バイウィル、カーボンニュートラル達成に向けて環境配慮型の新素材の開発や資源循環ビジネスに取り組んでいるTBMと業務提携
GX分野のスタートアップの協働を通じて新たな環境価値と経済価値の創出を図る
日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)と環境配慮型の新素材の開発や資源循環ビジネスに取り組んでいる株式会社 TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:山﨑 敦義、以下「TBM」)は、カーボンニュートラルの達成、ならびにサーキュラーエコノミーの普及啓発に向けた業務を協働して推進してまいります。両者が事業を通じて培ってきた「環境価値と経済価値の循環」に関するノウハウやサービスを活かし、カーボンクレジット市場、資源循環市場の活性化に寄与する取組を連携します。
■ 背景
バイウィルは、日本のカーボンニュートラル達成に貢献することを目指し、カーボンクレジットの活用を促すことで全国各地の地域脱炭素を進めようと取り組んでいます。カーボンニュートラルに向けたひとつの手段であるカーボンクレジットを創出し、流通させるべく、完全成果報酬型での創出代行から販売先の探索・収益化までを担います。
また、創出元への支援にとどまらず、自社の脱炭素に取り組む需要家企業に対しては、国内外のカーボンクレジットの調達支援から、環境ビジョンや脱炭素ポリシーの策定などの脱炭素コンサルティング、環境への取り組みの発信を通じたブランディング・PR支援など、カーボンクレジットを軸に一気通貫の支援を行っています。
TBMは、鉱物由来やCO2由来の炭酸カルシウムを主原料とする環境に配慮した新素材「LIMEX」の国内外への普及、国内最大級のプラスチックのマテリアルリサイクル処理によるプラントの運営及び資源循環プラットフォームの構築・運用に取り組んでいます。
また、自社製造拠点での再生可能エネルギーの電力の導入や、国際ESG情報開示プラットフォー ムである CDP の気候変動の質問票への自主回答、サプライチェーンの上流・下流で生じる環境影響を総合的に理解・低減していくため、製品・サービスのライフサイクル全体またはその特定段階におけるLCAの積極的な活用、グリーンファイナンスによる資金調達など、多様なアプローチで ESG への取組を推進しています。
■ 具体的な取り組み
本提携により、以下の取組を進めます。
1.TBMが培ってきたGX分野におけるカーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーの普及啓発に関するブランディング、広報・PR、サステナビリティのノウハウや知見を活かし、バイウィルの事業及びコミュニケーション、サステナビリティ活動を支援します。日本全国の脱炭素化を加速し、地域の資金循環と資源循環を促進させる普及啓発に係る取組を協働します。
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TBMが事務局を担っている一般社団法人資源循環推進協議会*にバイウィルが参画し、炭素循環をテーマにしたワーキンググループ(炭素循環によるカーボンリサイクル製品の実⽤化に向けた取組の推進)で協働します。
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バイウィルが立ち上げを進めている「地域脱炭素推進コンソーシアム」にTBMが参画し、新技術・新製品に基づくカーボンクレジットの創出で協働します。
*一般社団法人資源循環推進協議会:官公庁と連携し、業界・企業の枠を超えて国際競争力を有する資源循環市場の創造を目指した団体
URL https://rrc.or.jp
2.バイウィルが培ってきた「J-クレジット」創出支援など環境価値創出(クレジット創出)に関するノウハウや知見を活かし、TBMの事業活動を支援します。TBMのカーボンリサイクル技術を活用したCR LIMEX(カーボンリサイクル ライメックス)素材を使用した製品及びプラスチックのマテリアルリサイクルのクレジット創出に係る取り組みを協働します。
■ 各社コメント
下村 雄一郎(株式会社バイウィル 代表取締役社長)
「この度は、脱炭素社会およびカーボンニュートラルな世界の達成に向けて株式会社TBM様と業務提携の機会を賜り、誠にありがとうございます。
TBM様は新素材「LIMEX」の国内外への普及、リサイクル工場の運営および資源循環プラットフォームの構築・運用に向けて、先進的な活動をされておられ、その活動が世の皆様に広く知られています。カーボンクレジットを起点にカーボンニュートラルな世界を実現したいと活動している弊社にとりましては、①TBM様を見習いつつ、弊社の世界観を広げたい、②TBM様とともに新しいGXイノベーションを起こしたい、と考えております。TBM様とともに改めて脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。」
笹木 隆之(株式会社TBM 常務執行役員CMO)
「この度は、カーボンニュートラル達成に向けて「カーボンクレジット」の創出・流通を推進しているスタートアップのバイウィルと業務提携の機会を賜り、誠にありがとうございます。
弊社は「進みたい未来へ、橋を架ける」というミッションのもと、「サステナビリティ革命」の実現を掲げ、CO2を回収・再利用したカーボンネガティブが見込まれる炭酸カルシウムを原料とするCR LIMEXを今年のダボス会議で発表しました。また、自治体や企業から回収したプラスチックを再生した付加価値の高い再生素材の開発に取り組んでいます。カーボンクレジット市場において環境価値の創出を先導するバイウィルとの業務提携のもと、GX分野に新たなイノベーションを起こし、新市場を創出するコラボレーションを期待しています。」
■ 会社概要
株式会社 バイウィル
代表者 :下村 雄一郎
所在地 :東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
設立 :2013年11月
資本金 :5億8,195万円(資本準備金含む/2024年7月時点)
事業内容:環境価値創出支援事業(クレジット創出)、環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)、脱炭素コンサルティング事業、ブランドコンサルティング事業
URL :https://www.bywill.co.jp/
株式会社TBM
代表者 :山﨑 敦義
所在地 :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立 :2011年8月
資本金 :1億円(資本準備金含み、120億3546万円 / 2023年12月時点)
事業内容:環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/
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