積水ハウスがANDPAD を導入

グループ全体での活用に向け、ANDPADの運用推進を目的とする業務委託契約を締結

株式会社アンドパッド

2025年5月27日 10時00分

クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッド（本社：東京都千代田区、代表取締役：稲田武夫、以下アンドパッド）は、積水ハウス株式会社（本社：大阪府大阪市北区、代表取締役兼CEO 社長執行役員：仲井嘉浩、以下積水ハウス）が、積水ハウスグループ全体での施工管理業務の標準化を通じた業務の効率化及び生産性向上を目的に「ANDPAD」の導入を決定したことをお知らせいたします。

また、本件に関連し積水ハウスグループ全体での「ANDPAD」の活用に向けて、基幹システムとのデータ連携や現場での運用設計・推進を目的とした業務委託契約を締結しました。

■背景と目的

現在、建設業においては従事者の高齢化や人材不足、低い労働生産性などの慢性的な課題がある中で、2024年4月からの残業上限規制の適用、2025年4月からは「４号特例縮小」「省エネ基準適合義務化」などハウスメーカー、工務店、リフォーム会社を中心に、住宅業界での更なる業務負荷の増加が顕著となっています。
積水ハウスは、1960年の創業以来、累積建築戸数270万戸を超える住宅を建築してきたトップクラスの住宅メーカーです。同社においても、将来を見据えて従事者の高齢化や人材不足等の課題に備えるべく、積水ハウスグループ全体の施工管理業務の標準化を通して、コアコンピタンスの一つである施工力のさらなる強化を目指しています。

その一環として、積水ハウスではグループ内の施工管理に関する基幹システムの刷新に取り組んでいます。シェアNo.1※のクラウド型建設プロジェクト管理サービスである「ANDPAD」を採用し、グループ会社社員および工事を委託する外部の工事店が共通のシステムとして利用することで、施工現場における図面、工程表、検査記録、写真、入退場記録などの施工データの一元管理を実現します。現場監督が遠隔で作業指示を行えるようになることに加え、情報伝達や検査の進捗を記録・共有することで、現場状況の可視化やヒューマンエラーの削減に繋がることで、工事現場での職務環境改善を図ります。　

■ 選定理由と取組内容

今回の「ANDPAD」の導入決定および業務委託契約の締結に先立ち、「積水ハウスグループ」の施工部門を担う積水ハウス建設グループの一部業務で「ANDPAD」の運用を開始しています。その際、「現場定着に向けたサポート力」「業務効率化とコスト削減への貢献」「業界トップシェア」であることを評価され、今回積水ハウスグループ全体での「ANDPAD」の導入決定および業務委託契約の締結に至りました。

グループ内の施工管理に関する基幹システムの刷新に取り組む中で、アンドパッドは、システム環境設計および基幹システムとのデータ連携設計、また現場での運用設計・導入推進を行い、施工管理業務の標準化と業務効率化を支援します。