岐阜市、中核市初のロイロ認定自治体に

ロイロノート活用により生徒主体の授業づくりが加速

私たちLoiLoは、岐阜市教育委員会をロイロ認定自治体に認定しました。同市では、市内すべての学校で授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」が導入されており、授業改善が進められています。2023年10月までに57名の先生がロイロ認定ティーチャーとして認定されています。導入から認定自治体になるまでのあゆみを紹介します。

11月1日（水）岐阜市教育委員会は、中核市で初となるロイロ認定自治体に認定されたことを受け、認定式典を開催しました（全国では２番目）。

同市では、「授業のOS転換」を合言葉に、子どもが主役となる授業、GIGAタブレットを効果的に活用した探究的な授業づくりが進められています。その中で、昨年度からロイロノート・スクールの試験運用が始まり、今年度より市内すべての小中学校での利用を開始しました。以来、ICTを活用した授業改善が活発に行われており、生徒主体の授業をデザインできる先生として、57名の先生がロイロ認定ティーチャーの認定を受けています（2023年10月時点）。

ロイロノート・スクールの導入から普及に深く携わってこられた、同市教育委員会 学校指導課 栗本 光彰主幹は「今後もロイロ認定ティーチャーを軸に、学校を超えた教員間の学びあいができるシステムづくり、市内全校との効果的な資料共有、さらなるロイロ認定ティーチャーの輩出など、岐阜市の先生方と協力し、市が目指す教育を実現していきたい」と語っています。

• ロイロ認定自治体までのあゆみ

LEG岐阜 〜 みんなで認定ティーチャーになろう！〜 2022.12.10

ロイロ教育者グループ、LEG岐阜が主催するイベントで、岐阜県内外から集まった多数の先生方が、授業デザインについて学びました。参加者はロイロ認定ティーチャーとともに、各自の授業案を作成しました。参加された多くの方がロイロ認定ティーチャーとして、現在岐阜市の学校で活躍されています。

詳細：https://help.loilonote.app/--6392fb7f41f2e7001dd937df

岐阜市理科部全校研究会　〜 深い学びを求める学習の創造 〜 2023.7.12

岐阜市立青山中学校で公開授業・理科部全校研究会が実施されました。当時、ロイロノート・スクールを使い始めて3カ月目だった青山中学校ですが、提出箱やシンキングツール、共同編集機能などを活用しながら、生徒が主体的に他者と対話し、自分の学びを深めていく授業が行われていました。

詳細：https://help.loilonote.app/--64a62641d1e22f001b74f5cc

• ロイロ認定自治体・認定校制度とは

LoiLoでは、ロイロノート・スクールを活用し、児童生徒の主体的な学びづくりに積極的に取り組んでいる自治体・学校をロイロ認定自治体・認定校として認定しています。認定されることでロイロ認定ティーチャーによる無料研修など、さまざまな特典を受けることができ、自治体・学校内での利活用を促進できます。認定基準・申請方法など、詳細は下記ページをご覧ください。

ロイロ認定自治体・認定校について

https://help.loilonote.app/--635f3888d0005f001d7dc5af

• ロイロノート・スクールについて

ロイロノート・スクールは、教育1人1台時代、生徒の主体性を育み、双方向授業を作り出す授業支援クラウドです。小学校から大学まで、すべての授業で使えます。資料のやりとり、思考の可視化、意見の共有が直感的にできるため、子どもたちが自ら考え表現する協働的な学びや、教員の負担軽減につながります。個別最適化された学びづくりや遠隔での学習にも効果を発揮します。マルチプラットフォームに対応しており、どんな端末でもご利用いただけます。1日240万人以上に利用されており､国内外約1万2000校に導入されています。導入事例など詳しくはWebページをご覧ください。https://n.loilo.tv/ja