シムトップスが攻撃型生産管理システム「TPiCS」と現場帳票システム「i-Reporter」をノーコードで連携可能にするi-Repo Linkの新機能を提供開始。

株式会社シムトップス

2024年12月2日 14時00分

株式会社シムトップス(本社:東京都品川区、代表取締役社⻑:⽔野貴司、以下シムトップス)と、株式会社ティーピクス研究所（本社：東京都文京区、代表取締役社長：二ノ宮正夫、以下ティーピクス研究所）は、国内シェアNo.1（※1）現場帳票の電子化システム「i-Reporter」と外部システムをノーコードで連携できる「i-Repo Link」のアダプターとして、「i-Repo Link for TPiCS」の提供を開始いたします。

▼「i-Repo Link for TPiCS」とは

「i-Repo Link for TPiCS」は現場帳票システム「i-Reporter」と攻撃型生産管理システム「TPiCS」の連携をノーコードで構築できる新機能です。従来、システム同士の連携構築にはプログラミングが必須でしたが、本機能によりシステム画面の操作のみで連携が可能となりました。これにより、これまで以上に、速く、安く、攻撃型生産管理を実現できます。

▼「TPiCS」とは

TPiCSは、需要変動に強い攻撃型生産管理システムです。少量多品種生産や量産繰返生産、さらに、受注の都度五月雨式に発行される図面で細切れに発注・製造する一品生産にも対応。多様な生産形態が混在しても、これひとつで管理できる点がメリットです。プログラム開発をしなくてもオリジナルのカスタマイズができ、多言語にも対応しています。また、システムの全体像の理解度を増すための定期研修会や、ニーズに合わせたプライベート研修会を実施。問題解決サービスや出張サポート、データ検証など充実のサポートメニューで運用を支援します。

「TPiCS」の特徴

①さまざまな生産形態を1パッケージで管理可能少量多品種生産、一品受注生産、量産繰返生産と、さまざまな生産形態に対応。1パッケージで管理が可能です。独自のf-MRP機能により、短納期、低コスト、安定した生産を実現。一品受注生産では、アイテムをマスター登録しなくてもプロジェクトの計画作成が行え、部品発注と製造指示が可能です。

②柔軟かつ豊富なカスタム設定フォームやタブへのユーザー項目を、ユーザー自身が追加できます。他のアプリを呼び出すためのボタン設置や、帳票用Excelテンプレートの変更なども可能。他社システムと双方向でのデータ連携もでき、二重登録などの手間を削減できます。

③充実のサポートメニューで運用を支援メールや電話、リモートによるサポートのほか、出張サポートも実施。操作方法の説明や設定変更、エラーの原因調査などを行います。また、「TPiCS」の販売および導入指導を行う登録システム会社もサポートしますので、お客様先でのサポート体制も充実しております。運用中に発生した問題を解決するための問題解決サービスも提供しているなど、安心して導入・運用していただけます。

「i-Repo Link for TPiCS」開発の背景

生産現場では製造の他、検査、設備保全領域に関わる業務が行われています。元々は全て紙の現場帳票への記録と報告で済んでいたものが、生産管理システムの導入後は、生産情報は生産管理システムへ記録、検査や保全情報は紙の現場帳票へ記録する必要で、インプット情報の分断が課題になります。

これらの情報を全て生産管理システムで一元的に入力する場合、生産管理システム側でカスタマイズが発生する可能性が高く、開発費用などのコストが必要になります。そこで、現場帳票システム「i-Reporter」を用いて、現場情報を一元的に収集し、システム間連携が実現できれば、お客様の課題を解決できると考え、実現に至りました。

本連携には、都度、コーディング等の開発コストが発生する課題がございましたが、今回新たにリリースした「i-Repo Link for TPiCS」を用いることで、連携開発も専用インターフェースを用いたノーコードで実装が可能になります。”正確”により”早く”現場情報を生産管理システムに連携可能することにより、速く、安く、需要変動にレスポンス良く、安定した攻撃型生産管理を実現します。