日本システム技術・三井住友カード 「GAKUEN」シリーズ ユーザ向け決済ソリューション開発開始
日本システム技術株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:平林 卓、以下「JAST」)は、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 CEO:大西 幸彦、以下「三井住友カード」)と、JASTが提供する戦略的大学経営パッケージシステム「GAKUEN」シリーズへのマルチ決済・学費収納サービスの提供に向けて、三井住友カード等の決済に連携させたサービス開発のために協業を開始したことをお知らせします。なお、マルチ決済は国内の大学にて2026年稼働(予定)に向けて開発を進めており、学費収納サービスは2027年度在校生の学費収納に向けて開発を進めております。
■ 背景
1.マルチ決済
経済産業省の調査(※1)によると、2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%と前年より3.5%上昇し、今後も決済比率の向上(目標値80%)を目指して環境整備を進めており、普及が加速する見込みです。大学においては、学生・保護者が選択できる支払い手段を増やすことで学生サービスの向上につながり、大学職員の現金徴収業務など負担を軽減します。
2.学費収納サービス
学費収納業務においては、納付書の印刷・郵送や口座振替用紙の提出など、手作業が多く人的ミスや大学職員の業務負担となっています。また、金融機関はデジタル化普及やコスト削減のため窓口での応対業務の縮小を進めています。
場所や時間の制約を受けないネットバンキングでの支払いやクレジットカードでの支払いといった各家庭の状況に応じた柔軟な支払い方法の選択、口座振替時のWEBでの口座登録といった学生・保護者の利便性向上と大学職員の業務効率化を実現します。
■ 概要
1.マルチ決済
「GAKUEN」シリーズ「デジタル証明書」「自動証明書発行機」「WEB申請」での支払いにおいて、これまで現金払いのみであった学生・保護者の支払い手段に、三井住友カードの決済ソリューション「stera smart one」を活用してクレジットカード・コード決済を追加します。これにより、現金払いの関連窓口業務を削減し、大学職員の業務負担を軽減します。
2.学費収納サービス
三井住友カードが提供する「WEB口座振替受付サービス」、「クレジットカード決済※」、「ペイジー決済※」を活用し、学費自動引落用の銀行口座登録と学費収納のWEB化に向けて検討を開始しました。これにより、大学における学費収納業務や学生・保護者の支払い手続きが大幅に効率化できます。また、「GAKUEN」シリーズ「学費」で管理している学費情報を本サービスに連携することで、スムーズなシステム間連携を実現します。
※学費収納サービスにおける「クレジットカード決済」・「ペイジー決済」は、SMBC GMO PAYMENT株式会社が提供する「SMBCマルチペイメントサービス」を採用しています。
■ 今後の展望
JASTはマルチ決済や学費収納サービスだけでなく、更なる収納業務のデジタル化や効率化を目指し、修学支援制度への対応や奨学金の支払い、法人業務システムとの連携なども企画予定です。
また、本取り組みのように、JASTは創業50年で培った技術と知見を活かし、「JAST VISION 2035」に掲げる「誰もが知る課題解決企業へ」VISIONの実現に向けて、教育業界地域や地方経済地域社会が抱える課題の解決にひたむきに取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1 経済産業省「2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました」(2025年3月31日)
https://www.meti.go.jp/press/2024/03/20250331005/20250331005.html
【本件に関するお問い合わせ先】
日本システム技術株式会社
GAKUEN事業部 担当:野嶋、亘
TEL:06-4560-1030
Mail:g-event@jast.co.jp
URL:https://www.jast-gakuen.com/
▼日本システム技術株式会社 企業情報
以上

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