ユニクロが創設パートナーとして支援する「ディスプレイスメント・フィルム・ファンド」作品のジャパンプレミアにケイト・ブランシェット氏とDFF支援監督2名の参加が決定
第39回東京国際映画祭で「ガラ・セレクション」に選出

株式会社ユニクロが創設パートナーとして支援する「ディスプレイスメント・フィルム・ファンド(難民映画基金 以下DFF)」の支援作品5作品が、第39回東京国際映画祭(TIFF)の国内外の話題作が集まる「ガラ・セレクション」に選出され、ジャパンプレミア(日本初上映)を迎えます。これにあわせ、DFF共同設立者・代表で俳優・プロデューサーのケイト・ブランシェット氏と、DFF支援作品『センス・オブ・ウォーター』のモハマド・ラスロフ監督、『スーパー・アフガン・ジム』のシャフルバヌ・サダト監督の参加が決定しました。3氏は10月30日(金)のジャパンプレミアに登壇します。本作の上映と同週、ブランシェット氏は演劇・映像分野における貢献を称えられ、第37回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞予定です。
上映されるのは、ハサン・カッタン監督『アライズ・イン・エグザイル/故郷を追われた盟友たち』、マリナ・エル・ゴルバチ監督『ローテーション』、モハマド・ラスロフ監督『センス・オブ・ウォーター』、シャフルバヌ・サダト監督『スーパー・アフガン・ジム』、モ・ハラウェ監督『ウィスパーズ・オブ・ア・バーニング・セント/残り香のささやき』の短編映画5作品です。これらの作品は今年1月のロッテルダム国際映画祭で世界初上映され、英国紙「ガーディアン」のレビューで、最高評価となる5つ星を獲得しています。
ケイト・ブランシェット氏のコメント
「ディスプレイスメント・フィルム・ファンドの支援により実現した初の短編作品を、東京国際映画祭の観客の皆さまと共有できる機会を得られたことを光栄に思います。紛争や迫害によって人々の移動と分断が進む世界において、映画によるストーリーテリングは、他者の経験に寄り添い、つながりを生み出す重要な役割を担っています。避難や移動を余儀なくされたからといって、映画制作者が創造性を手放すべきではありません。むしろ、彼らの物語はこれまで以上に切実な意味を持っているのかもしれません。」
DFFは、避難を余儀なくされた映画制作者、または避難民としての経験を描いてきた映画制作者を支援・助成するために設立された基金です。2025年にロッテルダム国際映画祭で始動し、選出した監督に短編映画の制作資金を助成することで、その声を世界へ届ける機会を創出しています。
25年にわたり難民支援活動に取り組んできたユニクロは、DFFの創設パートナーとして、2025年と2026年に各10万ユーロを寄付し、設立当初から活動を支援しています。より多くの人々に難民の物語を届け、世界の難民問題への理解と関心を深めるため、今後もDFFへの支援を継続していきます。
■第39回東京国際映画祭 「ディスプレイスメント・フィルム・ファンド」支援作品ジャパンプレミア
日時:10月30日(金) 開場:10時40分 上映:11時10分~14時00分(予定)
会場:ヒューリックホール東京
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目-5-1 有楽町マリオン11F
・上映終了後ゲストによるQ&A(予定)
・チケットは東京国際映画祭公式サイトにて10月17日(土)より発売開始
■「ディスプレイスメント・フィルム・ファンド」支援5作品
『アライズ・イン・エグザイル/故郷を追われた盟友たち』
(40分・イギリス、シリア)
監督:ハサン・カッタン
シリア出身の映画作家、ハサン・カッタンとファディ・アル・アラビは、14年間にわたり紛争と制作の日々をともに過ごし、その時代を象徴する数々の瞬間を記録してきました。現在、彼らはイギリスの難民申請者施設に収容されており、飛び交う爆弾の代わりに、“待機”と“官僚主義”、そして“避難”によって形づくられる新たな日常を記録していきます。難民への敵意が高まる中で、彼らはカメラを自らの内面へと向け、友情や強制移動の意味を探りながら、未来が見通せない状況において「撮影する」という行為が、生き延びるための手段へと変わっていく過程を映し出しています。

『ローテーション』 (12分・ウクライナ、トルコ)
監督:マリナ・エル・ゴルバチ
「Rotation」、それは最前線から一時的に離れ、心身の回復を図る期間のことを呼びます。市民生活から兵役へと日常が一変した若いウクライナ女性。これまでとは違う現実についてゆけずに助けを求め、そんな彼女が体験する催眠療法の儀式が描かれています。

