三井住友トラスト・アセットマネジメント、サステイナブルファイナンス開示規則(SFDR)対応にブルームバーグのデータソリューションを採用
包括的で広範囲なPAIデータが日本・アジア最大級の資産運用会社の迅速で、よりスムーズな規制対応を支援
三井住友トラスト・アセットマネジメントは日本およびアジアで最大規模の運用会社で、86兆円(2023年3月末基準)をAUMとして運用しています。日本版スチュワードシップ・コードやPRIの署名機関として、サステイナブルファイナンス開示規則(SFDR)などを含むESG課題への取り組みを積極的に進めています。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの専務執行役員である堀井浩之氏は次のように述べています。「弊社では、ESG投資には従来から注力しており、透明性向上のための情報開示の充実に継続的に取り組んでいます。今般、ブルームバーグとの継続的な対話を通じて、日々、変化を遂げる規制の内容を把握し、迅速にデータサービスのレベルアップを行うなど、同社のデータサービス体制やサポート体制が確認できた点が今回の決め手の一つとなりました。また、ブルームバーグのESG規制に関する専門知識も高く評価しており、欧州の規制の変化に対応した適切なデータが提供されることにも期待を寄せています。ブルームバーグのSFDRデータソリューションは、特に日本株での幅広いカバレッジを実現しており、弊社としても、Principle Adverse Impact(PAI)データを、SFDR対応および今後のESG投資の高度化や情報開示の更なる拡充に活用し、ビジネス展開に繋げていきたいと考えています。」
SFDRにおいてはPAI指標の開示が求められています。三井住友トラスト・アセットマネジメントは、このPAI指標を開示するために、ブルームバーグのSFDRデータソリューションを活用します。このソリューションは、ブルームバーグが網羅する世界1万5000社以上の企業の開示情報をもとに、SFDRのPAI開示要件で求められている要請に合わせた形で、データを加工し、PAI指標を生成します。ブルームバーグ端末の契約者の皆様は、データを検証するために、情報の元となる文書に遡って閲覧することができるため、SFDRの報告に正確性と信頼性をもたらします。
また、ブルームバーグのカーボン排出量データセットは、10万社以上の企業が報告するスコープ1、2、3排出量と推定値を提供しています。
「ブルームバーグのSFDRソリューションは、複雑さを排除し、高品質で包括的なデータを提供することで、顧客の皆様が投資の持続可能性を真に把握できるようご支援します」、とブルームバーグのサステナブルファイナンスソリューションズのグローバルヘッドであるパトリシア・トレスは述べています。「弊社の包括的で独自なデータとソリューションが、三井住友トラスト・アセットマネジメントの皆様のESGにおける優先事項をサポートできることを嬉しく思います」
ブルームバーグの日本統括責任者であるノーマン・トゥエイボームは次のように述べています。「規制要件は常に進化しており、内容を迅速に把握し、積極的に対応していくためには適切なパートナーが必要です。当社のSFDRデータソリューションは、三井住友トラスト・アセットマネジメントを含む世界中の多くの企業が、複雑な規制環境を乗り切り、課題を競争力に変えるお手伝いをしています」
ブルームバーグのSFDRデータソリューションは、ブルームバーグ端末を通じて、またエンタープライズ・データのお客様はデータライセンスを通じてBloomberg.data.comでご提供しています。詳細については、こちらのウェブサイト( https://about.bloomberg.co.jp/solution/sustainable-finance/ )をご覧ください。
ブルームバーグについて
ブルームバーグは、世界のビジネス・金融情報のリーディング・カンパニーとして、市場に透明性、効率性、公正性をもたらす、信頼性の高いデータ、ニュース、インサイトを提供しています。当社は、お客様がより多くの情報に基づいた意思決定を行い、より良いコラボレーションを促進することを可能にする信頼性の高いテクノロジー・ソリューションを通じて、世界の金融エコシステムにおいて影響力のあるコミュニティをつなぐ支援をしています。
詳細については、こちら( https://about.bloomberg.co.jp/corporate-profile/ )をご覧いただくか、デモをリクエスト( https://about.bloomberg.co.jp/request-demo/?tactic-page=467038 )してください。
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社について
三井住友トラスト・アセットマネジメントは、日本並びにアジアで最大級の資産運用会社です。「未来の可能性を拓き、真に“豊かな”社会を育む。」を理念とし、責任ある機関投資家として、投資先企業を含むマルチステークホルダーとの建設的な対話や、国際的なESG推進団体との様々な分野での協働を通じて、グローバルな視点でESG課題の解決に取り組んでいます。時代にふさわしい資産運用の姿を追求するとともに、豊かで持続的な社会の形成に貢献することで、お客さまの中長期的な投資リターンの最大化を図るよう努めてまいります。
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