外食市場調査(2015年6月度)

2015年6月の外食市場規模は 3,240億円(前年同月比+56億円・東名阪3圏域計) 外食単価は7カ月連続で前年より上昇 気温の上昇とともに「飲酒業態」が好調

株式会社リクルート

株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野健)に設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」(http://grc.hotpepper.jp/)では、東名阪の男女約10,000人を対象とする2015年6月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。
【今月のポイント】
外食市場規模は東名阪3圏域合計で前年同月比(以下、前年比)+56 億円の3,240億円。これで3カ月連続で前年を上回った。主な要因は外食単価の上昇で、7カ月連続で前年比で増額している。特に20代・男性で平均2,229円と増加幅がもっとも大きく(前年比+300円)、また13カ月連続で前年比プラス。さらに20代・女性も8カ月連続で前年比プラスとなり、【ファストフード】や【牛丼、カレー等、一品もの専売業態】の値上げが若い世代の外食単価上昇につながっている可能性がありそうだ。また、業態別には【バー、バル、ワインバー】【居酒屋】などが今年度に入ってから2カ月連続で市場規模を拡大させ、「飲酒業態」が好調。【バー、バル、ワインバー】には、ビアホール業態が含まれており、『ホットペッパー グルメ』での検索キーワードで、気温の上昇とともに検索数が増加している「ビアガーデン」などが市場をけん引している可能性が高い。

【3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)】
● 2015年6月の外食(※1)実施率は 74.6% (前月比増減 -3.7pt、前年比増減 -0.8pt)
● 2015年6月の外食頻度(※2)は 4.13回/月 (前月比増減 -0.18回、前年比増減 -0.05回)
● 2015年6月の外食単価は 2,521円 (前月比増減 +8円、前年比増減 +113円)
● 2015年6月の外食市場規模(※3)は 3,240億円 (前月比増減 -291億円、前年比増減 +56億円)
※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で おこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(14年3月までH22国勢調査、14年4月からH24人口推計、15年4月からH25人口推計)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-0.8%、首都圏:-0.6%、関西圏:-1.0%、東海圏:-0.7%

【圏域別】
● 外食実施率は、首都圏:74.2%(前年比増減 -1.2pt)、関西圏:76.5%(同 +0.8pt)、
 東海圏:72.7%(同 -2.1pt)
● 外食頻度は、首都圏:4.40回/月(前年比増減 -0.08回)、関西圏:3.89回/月(同 -0.03回)、
 東海圏:3.56回/月(同 +0.03回)
● 外食単価は、首都圏:2,590円(前年比増減 +152円)、関西圏:2,524円(同 +93円)、
 東海圏:2,196円(同 -21円)
● 外食市場規模は、首都圏:2,001億円(前年比増減 +43億円)、関西圏:877億円(同 +26億円)、
 東海圏:362億円(同 -13億円)

【業態別】(3圏域計)
●業態別の市場規模は、前月との比較で【バー、バル、ワインバー】(前月比増減 +8億円)でプラス幅が最も大きく、次いで【居酒屋】と【スナック、ナイトクラブ】(ともに前月比増減 +7億円)が続く 。

詳細は下記URLをご確認ください。
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/news/2015/07/30/RecruitLifestyle_20150730.pdf

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本社所在地
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北村吉弘
上場
未上場
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設立
-