ドア会社の無人展示場にアニメ女性のアバター接客を導入
〜自宅テレワークの社員も接客が容易になり、かつプライバシーも保護〜
室内ドア専門メーカー、神谷コーポレーション湘南株式会社 (本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:神谷忠重)は、10月1日より名古屋ショールームにて、アバター(分身となるキャラクター)による接客を開始いたします。
当社には2023年9月現在、全国11か所に室内ドア専門ショールームがあり、内仙台、久留米、新潟、札幌の4店舗は無人運営のショールームです。
各無人ショールームへの来場は「完全予約制」で案内しており、予約が入った際はその時間に合わせて伊勢原本社に勤務する社員がZoomで現地とつないで対応していました。しかし、コロナ禍以降はテレワークする社員が増加し、自宅で仕事をしているにもかかわらず、オンライン接客のために化粧をしたり、スーツを着用したりする必要がありました。
アバター接客では、モニターに映ったアニメ女性のキャラクターが、遠隔操作する社員の瞬きや顔の動きに連動します。対応者は身だしなみに気を尖らせなくてもいいだけでなく、表情管理の面でもアニメーションで均一化されるため、接客の印象にムラがなくなります。また、音声は社員の声そのままとなりますので、電子音や合成音声のような無機質な声ではなく、感情のこもった接客となります。また、アバターは男女バリエーションがあるため、男性社員でも対応が可能です。
導入にあたっては8月末より本社隣接の伊勢原ファクトリーショールームでテストを、10月1日より名古屋ショールームで稼働を開始します。その後は全国のショールームでも展開していく予定で、将来的にAI技術と掛け合わせて、ショールームの完全無人運営を目指していきます。
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