【販売開始】木材を使用した座屈拘束ブレース「木・鋼アンボンドブレース®」
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、座屈拘束材に木材を活用した環境配慮型の「木・鋼アンボンドブレース®」(以下「本部材」)を開発し、販売を開始しましたのでお知らせいたします。
近年、建築分野ではカーボンニュートラルへの対応を背景に、木材を主要構造材として活用するニーズが高まっており、当社は高い構造性能と環境負荷の低減を両立する新たな耐震ブレースの開発を進めてきました。
本部材は軸力を負担する芯材の座屈を集成材によって拘束する構造となっており、大地震などの大きな繰り返し荷重に対しても、安定した履歴特性※1により、高い耐震性能を発揮します。第三者※2による構造性能評価においては、耐震ブレースにおける最高ランクである「種別BA」※3 を取得しています。軸力は1000kN, 1500kN, 2000kNの3種類をラインアップし、集成材は最大7mまで対応可能です。座屈拘束材に使用する集成材にはスギ・カラマツ・ヒノキなど多様な樹種を採用できるため、建設地ごとのニーズに応えられることに加え、集成材を現(あらわ)し※4として活用することで、本部材を意匠の一部としても取り入れることができ、建築デザインの自由度も高まります。さらに、座屈拘束材に集成材を利用していることからCO2の排出削減効果を高めることができ、カーボンニュートラル社会の実現にも寄与します。
当社は、今後も「鉄」の知見と鋼構造エンジニアリング力を活かし、高い耐震性能を有する免制震技術の提供を通じ、災害に強くレジリエントな社会、安心して住み続けることができるまちづくりに貢献して参ります。
※1 地震などによる繰り返し荷重を受けた際の、力と変形の関係やエネルギー吸収性能を示す性質。
※2 日本ERI株式会社。
※3 耐震ブレースの変形性能を示す区分のうち、座屈しにくく、地震時に高いエネルギー吸収性能を発揮する最高ランク。
※4 素材や構造体などをそのまま見せるデザインスタイルのこと。


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