『センス・オブ・ウォーター』 (39分・イラン、ドイツ)
監督:モハマド・ラスロフ
亡命という肌寒い現実の中、イラン人作家は異国の言葉と対峙することを余儀なくされます。再び筆を執るためには、愛や怒り、喜びや悲しみといった感情を、その新しい言語の中であらためて見つけ出さなければなりません。書くことの力を再び手にするため、彼は記憶と忘却、失われた言語と新たな言語の間を往来し、人間であること、感情、そして意味を新たに創造する心の旅路へと向かっていきます。

『スーパー・アフガン・ジム』 (14分・ドイツ)
監督:シャフルバヌ・サダト
カブール中心部にあるジムでは、一日のうち女性が利用できるたった一時間に、主婦たちが集まります。昼休みに閉ざされた扉の向こうでトレーニングに励みながら、彼女たちは理想の体型や日々の生活について語り合っています。

『ウィスパーズ・オブ・ア・バーニング・セント/残り香のささやき』
(28分・ソマリア、オーストリア、ドイツ)
監督:モ・ハラウェ
裁判で重要な審理が行われるその日、結婚式での大切な演奏を控えた寡黙な男は、自身の私生活が衆目にさらされる事態に陥ります。結婚生活を利用していると非難された彼は、裁きや忠誠心、そして胸の奥に秘めた罪悪感の重さを抱えながら、法廷と街、そしてステージのあいだを行き来します。本作は、慎ましくも一度下せば後戻りのできない選択を迫られた男の内面に深く分け入り、献身と尊厳、そして喪失の狭間で揺れ動く、つかみどころのないその本心を見つめます。

■『PEACE FOR ALLチャリティTシャツを買って、東京国際映画祭へ行こう!』キャンペーン
DFFへの支援をさらに拡充するため、2026年6月より「PEACE FOR ALL」の新たな寄付先にディスプレイスメント・フィルム・ファンドが加わりました。同基金はコラボレーターとしても「PEACE FOR ALL」に参加しており、DFFデザインのTシャツの販売による利益は全額、難民映画基金の活動に寄付されます。
今回のキャンペーンでは、DFFデザインを含む「PEACE FOR ALL」Tシャツを期間中にご購入いただいたお客様の中から、抽選で150名様を東京国際映画祭の「難民映画基金プレミア上映」にご招待します。
応募期間:2026年9月24日(木)~10月12日(月)23:59まで
応募方法:期間中に「PEACE FOR ALL」商品をご購入のうえ、専用応募フォームからご応募ください。
キャンペーンの詳細は、以下の特設ページをご覧ください。
URL: https://www.uniqlo.com/jp/ja/news/topics/2026091601/
■東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival)とは
日本で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編コンペティティブ国際映画祭。1985年、日本初の大規模な映画の祭典として誕生し、「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する」をミッションとして、世界中から集められた映画を通して、国内外の映画人や映画ファンがさまざまな才能とその感動に出会い、交流する場を提供しています。毎年秋に日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催されています。2026年には、世界の映画祭の中でも特に国際的影響力の高い「Aフェスティバル」として認定されました。
<第39回東京国際映画祭 開催概要>
開催期間: 2026年10月26日(月)~11月4日(水)
主催:公益財団法人ユニジャパン
公式サイト:www.tiff-jp.net

■「ディスプレイスメント・フィルム・ファンド(難民映画基金)」とは
ディスプレイスメント・フィルム・ファンドは、避難を余儀なくされた映画制作者、または避難民としての経験を描いた実績のある映画制作者の活動を支援・助成するために設立されました。2025年の第54回ロッテルダム国際映画祭(IFFR)において、俳優・プロデューサーであるケイト・ブランシェット氏が設立を発表。創設パートナーとしてマスターマインド、ユニクロ、ドローム・エン・ダード、タマーファミリー財団、アマホロ連合、メジャーパートナーとしてSPロヒア財団、運営パートナーにヒューバート・バルス基金、戦略パートナーに国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が名を連ねています。
基金の初年度の支援で制作された短編5作品は、2026年のロッテルダム国際映画祭(IFFR)でワールドプレミアを迎え、英国『The Guardian』紙による5つ星評価をはじめ、国際的に高い評価を得ています。基金は2026年カンヌ国際映画祭で、新たな5名の支援監督を発表。彼らが制作する作品は、2027年のロッテルダム国際映画祭でワールドプレミアを予定しています。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/sustainability/displacement-film-fund
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