全国初!公立特別養護老人ホームで「ZEB」認証を取得
~ゼロカーボンシティしながわの実現へ~
公立特別養護老人ホームで「ZEB」認証を取得
今回、新たに公立の特別養護老人ホームでは全国初、また民設を含む都内の特別養護老人ホームにおいても初(※1)となるZEB認証を、令和5年12月26日(火)に、「品川区立八潮南特別養護老人ホーム」増築棟において取得しました。
この施設は外部に面する壁やサッシ等の断熱性能を高めるとともに、高効率の空調設備や太陽光発電システムの設置により、設計段階で建築物のエネルギー消費量の58%削減(ZEB Ready)を実現しました。
・「ZEB」認証取得の背景について
品川区長期基本計画(令和2年4月策定)では、10年後の目指す姿として『ZEB等の環境に配慮した建物の増加による、まち全体の環境負荷の低減を目指す』としています。
現在、品川区では、脱炭素社会の実現や、SDGsの目標達成に向け、快適な室内環境を保ちながら年間で消費する建築物のエネルギー量が大幅に削減された建築物である「ZEB(ネット・ゼロエネルギー・ビル)」や「ZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)」の施設整備を進めています。
区有施設の「ZEB」の認証取得は6施設、「ZEH-M」を含めると7施設となり、ZEBの先導的建築物のオーナーである「ZEBリーディング・オーナー」として登録されている自治体において、引き続き全国で最多の取得数(※2)となっています。
区はゼロカーボンの実現に向け、今後も「ZEB」等の認証取得をはじめとした施設整備を継続していきます。
※1 一般社団法人 住宅性能評価・表示協会 事例データ一覧(公開資料)による
※2 一般社団法人環境共創イニシアチブ ZEBリーディング・オーナー一覧による(令和5年11月末時点)
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