大学DXを加速する「GAKUEN」シリーズ最新製品GAKUEN RX2.0のリリースを発表！

―UI・UXと利便性を強化し、大学教育の最前線へ―

日本システム技術株式会社

2025年12月1日 10時14分

　日本システム技術株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役社長：平林卓、以下「JAST」）は、大学向け教務システムとしてトップシェア（※１）を誇る戦略的大学経営システム「GAKUEN」シリーズの最新製品「GAKUEN RX2.0」をリリースしたことをお知らせいたします。

■　リリースの背景

　18歳人口の減少により大学における学生獲得競争の激化や、知の拠点としての地方創生、またリカレント教育・リスキリングなど生涯学習としての役割、卒業生・社会人も含めた「学生の多様化」への対応など大学を取り巻く環境は大きく変化しております。そのような変化の中、各大学にはより一層の教育環境の充実と業務効率化による学生支援の拡充・財政基盤の安定化が求められており、大きな変革期を迎えております。

　「GAKUEN」シリーズでは、ICT技術を活用したさらなる教育環境の充実と業務効率化に取り組むとともに、生成AIに代表される最先端テクノロジーを積極的に取り入れ、教育現場における先進的な取り組みを推進することが責務と考えております。このような考えのもと、最新製品「GAKUEN RX2.0」においては、生成AIの実装に加えシステム基盤の全面更新、UI・UXの見直し、ユーザからのご要望を反映しサービスの充実と機能強化を実現しています。

■　新製品のポイント

（１）生成AIを活用した機能の実装

「GAKUEN」シリーズでは初となる生成AIを活用した機能を実装いたします。学生への履修アドバイスや、問い合わせ対応、シラバス構成支援など、AIを活用した業務支援を実現し、教職員の業務負荷軽減を図り、利用者の満足度を高めるシステムを実現します。

（２）デジタル学生証など、スマートフォンでの利便性向上

スマートフォンサイト／アプリのデザインを大幅に刷新しユーザビリティの向上を実現します。また、スマートフォンアプリから利用できる機能を大幅に拡張したことに加え、新たにデジタル学生証の機能をスマートフォンアプリに搭載することで、授業の出席確認・窓口での本人確認など学生の利便性向上を実現します。

（３）多要素認証の対応によるセキュリティ強化

多要素認証に対応することでセキュリティを強化し、不正アクセスのリスク低減を実現します。またシステム基盤の更新により最新のOSやミドルウェア・コンポーネントへ対応し、より安心してご利用いただけるセキュアなシステム環境を実現します。

（４）教務系機能の充実

業務の複雑化やスピード化に対応するため教務系機能を充実させます。遠隔授業の60単位上限対応に加え、WEB APIの公開、外部ツールとのシームレスな連携を実現するためのLTI対応、またこれまで学生や保護者のみが利用できた、アンケートや申込受付などの入力フォームを簡単に作成できるワークフロー機能（WEB申請プロダクト）の教職員拡張などを実現します。

■ リリース計画

　2025年11月に第１弾をリリースし、2026年春以降、更なる機能を順次リリース予定です。利用者の利便性を高めるとともに、より効率的な運用を実現するため、今後も社会、大学業界の変革に対応し、お客様に寄り添うシステムとしてさらに進化してまいります。

【第１弾】2025年11月リリース