとの付き合い方が睡眠不足の深刻な要因になっていることがうかがえます。

Q3. お子さまの日中の様子で、気になることを教えてください

  • 朝なかなか起きられない:22.4%

  • 集中力が続かない様子:14.3%

  • イライラしやすい:12.4%

  • 成績が伸び悩んでいる:10.9%

  • 体調を崩しやすい:10.2%

  • その他:29.8%(休日は昼過ぎまで寝ている:9.9%、特にない:9.3%、食欲がない:4.3% など)

→ 睡眠不足の弊害とも言える「朝起きられない」「集中力が続かない」「イライラ」といった日中のパフォーマンス低下を気にする保護者の声が多く集まりました。睡眠を削った結果、日中の学習効率や精神状態に悪影響を及ぼしている様子が見て取れます。

Q4. 「受験期は、睡眠時間を削ってでも勉強時間を確保したほうがよい」という考えについて、どう思いますか?

  • あまりそう思わない:32.6%

  • どちらともいえない:25.4%

  • ややそう思う:21.5%

  • そう思わない:15.5%

  • そう思う:5.0%

→ 保護者の意識としては「あまりそう思わない」「そう思わない」の否定派が合計48.1%となり、「ややそう思う」「そう思う」の肯定派(26.5%)を上回りました。多くの保護者が頭では「睡眠を削るべきではない」と理解しているものの、実際にはQ1の通り子どもの睡眠時間は短いというジレンマを抱えているようです。

Q5. 「4当5落(4時間睡眠なら合格、5時間眠ると不合格)」という言葉を知っていますか?

  • 知らない:50.3%

  • 知っているが、古い言葉だと思っている:32.6%

  • 聞いたことがある程度:12.7%

  • 知っていて、睡眠より勉強を優先している:4.4%

→ かつての受験の象徴であった「4当5落」ですが、現在の保護者世代の半数以上が「知らない」と回答。「知っているが、古い言葉だと思っている」(32.6%)を含めると、この考え方を現役の価値観として支持している層はごくわずかであり、すでに過去の言葉になりつつあることが分かります。

調査結果のまとめ

今回の調査から、かつての「4当5落」という精神論はすでに過去の価値観となり、多くの保護者が「睡眠を削っての勉強」に否定的であることが明らかになりました。しかしその一方で、現実の受験生の約75%は睡眠7時間未満という短い睡眠を強いられています。その要因は、塾や課題といった学習面に加え、スマホや動画などのデジタルデバイスへの依存が同程度に影響しているという、現代ならではの複雑な構造が浮き彫りになりました。 学習内容を脳に定着させ、本番で実力を発揮するためには、質の高い睡眠が必要不可欠です。現代の受験においては、無理に睡眠を削るのではなく、むしろ十分な睡眠でパフォーマンスを維持する「六当五落(6時間以上しっかり眠れば合格、5時間未満に削ってしまうと不合格)」へと常識をアップデートし、スマホの使用ルールを含めた生活のタイムマネジメントを行っていくことが求められています。

快眠ランド運営者のコメント

運営者:竹田 浩一のコメント

アンケート結果から「4当5落」という言葉自体が保護者世代からも薄れつつあることがわかり、睡眠の専門家として少し安心しました。しかし、実際に十分な睡眠がとれている受験生は少なく、慢性的な睡眠不足が「朝起きられない」「集中力低下」といったパフォーマンスの低下を招いていることは見過ごせません。 睡眠は日中学習した記憶を整理し、脳に定着させるための非常に重要な「受験対策」の一つです。睡眠を削って勉強時間を無理に増やすことは、かえって学習効率を下げる原因になります。睡眠を「削るもの」ではなく「武器にするもの」と捉え直し、現代版の「六当五落」を実践することが、合格への確かな近道となります。快眠ランドでは今後も、児童や学生、そしてサポートする保護者の皆様へ向けた睡眠の啓発活動を通じて、健やかな学びの環境づくりを応援してまいります。

調査概要

調査期間:2026年10月5日~2026年10月15日

調査対象:高校3年生または中学3年生の子どもがいる全国の保護者181名

調査方法:インターネット調査

実施機関:快眠ランド(ムーンムーン株式会社)

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会社概要

ムーンムーン株式会社

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URL
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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
熊本県熊本市中央区神水1-24-6 建神ビル8F
電話番号
096-288-9069
代表者名
竹田浩一
上場
未上場
資本金
-
設立
2011年07月