9月1日を前に。保護者89名の「あの朝、言わなければよかった」

登校再開につながったのは「休ませた」方が2倍。取材に応じられる保護者21名。

ロコタビ

オンライン・フリースクール「aini school 小・中等部」を運営する 株式会社ロコタビ(本社:東京都千代田区、代表取締役:高田大輔、 以下「ロコタビ」)は、子どもの不登校・登校渋りを経験した保護者89名を 対象に、夏休み明けの登校をめぐる対応についてアンケート調査を実施しました。

過去約40年間で、18歳以下の自殺者数が最も多い日は夏休み明けの9月1日。「9月1日問題」として知られています(出典:文部科学省「児童生徒の自殺予防に係る取組について(通知)」)。子どもにとって2学期の始まりは、それほど重い節目です。

その朝「行きたくない」と言われた親は何をしたのか。そして今、その選択をどう振り返っているのか。ノウハウ記事には出てこない、当事者だからこそ語れる後悔と迷いを公開します。

回答者のうち21名が、メディアの取材・インタビューへの協力に応じる意向を示しています。

 ■ 本リリースのポイント

  • 回答者のうち21名が取材・インタビューに応じる意向

  • 「無理に登校させた」ことを後悔する保護者の声が多数。当事者だからこそ語れる、生々しい振り返りが集まった

  • 「無理に登校させた」15名と「最初から休ませた」15名の追跡結果を比較。「休ませた」ケースの方が2倍の割合で登校再開につながっていた

  • 親は試行錯誤していた。半数が3つ以上の方法を試し、「休ませた」31名のうち3人に1人以上は「行ってみよう」とも声をかけていた

  • やってよかった声かけ」「言わなければよかった言葉」を、経験者の実例として公開

■ 「無理に登校させた」「休ませた」その後

子どもが「行きたくない」と言った朝、「無理にでも登校させないと」と考えてしまう親は少なくありません。しかし今回の調査では、「無理に登校させた」15名のうち、そのまま登校が続いたのは2割(3名)だけ。残る8割は再び行けなくなる、精神的に不安定になるなど、困難を経験していました。一方、「最初から休ませた」15名では、4割(6名)が自分のペースで登校を再開。

「休ませた」ケースの方が、2倍の割合で登校再開につながっていたことになります。

※「登校」は「そのまま登校が続いた」「自分のペースで登校」「通常通り登校」の回答を含みます。「不登校(傾向含む)」は「完全不登校」「再び行けなくなった」「別室・保健室登校」「登校しつつ渋り」「精神的に不安定」などを含みます。
※本設問は該当者少数(各15名)の回答による参考値であり、因果関係を証明するものではありません。

親からは、こんな振り返りが寄せられました。

「無理矢理連れて行く。(中略)結果、外に出たがらなくなり、夜中に家出しようとしたり、学校の廊下をハサミを持ちながらフラフラ歩いていたと学校から連絡が来ることもありました」 — 小学生・男児の母(その後:完全不登校)

「『なんで学校行かないの!』『ちゃんと学校に行かないと、大人になったときに嫌なことから逃げるようになるよ!』『あなたのせいで出勤できないじゃない!』など(中略)気持ちが追いつかず、子どもを否定するようなことを言ってしまった」 

— 小学生・男児の母(その後:再び行けなくなった)

「親も初めてのことでどうして良いかわからず担任や周りから言われた『登校を促す』ようにやってみたが、良い結果にはならなかったし、子どもの心の傷も大きくなった。もっと子どもの気持ちを聞いて尊重してあげればよかったと思う」 

— 小学2年生・男児の母(その後:放課後登校を経て完全不登校)

 ■ 「無理に行かせて、後悔した」当事者の声

最も多く寄せられたのは、無理に登校させたことへの後悔でした。専門家によるノウハウ記事にはない、実際に経験した親の言葉です(自由記述で寄せられた声69名分より抜粋)。

「頑張って行かせない方が良かったと思う。無理が続いたために完全な不登校になったのではないか」 — 中学生・男児の母

「半ば無理矢理連れて行くと『嫌だー』と泣き叫びながらも教室に連れて行かれた。(中略)完全不登校になった当時はPTSDと抑うつ状態ということが後から分かった」 — 小学2年生・男児の母

「最初はどうしたらいいかわからず、無理やり引きずって学校に連れて行っていたので、今思えばすごく申し訳ないことをしたと思います。最初から休ませてあげればよかったなぁと思います」 — 公立小・男児の母

 ■ 親は「休ませる」と「行かせる」を行き来していた

夏休み明けに「行きたくない」と言われた51名に、実際にとった対応を聞きました(複数回答)。ひとりあたり平均2.6個の対応を試しており、半数以上の26名(51%)が3つ以上を挙げています。

「行きたくない」と言われた51名がとった対応(複数回答)

注目すべきは、「休ませた」31名のうち、4割近くの12名(39%)は、休ませる日もあれば「行ってみよう」と声をかける日もあったと回答。答えの出ないまま、試し続けていました。

