住みながら約半日で最新の樹脂窓へかんたんリフォーム　「かんたんマドリモ」発売　　~業界初“ノンシールカバー工法”の戸建て住宅用窓リフォーム商品~

ＹＫＫ ＡＰは、住みながら簡単に最新の樹脂窓に窓リフォームができる商品「かんたんマドリモ」を2016年4月4日に発売します。

　ＹＫＫ ＡＰ株式会社（社長：堀 秀充、本社：東京都千代田区、資本金：100億円）は、住みながら簡単に最新の樹脂窓に窓リフォームができる商品「かんたんマドリモ」を2016年4月4日に発売します。戸建て住宅用商品では業界初となる防水シーリングが不要なカバー工法を採用し、既設の窓枠に新しい窓を設置するだけで、施工業者にとっても、生活者にとっても簡単に窓のリフォームが可能です。

　日本の住宅ストック約6,000万戸※1の内、居住者のいる住宅の約7割は、未だに断熱性能の低い単板ガラス窓なのが現状です。家庭からの温暖化ガス排出削減などを目的として国が導入した省エネ住宅ポイント制度などにより、「内窓」による断熱リフォームは着実に広がりをみせていますが、窓自体の交換リフォーム（外窓交換）は外壁を壊す工事となり、騒音、粉塵が発生。工期も長く費用を含め大掛かりなリフォーム工事となっており、なかなか浸透していないのも現状です。

　今回発売する「かんたんマドリモ」は、足場が不要で外壁・内壁を一切壊さず、既存の窓枠の上に被せるカバー工法でありながら、防水シーリングを使わない「ノンシールカバー工法」を実現しました。接着テープ付きの気密シートを標準装備し、熟練技術が求められるシーリング作業を省くことで、施工知識が少なくても簡単に施工でき、且つシーリングの施工品質に頼らない安定した止水性能を実現しておりますので、施工者数の拡大にもつながると考えております。
　これにより、“出入りの多い窓の交換”や“開かない窓から開く窓への交換”などは　　「かんたんマドリモ」による外窓交換。一方、“開閉頻度の少ない部屋は内窓設置（二重窓）”と、お客様の生活スタイルやお困りごとにあった適材適所での窓のトータルリフォーム提案が可能になります。

　ＹＫＫ ＡＰでは、樹脂窓を筆頭に世界トップクラスの断熱性能を持ったさまざまな窓をラインアップしてきました。今回発売する「かんたんマドリモ」は、簡単に高性能な樹脂窓に交換できることから、住宅ストック市場での窓リフォーム需要の獲得も推進します。
 

 

■業界初（戸建て住宅用）ノンシールカバー工法　　※特許出願中
従来のシーリングによる止水構造に対し、マドリモは気密シートにより等圧構造を作り出すことで、雨水の侵入を防ぎます。

 

気密シートと水密材による安心の2重バリア

 

かんたん施工
・養生不要で、同梱された気密シートを貼り付けるだけ。現場での取付け部材を減らし、施工の手間や時間を削減したことで、通常数日かかる施工が100分～半日に短縮。
・シーリング技術などの専門知識は不要で、簡単な知識や技術で施工が可能。


■現場に応じて選べる施工方法（室内・室外施工）
●現場で取付け部材を既設枠に取り付けた後に新設枠を吊り込む「室内施工」
⇒　2階の窓でも足場が不要になるため、施工時間や費用を削減することが可能。
●すべての部材をあらかじめ組立てた状態で現場に搬入し、既設枠に吊り込む「室外施工」
⇒　庭やベランダを作業スペースとして使えるので、室内に入る事を最小限に抑え、お施主様の負担を軽減。

 

 

■樹脂窓中心の商品ラインアップ

交換する窓は、世界トップクラスの性能のトリプルガラス樹脂窓「ＡＰＷ４３０」、高性能樹脂窓「ＡＰＷ３３０」や、アルミと樹脂の複合窓「ＡＰＷ３１０」、アルミ製の窓「エイピアＪ」までラインアップ。中でも樹脂窓なら、生活者の住まいに対する悩みのＴＯＰ３である暑さ、寒さ、結露※2を、すべて解決します。

【商品概要（「ＡＰＷ３３０」仕様の場合）】

※1総務省統計局「平成25年住宅・土地統計調査」より

※2 2015年9月実施の「窓」に関する調査：全国300名（ＹＫＫ ＡＰ調べ）より
※3ガラス込、消費税・現場搬入費・取付費は含まれません。