写真が動く! 丸岡城パンフレットをデジタル化
写真が動画として楽しめる新機能を追加

現存12天守のひとつ、丸岡城(坂井市丸岡町)の紙製パンフレットをデジタル化する取り組みを始めました。新たにデジタル化されたパンフレットでは、紙のものとは異なり、写真が動く動画形式になっており、より臨場感あふれる映像体験をお楽しみいただけます。静止画では感じられなかった〝生き生きした〟丸岡城の魅力を存分に味わえます。
また、パンフレット内の青い文字を押すと、丸岡城公式ホームページへアクセスが可能となっており、さらに詳しい情報を手軽に確認することができます。
今後も、より多くの方に歴史的価値を伝えるべく、デジタル技術を活用した取り組みを続けてまいります。

◆参考文献
歴史・食・ものづくりと多様な魅力にあふれる坂井市・丸岡町

「丸岡城」のある坂井市丸岡町 は福井県の北部 に位置し、城下町として発達してきました。日本を代表する美味しい米「コシヒカリ」のふるさととして知られるほか、県内トップクラスのそばの生産量を誇ります。また、全国のシェアの70%を占める織ネームや美術工芸品「越前織」も発達するなど、歴史・食・ものづくりと、さまざまな魅力にあふれるまちです。
丸岡城の3つの魅力
築城から400年以上にわたり、数々のドラマを経てきた丸岡城。そのストーリーを語る上で欠かせない、3つの魅力をご紹介します。

現存12天守の一つ
丸岡城は1576年に柴田勝家の甥「柴田勝豊」が築城し、江戸時代以前の天守が現存する12の城のひとつ。合戦中に大蛇が現れて霞を噴き、城を隠したという伝説があることから別名「霞ヶ城」とも言われています。明治時代の廃城令や昭和の福井地震など、幾度となく危機にさらされますが、地域の方々の熱い想いによって今も当時の姿が守られ、その価値を伝え続けています。

素朴のなかに垣間見える匠
天守台の石垣は加工の少ない自然石を積んだ「野面(のづら)積み」。一見隙間が多く粗雑に見えても、水はけが良く大雨でも崩れにくい匠の技で積まれています。福井地震で一度は倒壊した天守を復活させたのもまた、匠の技。柱や梁などは7割以上が江戸時代からのもので、倒壊前と寸分たがわず修理されました。江戸時代から現代にいたるまで、大工、石工、左官の匠によって守られてきた丸岡城天守は、素朴ながらも日本の伝統技術に支えられてきたのです。

日本一短い手紙『一筆啓上』
丸岡藩の初代藩主「本多成重」の父が陣中から妻に宛てた手紙。"一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ"無駄をそぎ落とした簡潔明瞭な中にも妻や子を気遣う優しさが伺え、手紙の見本として現代でも親しまれています。
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