 ■  今、悩んでいる保護者へ

「当時の自分、または今悩んでいる保護者へ一言」という設問には69名が回答しました。(以下、一部抜粋)。

「絶対の正解はなくて、子供の性格にも対応の仕方が変わってくるなと思います。目の前の子供がどうなのかを、目の前の子どもをみながらサポートするのがいいと思います」 — 小学生・女児の母

「学校に行くということが必ずしも正解ではないと思います。行かなければならないという固定概念に縛られると、親も子も辛くなってしまいます。学校に行かなくても、その子の居場所はどこかにあります。それを探して、見つけてあげることが大切なのかなと思います。(中略)その子に合った居場所は必ずあります」 — 公立小・男児の母

「無理に行かせなくて大丈夫。そして、お母さん自身を責めないで」 — 私立小・女児の母

 ■ やってよかった声かけ/言わなければよかった言葉

経験者が「やってよかった」と感じた対応と、「言わなければよかった/やらなければよかった」と後悔した言葉や対応を、対比で紹介します。合う対応は子どもによって異なり、「何をしても手応えはなかった」という声もありました。あくまで一例です。

経験者が語る「やってよかった声かけ」と「言わなければよかった言葉」

 ■ 取材にご協力いただける保護者 21名

回答者89名のうち21名が、メディアの取材・インタビューへの協力に応じる意向を示しています。オンライン取材、匿名、カメラオフ、顔ぼかしでの対応が可能な方を含みます。たとえば、こうした保護者への取材が可能です(いずれも取材協力に同意した実際の回答者です)。

[ケースA] 
学校に促され、登校を後押ししたことを悔いる母(公立小・男児/現在は毎日短時間登校)

1週間の欠席後、学校側から短時間登校の打診があり、それを受けて登校を促した。しかし結果は思うようにならず、「無理をさせたことで、かえって子どもの心の傷を深めてしまった」と後悔している。学校の期待と親の判断の狭間で揺れた経験を、当時の具体的なやりとりとともに話せる。

[ケースB] 
休ませる選択をし、子どもが回復に向かった家庭(公立小/現在は自分のペースで登校)

夏休み明けに「行きたくない」と言われ、最初から無理には行かせなかった。「学校に行くことにこだわりすぎていた」という気づきを語れる。

[ケースC] 
今まさに渦中にいる、不登校が続いている家庭

取材候補21名のうち14名が「現在も不登校・登校渋りが続いている」と回答。過去の回想ではなく、いま起きていることとして、朝の葛藤や日々の対応をリアルタイムで話せる。

[ケースD] 
かつて不登校だった、当事者本人

子ども時代に自身が不登校・登校渋りを経験し、現在は成人している方も含まれる。子どもの側の視点から「親のどの言葉が効いたか/つらかったか」を語れる。

取材候補21名の内訳:

当時の学校種別:公立小14/公立中2/私立小2/私立中1/中高一貫1/複数にまたがる1

お子さんの性別:男の子12/女の子9

現在の状況:不登校・登校渋りが継続中14/安定して登校3/短時間登校など4

ご希望の条件(学年・性別・現在の状況・対応のタイプなど)に沿う方を、aini schoolがお繋ぎします。ご希望の方は、末尾のお問い合わせ先までご連絡ください。

 ■ 秋のリアルイベント(別途、取材のご相談可)

aini schoolでは、9〜10月に以下のリアルイベントを予定しております。ご興味があれば、個別に取材のご相談も可能です。

  • 9月下旬:瀬戸内海の島での修学旅行(2泊3日)

  • 10月:宝探しイベント(千葉)、地域交流イベント(東京)

■ 調査概要 

調査名:夏休み明けの登校に関する保護者アンケート
調査対象:子どもの不登校・登校渋りを経験した保護者
有効回答数:89名(うち夏休み明けに「行きたくない」を経験:51名)
調査方法:インターネット調査(Googleフォーム)
調査期間:2026年6月19日〜7月24日
回答経路:aini school在籍保護者、aini会員、SNS等を通じた任意回答
調査主体:aini school(株式会社ロコタビ)

■ aini school 小・中等部について

aini school 小・中等部(運営:株式会社ロコタビ)は、小1〜中3を対象としたオンラインのオルタナティブスクール(フリースクール)。不登校や発達特性のあるお子さんが「そのままで大丈夫」と感じられる第三の居場所として、メタバース校舎で毎日の学びと交流を提供しています。希望する生徒の多くが在籍校での出席扱いと認定。現地通学校舎や毎月の社会見学ツアーも展開しています。

【aini school 公式サイト】 https://helloaini.com/entry/ainischool/

■ 運営会社

【会社名】 株式会社ロコタビ
【所在地】 東京都千代田区平河町 2-5-3
【代表者】 代表取締役 高田大輔
【設立】 2015年12月1日
【事業内容】 ロコタビの運営、ロコアシの運営、ロコカウの運営、aini および aini school の運営
【企業ホームページ】 https://locotabi.co.jp/

■ 取材のお申し込み・本件に関するお問い合わせ先

株式会社ロコタビ aini school 広報担当 森 真弓
✉️ Email: aini_freeschool@helloaini.com

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会社概要

株式会社ロコタビ

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URL
https://locotabi.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区平河町 2-5-3
電話番号
-
代表者名
高田大輔
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
2015年12月