大分県日田市より一般廃棄物処理施設の整備運営事業を受注
2025年12月23日
JFEエンジニアリング株式会社
JFE環境テクノロジー株式会社
JFEエンジニアリング株式会社(社長:福田 一美、本社:東京都千代田区)の100%子会社であるJFE環境テクノロジー(社長:秋山 裕久、本社:千葉県千葉市)はこのたび、大分県日田市より「日田市新清掃センター整備・運営事業」(以下、「本事業」)を受注しました。
本事業は、日田市が既存施設の老朽化に伴い、次期ごみ処理施設として新たに焼却施設(ストーカ式焼却炉、32.5t/日×2炉)およびマテリアルリサイクル推進施設(ストックヤード保管・選別、不燃物5.7t/日・埋立ごみ0.6t/日・資源物0.8t/日)を整備するものです。当社は本施設の設計・施工と、20年間にわたる運営業務をDBO方式[※1]により一括で受託しました。
新設する焼却施設は、炉の放散熱や排ガスから積極的に熱回収することにより、高い熱回収率を実現するとともに、多様な省エネ技術と化石燃料削減により温室効果ガス(CO2)排出量の最小化を実現します。
焼却炉にはJFE独自の「高温空気燃焼技術[※2]」を発展させた「対向流燃焼方式[※3]」を採用し、さらに完全自動運転システム「BRA-ING®[※4]」を導入することで、幅広いごみ量・ごみ質に対して、燃焼の安定化と環境負荷の低減を図ります。
また、AI煙検知システム「Smoke AI®[※5]」をはじめとしたJFE独自の火災対策技術を導入することで、昨今課題となっているリチウムイオン電池由来の火災を未然に防止します。
JFEエンジニアリンググループはこれからも廃棄物処理プラントのリーディングカンパニーとして、廃棄物の有効活用によりSDGs(持続可能な開発目標)の達成と社会課題の解決を目指し、お客さまのニーズに合わせた最適な技術を提供してまいります。
※1 Design=設計、Build=施工、Operate=運営を一括して発注する方式。
※2 https://www.jfe-eng.co.jp/products/environment/urb03.html参照
※3 https://www.jfe-eng.co.jp/news/2018/20180625.html参照
※4 https://www.jfe-eng.co.jp/news/2020/20200727.html参照
※5 https://www.jfe-eng.co.jp/news/2021/20211202.html参照
■本事業の概要

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発注者 |
日田市 |
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受注者 |
(代表企業) JFE環境テクノロジー株式会社 (協力企業) JFEエンジニアリング株式会社 佐藤工業株式会社 河津建設株式会社 JFE環境サービス株式会社 |
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事業名 |
日田市新清掃センター整備・運営事業 |
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工事場所 |
大分県日田市大字山田807番地 |
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事業内容 |
焼却施設(ストーカ式、32.5t/日×2炉) マテリアルリサイクル推進施設(ストックヤード保管・選別、 不燃物5.7t/日・埋立ごみ0.6t/日・資源物0.8t/日) 20年間の施設運営業務 |
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受注金額 |
182億9300万円 (税込み) |
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設計・建設期間 |
2026年1月~2029年3月 |
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運営期間 |
2029年4月~2049年3月 |
■施設完成予想図


お問合わせは下記にお願いいたします。
JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
JFE環境テクノロジー株式会社 経営企画部
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