ハコベル、生成AI活用の「AIデータコンバーター」で社内の帳票データ入力業務時間の80%削減に成功

〜物流業務特有のカレンダー形式の帳票にも対応、6月の販売開始に向け検証を完了〜

ハコベル株式会社

「物流の『次』を発明する」をミッションに掲げるハコベル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:狭間 健志、以下:当社)は、この度、生成AIを活用した帳票データ入力自動化システム「AIデータコンバーター」を開発し、運送手配マッチングサービスの社内業務での検証において、当該業務の所要時間を80%削減することに成功しましたのでお知らせします。

◼️「AIデータコンバーター」の概要と開発背景

「AIデータコンバーター」は、物流関連業務において取引先とFAXなどでやりとりされる「帳票」の情報をAIが自動で読み取り、CSV形式にデータを整備・変換するシステムです。

物流業界では、相次ぐ法改正への対応や、激変する経営環境における生産性向上を見据え、業務効率化に向けた様々な取り組みが進められています。一方、輸配送や商品発注に関する各種帳票の多くが依然としてFAXで連携され、受注側の担当者がシステムへの手入力を行っており、現場の負担の大きさが指摘されてきました。

また、これらの帳票は、荷物の積み地・降ろし地、数量、輸配送のスケジュールなど重要な情報を含むとともに、日々大量に処理されるものです。こうしたことから、正確かつ効率的な自動入力を実現することによる物流現場の業務負担軽減の期待効果が大きいと考え、「AIデータコンバーター」を開発しました。

◼️「AIデータコンバーター」の特長

特長①:カレンダー形式など、物流業務特有かつ荷主ごとの独自フォーマットに対応。

定期的な輸配送の情報などは、企業によってはカレンダー形式のフォーマットに⚪︎印とV印がついているのみで「⚪︎がついている日が積込日で、それ以降の直近の日付でV印がついている日が配送日」など、独自ルールで記載されることがあります。こうした形式は文字情報ではないため、従来のOCRでは判別が難しいものでした。当社の「AIデータコンバーター」は、こうした形式の読み取りにも対応します。発注側の業務フローを変えることなく、受注側が入力業務やデータ整備を大きく効率化することが可能です。

特長②:データ連携を前提とした設計で、不足情報の補完や形式補正に対応。

取引が長年に渡っているケースでは「データ管理には不可欠だが暗黙の了解で帳票への記載が省略されている」情報があったり、発注者の帳票フォーマットでは複数項目に分けて記載されている情報を受注者側では一項目として扱いたい場合があったりします。このような場合、単に帳票に記載されている情報をデジタル化するだけでは業務改善に繋げることが難しいのが課題とされてきました。「AIデータコンバーター」では、マスタデータの引き当て機能や固定値補完機能などの提供を通じ、帳票にそもそも不足しており従来は人が読み解いて補完・補正していた情報の整理まで代替します。

特長③:項目の割り当てをAIが自動で実施するため、読み取り対象箇所の都度調整が不要。

従来のOCRでは、帳票のフォーマットごとに「この部分が積込地の情報」「この部分が指定の車格」など、書類のどの部分からどの情報を読み取るのかを都度指定する必要がありました。物流業界では取引先(荷主)が多岐にわたることが多く、取引先ごとに帳票が異なるため、この都度設定の対応負荷がOCRの導入にあたっての課題となっています。また、「重量」として記載されている情報が車格(小型車両など)を意味するなど、単に項目を置き換えるだけでは読み取れない情報も存在します。

当社の「AIデータコンバーター」は読み取った情報から物流業務における「意味」を見つけ出し、都度設定や人の手による情報修正を行うことなく、スムーズに導入することが可能です。

特長④:CSVへの出力で、配車システムに限らず基幹システムやWMSへの連携にも対応

物流業務でやりとりされる情報は、輸配送に限らず生産・在庫管理、会計などにも活用可能という特性があります。そこで「AIデータコンバーター」は、読み取った情報を整備・変換しCSVに出力することでシステム間でのデータ連携を実現します。

これにより、システム連携等にかけられる予算が限られた企業においても、自社の運用に最適なシステムやツールを組み合わせ、無理なくDXを実現することが可能です。

◼️当社の運送手配マッチングサービス業務での活用事例:当該業務の作業時間が8割減

本システムの開発にあたっては、当社の運送手配マッチングサービスでの実際の業務において効果検証を行っています。車両手配や実運送体制管理簿の作成に繋がる情報蓄積に必要な、荷主からの発注内容を配車管理システムに 入力する作業を、本システムのβ版にて代替しました。

その結果、従来手作業で1日あたり約75分かかっていた業務が15分で完結可能になり、当該業務にかかる時間を8割削減することに成功しました。

◼️今後の展開

社内業務での検証で「AIデータコンバーター」の実効性が確認されたことから、2026年6月より販売・提供を開始します。当社の他のサービスの導入有無に関わらずご利用いただけます。これにより当社は、物流に関わる広範なアナログ業務の効率化に貢献することを目指します。

<ご導入に関するお問い合わせ先はこちら>

https://www.hacobell.com/documents/brf47wlz5d1

◼️ハコベル株式会社について

ハコベル株式会社は「物流の『次』を発明する」をミッションに、物流プラットフォーム事業を展開し、多重下請け構造解消に向けた「運送手配マッチングサービス」と、物流関連業務の可視化・効率化を実現する「物流DXサービス」を提供しています。

ラクスル株式会社の新規事業として2015年に事業を開始し、2022年8月にセイノーホールディングスの出資を受け、セイノーホールディングス・ラクスルのジョイントベンチャーとして会社を設立。2023年以降、複数の大手物流関連企業やVCからの出資を受け事業上の連携を強化しており、物流業界の持続的な成長への貢献を目指しています。

【企業情報】

商号:ハコベル株式会社

代表取締役社長CEO: 狭間 健志

設立:2022年8月1日

所在地:東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル1・3F

事業内容:運送手配マッチングサービス、物流DXサービスを展開する物流プラットフォーム事業

URL:https://corp.hacobell.com/

サービスサイト:https://www.hacobell.com/

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会社概要

ハコベル株式会社

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URL
https://corp.hacobell.com/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都中央区八丁堀2-14-1  住友不動産八重洲通ビル1・3F
電話番号
03-6625-5214
代表者名
狭間 健志
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年08月