【長崎歴史文化博物館】特集展示「重文指定20周年 長崎奉行所関係資料の世界」開催中(2026年4月28日~6月28日)

株式会社乃村工藝社 施設運営事業

江戸時代、長崎の町の支配に携わっていた長崎奉行。その長崎奉行の仕事場である長崎奉行所にて作成、保管されていたのが、長崎奉行所関係資料です。このうち、長崎県が所有し、現在当館に収蔵されている1,242点が、平成18年(2006)、国の重要文化財に指定されました。

当館では通常常設展示室内「長崎奉行所ゾーン」で、長崎奉行所の役割や機能、奉行所をめぐる歴史的な事件、キリシタン関係資料などを展示、紹介していますが、今年6月9日に重文指定から20周年を迎えることを記念し、本特集を開催いたします。1,242点の重要文化財の中から、江戸時代の長崎奉行所の行政、司法、貿易統制、外交、長崎警衛、キリシタン禁圧に関する文書など46点と、16点の関連資料とあわせて、長崎奉行の職務や貿易都市長崎の様相を紹介します。
《展示総数 62点/うち重要文化財 46点・関連資料16点》

特集展示「重文指定20周年 長崎奉行所関係資料の世界」

 会期 2026年4月28日(火)~6月28日(日)
    ※5月7日(木)、18日(月)、6月1日(月)、15日(月)休館

 会場 特集展示室(2階常設展示室・歴史文化展示ゾーン内)

 時間 8:30~19:00 (最終入館18:30) 

 料金 常設展観覧料でご覧いただけます(大人630円、小中高生310円)

    ※県内小中学生、長崎れきぶん友の会、キャンパスメンバーズは無料
★企画展半券提示で常設展観覧無料★

 2026年5月31日(日)まで「没後30年 司馬遼太郎の記憶 小林修 写真展」の半券提示で本展示を観覧可(チケット1枚につき1回)

特集展示は、ヨーロッパや中国の影響を受けた絵画資料や貴重な歴史資料など、当館が収蔵する資料を中心に様々なテーマで紹介するミニ企画展です。

長崎奉行所関係資料とは

長崎奉行所関係資料は広い意味では、長崎奉行所に関する資料を指します。これらのうち、江戸時代、長崎奉行所にて作成、保管された、かつ長崎県所有(現在は当館収蔵)の1,242点(文書類1,176点、絵画類66点)が、江戸時代の長崎奉行の行政、司法、貿易統制、外交、長崎警衛、キリシタン禁圧に関する文書などが含まれており、江戸時代のわが国の政治、外交、貿易についての研究に資するところが大きいとして、平成18年(2006)6月9日、国の重要文化財に指定されました。


展示資料

【行政関係】江戸幕府からの奉書類「御奉書御書付類目録」

「御奉書御書付類目録(ごほうしょおかきつけるいもくろく)」は、長崎奉行所にもたらされた幕府からの奉書や覚書、書付などの目録を記録したもので、全部で9冊があります。この中のひとつに、老中の田沼意次(たぬまおきつぐ)ら3名から長崎奉行の柘植長門守正寔(つげながとのかみまさたね)宛に奉書が送られたとの記載があります。(資料画像赤矢印↓参照) 
ここでは記載ページと奉書をあわせて展示しています。

御奉書御書付類目録【国指定重要文化財】
老中奉書(参考資料)

【貿易統制】唐船への貿易許可証と発給原簿「割符留帳と信牌」

「信牌(しんぱい)」は、唐船の船主に与えられた貿易の許可証で、「割符留帳(わっぷどめちょう)」は、信牌の発給原簿です。信牌の名義人(牌主)と船主名、それに立会った唐通事を連名で記載し、唐船船主が持参した信牌と割符留帳の印影を合わせました。本頁は現存の信牌と符合ができ、次頁には入港日、船主名も記されています。

信牌【国指定重要文化財】
割符留帳【国指定重要文化財】
信牌と割符留帳の陰影を重ねたところ

【司法関係】長崎奉行所の判決記録と幕府直々の判決 「犯科帳と御仕置伺」

長崎奉行所が取り調べ、判決を下した事件のうち、後のために代表的なものをまとめた判例集が犯科帳(はんかちょう)です。ここでは天保13年(1842)の今下町の絵師「登与助」(川原慶賀)への判決記録を紹介しています。また、長崎奉行だけで判決を下せない場合に、幕府へ伺いをたてた記録「御仕置伺(おしおきうかがい)」とあわせて展示しています。

犯科帳【国指定重要文化財】
御仕置伺【国指定重要文化財】

【漂流民送還体制】ジョン万次郎の取り調べと寺社参詣

出漁中に遭難した土佐の万次郎はアメリカ船に救助され、数年間海外に滞在しました。嘉永4年(1851)の帰国の際、琉球・薩摩を経て長崎へ送られ、長崎奉行所で取調べを受けています。また、長崎滞在中、別の遭難で送られてきた漂流民たちと長崎の寺社に参詣しています。

薩州ヨリ送越候無人島漂流日本人一件(さっしゅうヨリおくりこしそうろう むじんとう ひょうりゅう にほんじん いっけん)【国指定重要文化財】
亥二番唐船ヨリ送来候漂流日本人一件(いにばんとうせんヨリ おくり きたり そうろう ひょうりゅう にほんじん いっけん)【国指定重要文化財】


長崎歴史文化博物館

長崎歴史文化博物館

長崎の海外交流史をテーマに貴重な歴史資料や美術作品を展示。江戸時代には長崎奉行所があり、敷地内にその一部も復元。歴史を楽しく学ぶゾーンや多彩な企画展・イベントも充実!
2025年11月3日に開館20周年を迎えました。

所在地:〒850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1番1号
連絡先:TEL 095-818-8366
    FAX 095-818-8407
    E-mail info-his@nmhc.jp
URL:https://www.nmhc.jp/

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会社概要

株式会社乃村工藝社

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URL
https://www.nomurakougei.co.jp/solutions/service/facilities/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区台場2丁目3番4号
電話番号
-
代表者名
奥本清孝
上場
東証プライム
資本金
64億9700万円
設立
1942年12月