国産化と安定供給が課題となっている生薬・薬用植物について、その有用成分の探索から臨床応用への展望までを収録した1冊が普及版となって発売!
『生薬・薬用植物研究の最新動向《普及版》』(監修:高松 智)2024年6月6日に発売
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監修:高松 智
発行日:2024年6月6日
体裁:B5判・229頁
ISBNコード:978-4-7813-1771-7
価格(税込):3,850円
※普及版とは、初版の発行から時間が経過し、お求めやすい価格にてご提供している書籍です。
著者(所属表記は2017年当時のものです)
高松智 昭和大学
渡辺均 千葉大学
新藤聡 千葉大学
池上文雄 千葉大学
秋葉秀一郎 福島県立医科大学
佐橋佳郎 福島県立医科大学
三潴忠道 福島県立医科大学
安藤広和 金沢大学
佐々木陽平 金沢大学
御影雅幸 東京農業大学
永津明人 金城学院大学
森川敏生 近畿大学
大野高政 松浦薬業㈱
今井昇治 松浦薬業㈱
和田篤敬 小林製薬㈱
ほか 計43名
目次
【第1編 栽培技術・品質管理】
第1章 薬用植物の新たな苗生産技術
第2章 漢方生薬「黄連」の加工調製方法の変化に伴うアルカロイド含量への影響
第3章 漢方生薬「麻黄」の国産化研究
第4章 定量NMR(1H-qNMR)法による生薬成分の分析〜生薬キョウニン, トウニン, ウバイに含まれるamygdalin の定量を例に〜
【第2編 薬理】
第5章 カンカニクジュヨウ(Cistanche tubulosa)の耐糖能改善作用成分
第6章 パフィアエキスパウダーの経口美肌素材としての有用性
第7章 大柴胡湯の抗肥満作用の検討
第8章 黒ショウガ酢酸エチル可溶部の褐色脂肪細胞に対する効果
第9章 五苓散の糖尿病モデルラットにおける水代謝調節作用の検討
【第3編 創薬シード】
第10章 古典から考える天然資源の利用と新たな創薬シーズの探索
第11章 薬用資源植物からの生物活性アルカロイドの探索
第12章 薬用植物の生物活性成分の検討
第13章 樹脂配糖体の化学構造に関する研究
第14章 化学合成を駆使した稀少天然物化学研究
第15章 薬用成分の生合成制御に関するゲノム機能学的研究
第16章 ミャンマー伝統医学の最新動向と薬用植物の科学的根拠の解明
第17章 フローリアクターを利用したサポニンの合成研究
【第4編 臨床応用】
第18章 柴胡加竜骨牡蛎湯の血管内皮前駆細胞保護作用
第19章 腸管のアクアポリンに対する生薬大黄の作用
第20章 有用植物の化粧品への応用と現状
第21章 生薬・有用植物由来成分の新規美白機能研究“Macrophage migration inhibitoryfactor(MIF)分泌”への検討・応用
第22章 食物アレルギーに対する和漢薬の有用性の検討
第23章 社会的ストレス誘発うつ様行動並びに脳内炎症に対する香蘇散の効果
第24章 〈トピック〉腸間膜静脈硬化症と漢方方剤の関連性
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