「Media is Hope AWARD」シリーズ継続賞受賞!世界の気候変動に迫る人気シリーズ第12弾!
世界と日本、温暖化対策の最先端技術とは?極薄ソーラー発電機、ソーラーシェアリングなど驚きと感動の最先端技術に松下奈緒も大興奮!未来への希望を拓く新技術を大公開!
「地球クライシス 第12弾 気候危機 転換への道しるべ
温暖化を止められるのか!? 最新テクノロジーSP」
【BS朝日】2025年3月24日(月)よる9時〜11時 放送

■世界と日本、気候変動対策の“今”を探る! 日本生まれのソーラーシェアリングとは?
日本のみならず世界に災害を引き起こし、人類を脅かしつつある地球の気候変動の現状を紹介。地球を救うため様々な対策に動き出している人々や企業、地域などを徹底取材し、地球の危機(クライシス)を乗り越えるために私たちができることをとことん掘り下げる大型ドキュメンタリー番組「地球クライシス」。今年2月には、気候変動報道を支援・サポートする団体「Media is Hope」が主催する「Media is Hope AWARD」(※1)で2024年「シリーズ継続賞」を受賞しました。2021年3月放送の初回「地球クライシス2021〜気候変動 壊れゆく世界〜」から昨年12月放送の「地球クライシス第11弾 気候危機 転換への道しるべ〜2030年まであと5年!人類の現在地とは⁉〜」まで11回にわたって様々な角度から環境破壊の現状と地球の危機を乗り越えるための方策を紹介。そんな番組の地球危機回避を訴え続けてきた姿勢が高く評価されました。
そして2025年最初の放送となる第12弾は、進行する地球温暖化を止めようとする人たちにフォーカス。「温暖化を止められるのか!? 最新テクノロジーSP」をテーマに、世界各国の最新技術を紹介しながら、これからの気候変動対策について紹介していきます。今回もイギリスの公共放送BBC取材によるVTRをナビゲーターの松下奈緒らと見ながら、気象予報士の依田司、気候科学者の江守正多が地球温暖化の状況や対策の現状などについてわかりやすく解説。あまり知られていない気候変動対策の“今”が今回も明らかになります。
さらに江守も注目しているという太陽光技術を応用した日本生まれの技術「ソーラーシェアリング」をクローズアップ。積極的に取り組んでいる市民エネルギーちば・株式会社TERRAの東光弘代表取締役をゲストに招き、「ソーラーシェアリング」について詳しく紹介していくほか、温室効果ガスの排出を減らす新たな農業「不耕起栽培」についても探っていきます。不耕起=耕さない栽培とはいったいどんなものなのか?
※1 気候変動やSDGsといった社会課題解決へ貢献するメディア・ジャーナリストの功績を讃える賞

■空気から二酸化炭素を回収!極薄ソーラー発電機とは?最先端技術に松下驚き!
BBCはアイスランドで大気中から二酸化炭素を回収する取り組みを取材。巨大な装置で空気から直接回収された二酸化炭素は水に溶かして炭酸水に。その炭酸水を玄武岩に注入して地中に戻す、ということが行われています。森林の二酸化炭素吸収力に限界も見え始めたことによる取り組みの一つですが、これには松下も「希望がありますね。二酸化炭素を空気から回収するというのは見たことがありませんでした」と驚きつつも高く評価。依田も「未来に希望が見えた感じがする」と期待しますが、江守によると日本でも実証実験が行われているとか。そんな二酸化炭素の回収にはメリットだけではなくデメリットも? 江守の冷静な分析は? そのほか、海水温の上昇を防ぐため太陽光を反射させる雲を人工的に作るといった取り組みなどを紹介します。
そんな世界の最新技術に対して日本でも様々な技術が誕生しています。その一つが、250mの太陽光発電装置。パネルではなく、薄さ1mmの軽くて曲がるペロブスカイト太陽電池が使用されています。今年4月から開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のバスターミナルの屋根に設置されるといいます。「この薄さで発電力は変わらないというのはすごい」と感心した松下。スタジオでペロブスカイト太陽電池を実際に手にしてみます。「これならTシャツにつけてスマホの充電に使えるかも」などなど、スタジオでは様々な使い方を提案。夢が広がっていきます。
さらにダイレクトエアーキャプチャー(DAC)という空気中の二酸化炭素を回収する装置を紹介。回収した二酸化炭素を利用して作られたものがスタジオで公開されます。「ビジネスにもつながり広がりが出てくる」と依田も高く評価、松下も「すごーい!」と手を叩いて喜んだ二酸化炭素によって生まれたモノとは?
■環境にも農業にも優しい!ソーラーシェアリング&不耕起栽培で明るい未来を!
ゲストの市民エネルギーちば・株式会社TERRA(テラ)代表取締役の東光弘氏は、千葉県匝瑳(そうさ)市で取り組んでいる「ソーラーシェアリング」をVTRとともに解説。一見、農地の上に太陽光パネルを建てただけに見える装置ですが、設置したパネルの角度、高さなど細かい部分にこだわることで農地と脱炭素を同時に実現させました。しかも、この装置を日本の農地の16.8%かに設置すれば、日本中の電気を補えるとか。松下が「農家さんも助かるし環境にも優しい。デメリットはないのでは」と手放しで喜んだ「ソーラーシェアリング」。その驚きの技術を詳しく紹介、希望あふれる未来へトークも盛り上がります。
そんな東氏が同時に手掛けているのが「不耕起栽培」。実は、農業は私たちの想像をはるかに超える温室効果ガスを排出していました。その対策として考え出されたのが「不耕起栽培」。いわゆる耕さない栽培方法です。松下も「耕さなくても作物は育つんですか?」と素朴な疑問を口にしますが、「不耕起栽培」でどのようにして作物を育て、さらに温室効果ガスを抑制できるのか? ここでも驚きの技術が明らかにされると同時に、東氏の壮大な夢が語られていきます。「ソーラーシェアリング」と同様、松下らのトークが盛り上がった日本生まれの夢の技術とは?
松下奈緒 コメント
Q: 今回は最近の「地球クライシス」の中でも特に明るい未来が見えました
「これまでは環境を破壊しないために“何をどうすればいいのか?”というような印象があったのですが、今回はどういうことをしていけばいいのかという“希望が見えた”と思いました。環境を優先すると経済活動的には色んな制約が出てしまうイメージがありましたが、今回はそれを解決できるような画期的な技術を知ることができました。しかも、それがメイド・イン・ジャパンのものもあったので、日本の技術のすごさを実感しました。東さんのお話をうかがって、すごく画期的な方法だと思いましたし、環境問題だけでなく、その先の生活やビジネスという事まで考えている。数字として見せていただくと、ちょっと違う一歩になる気がするんですね。同時に日本の技術を世界に認めてもらえる絶好のチャンスだと思いましたし、日本人の力が世界に通用するという部分で非常に面白かったですね」
Q: ただし、実現していくまでが大変かなと
「それも思いました。東さんもおっしゃっていましたが日本は遅れていると。ああ、やっぱりそうなのかなって納得してしまう自分も悲しかったですが、非常に残念なことですね。これだけの素晴らしい技術を持っているからこそ、早めに活用していかないと意味がないと思うので。早く普及していかないといけないなという事も同時に感じました」
Q: より多くの人に知ってもらいたい話題が多かったのでは?
「私も明日からみんなに言いたいと思いました、今ってこんな最新技術があるんだよって(笑)。ソーラーパネルをあんな風に建てて太陽光を集めるみたいなことはたぶんあまり知られていないと思いますし、不耕起栽培のこともそうですよね。自分も知りませんでしたが、そういう事が広がっていくことを祈るばかりです」
Q: 多くの人に知ってもらうという意味でも番組を続ける意義がありますね
「そうだと思います。なので「継続賞」をいただけたんだと思いますし(笑)。毎回、環境問題をテーマにすると同じことを繰り返しているように見えるかもしれませんが、実は少しずつ進化している。少しだけかもしれませんが前に進んでいることもある、そう思うとやり続けることで感じられることがあると思います。環境は毎日動いていますから。今回の2時間の番組を見て『あ、そうだったんだ』とか、『これやってみたいな』など、そう思っていただける一つのきっかけになってくれることが一番いいことだと思います」
番組概要
【番組名】「地球クライシス 第12弾 気候危機 転換への道しるべ
温暖化を止められるのか!? 最新テクノロジーSP」
【放送日時】2025年3月24日(月)よる9時~11時
【放送局】BS朝日
【CAST】ナビゲーター:松下奈緒
専門家:依田司(気象予報士)
江守正多(気候科学者)
ゲスト:東 光弘(市民エネルギーちば・株式会社TERRA代表取締役)
進行 :望月理恵
【制作】BS朝日、テレビ朝日映像
【プロデューサー】茂木あや香(BS朝日)、久保田雄志(BS朝日)、光瀬史郎(テレビ朝日映像)
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